みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
106.ちょっと長時間であることは否めない。もう一度見たくなるような作品ではなかったのでー1点。公安権力がいかに危険かを知るために一度は見る価値はあるかと。古い町並みや車などを良く再現されてました。アンジェリーナジョリーだったんですよね?ところどころ綺麗さは垣間見れるのですが、地味な役に徹しきれてたのが素晴らしい。役者ですね。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-23 20:13:56) 105.《ネタバレ》 悲しい話だけど希望に満ちていて、すごく良い作品だった。 権力を盾にした警察の欺瞞に立ち向かう勇気と、その原動力である母の愛情が、全編に渡って伝わってくる。 この話では警察側にも立派な人がいて、そこから進展した捜査がきっかけとなり裁判で勝ちを得ることができたのだが、それは稀なケースだろうし、実際に絶望的な力で押し潰されて歴史に埋もれてしまった人もたくさんいるのだと思うと、いたたまれない気持ちになった。 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-20 21:02:39) 104.イーストウッドは本当にすごい・・そしてすごい化粧も自分のものにしてしまうアンジーさんはもっとすごい。ひたすら子どもの帰りを待ち望む母親を完璧に演じきっている。 最後にかすかな希望の光を与えてくれてありがとう。 【AKO】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-07 18:12:53) 103.《ネタバレ》 久しぶりにいい映画を見た。目を話す余裕のない2時間半、完全に吸い込まれた。母親には共感し、警察や精神病院の人にはものすごい理不尽さを感じさせられる。 ■さて、牧師とコリンズ夫人は実は結構見ている世界がずれているような気がした。夫人はただひたすら息子の帰りを信じ、警察にも「謝罪とかは何も要らない、ただ息子を返して」と訴える。他方、牧師は警察の腐敗を告発することが一番であり、きつく言えば夫人は警察被害者のワンケースにすぎない。それが象徴的に表れるのは病院釈放後、ウォルター死亡かのニュースで倒れた夫人が意識を戻した後、牧師に「今は君に注目が集まっている」と夫人に表に出ることを勧めるのに対し、夫人は家に帰ってしまうシーンだろう。 ■そう、夫人の行動を「愛」と書いている人が多いが、確かに愛と言えば愛なのだが、個人的には冒頭の息子とのやり取りで夫が逃げたことに触れて「責任」を持ちだしていたが、その「息子への責任=義務」こそがあるのではなかろうか。 ■なお、別人の息子について。あの「ハリウッドスターに会いたい」のくだりは本心じゃなくて警察に作らされた(言わされた)のだろう(もともとこの子は浮浪者に捨てられて保護されたことを思い出そう)。だからあんな鉄面皮にウォルターだと言い張り続けるのは、警察にそう言えと言われたのはそうだが、端的に「コリンズ夫人のところしか居場所がない」からではなかろうか。 【θ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-07 01:33:14)(良:1票) 102.《ネタバレ》 実話だから仕方ないけど、いなくなった息子になりすました子供に、ミステリーを期待し過ぎてしまったので肩透かしでした。 【はに丸】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-12-28 01:29:05) 101.イーストウッド作品は時に冗長になりすぎる傾向がありますが、本作は娯楽作顔負けの勢いで物語が進行し、監督作中もっとも面白い作品となっています(楽しんで見るような題材ではありませんが、ここはあえて「面白い」と言います)。ここのところのイーストウッドといえば、人生を知り尽くした御大が、まるで仙人のように淡々と哲学を語る作品が多くなっていますが、本作は観客の感情を刺激するダイナミックなドラマ作品として製作されています。イーストウッドのストーリーテリングは神業の域に達しており、呼吸をするかの如く的確な演出を披露します。わずかな時間でコリンズ親子の強い絆を描き、観客にこの親子を好きにならせる冒頭からして光っています。またアンジーの元にやってきた謎の少年や、臭いものに蓋をすることしか考えないLAPDのイヤらしさときたら見事なもので、見ている間中はらわたが煮えくりかえる思いがしました。それに対するブリーグレブ牧師は、西部劇のヒーローか、ダーティハリーかと言わんばかりの頼りになる男で、「この人が来たからには正義がなされるはずだ」という安心感は抜群。戦うことに迷ったり、弱かったりするここ最近の正義の味方には欠けている魅力を放っています。彼が現れるタイミングも絶妙で、クリスティンが追い込まれて追い込まれてもうダメかという時にやってきて、悪事をなしていた者を黙らせる展開にはアクション映画以上のカタルシスがありました。この辺りは、娯楽作も多く手掛けてきたイーストウッドならではの巧さでしょう。。。子を失った親の物語としては「ミスティック・リバー」と共通していますが、「ミスティック~」に描かれる父親のリアクションが怒りと復讐心を中心としているのに対し、本作に描かれる母親のリアクションは、ひたすらにわが子の生存を願い、その他のことは(憎むべき犯人や、自分を傷つけた警察すら)ほとんど目に入っていないというものでした。権力との戦いはブリーグレブ牧師に任せ、クリスティンがとる行動は全て息子の方へ向いたものとした構成上の判断は的確。普通の監督が撮れば犯人への憤りや警察への復讐を描いてしまうところですが、そうはしなかったイーストウッドはやはり仙人の域に達しているようです。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2009-12-25 15:31:16)(良:2票) 100.アンジェリナー・ジョリーの造り込んだ唇は、見るものすべてを台無しにすると思う。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-20 22:49:09) 99.非常に理不尽かつダークな実話を元にしたストーリーを決して退屈にならない「エンターテイメント」で纏め上げ、かといって同じ分野が得意のスコセッシやコーエン兄弟ほど軽くもならない重厚な社会派作品に仕上がっている。そもそも警察の大汚職などそこらの影響力の無い監督に扱えるわけが無いわけだが、シドニー・ルメットの後のハリウッドの社会派作品を引っ張るのはイーストウッドだろうか。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-11 18:51:55) 98.《ネタバレ》 個人的にはアンジェはバリバリ動く女優なイメージがあったので新鮮でした。映画内容は警察、精神病棟の黒い表現が多く、リアルでも考えられそうな映画でしたね。結局息子が戻ってこず、なんだか後味が悪いエンドでした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-04 12:32:31) 97.偽物の子供、いくら子供だからといって腹が立つ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-27 23:56:11) 96.《ネタバレ》 行方不明の息子が、警察のでっち上げで帰ってきた。いくら否定しても、アンジーが精神病だと言ったり、とにかく引き下がらない。結局、殺人事件に巻き込まれて殺された可能性が高いとわかる。いかにも、ハリウッド的で、イーストウッド的である。警察が徹底的に悪く描かれていた。現実はそんな白黒はっきりしてないと思うんだけどなぁ。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 21:54:51) 95.《ネタバレ》 淡々とした雰囲気の中に正義を貫いた母が子を想う気持ち、その力強さが滲んでいました。観賞後実にスカッとする作品です。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-17 20:33:29) 94.こんなことが本当に起こりえた時代があったんだね。警察の腐敗はいつの世にもあるが、、、 【ぺん】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-15 16:12:08) 93.事実は小説より奇なり、と言う格言を地でいっている作品です。 いくら成長期の子どもとは言え、たった5ヶ月会わなかっただけで親に見分けが付かない訳ないだろうに・・・ 真実(まぁ、クリスティン・コリンズ(アンジー)にとって信じたいことなのだが)を求めて、静かなに戦う姿を過不足なく演じているアンジーが素晴らしい。 しかし、長いな。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-08 03:53:38) 92.《ネタバレ》 なんと不合理な。精神病院に入れられてしまうのは、冤罪みたいなものですかね。大変見所の多い映画でした。カッコーの巣の上でを思い出しました。最初の男の子が、なぜ嘘をついていたのかよくわからなかったけど、その理由はwikiにありました。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-11-03 23:57:19) 91.《ネタバレ》 おびえる子どもたちが、おびえながらも何らかの勇気ある行動を取るところがいい。たとえば犯人の側の少年が、荒れ果てた牧場で遺体を埋めた場所を掘るところ。刑事がもういいと言っても掘り続け、泣き崩れる。あるいは被害者のほうの少年が、黙っていたことに自責を感じ、名乗り出る不安におびえて何年も耐えてたと分かるところ。(ふてくされていた犯人も、絞首台の上でおびえ、子どものように「きよしこの夜」をふるえ声で歌い出す。)子どもたちは恐怖と自責に取り巻かれ、しかしそれを何とか乗り越えていく。彼らの世代はやがて『父親たちの星条旗』や『硫黄島からの手紙』の兵士になって、さらなるおびえと戦わなければならなくなる訳だ。この陰惨な世界の中で、どこかでおびえ続けている子どもを探し通す母が映画の芯になる。バスから最後に息子を見送った窓辺の位置が何度も反復され、刑務所の犯人と対決するのも窓辺、ラストの取調室を覗くシーンでは、子どもではなく反射する自分の顔と向かい合っているのが痛ましい。ただ映画としては、サスペンス・社会派・法廷もの・犯罪者の心理ものと間口を広げすぎて焦点が拡散してしまった。精神病院のエピソードなんか、もっとあっさりしてても良かったんじゃないか。マルコヴィッチが意外と面白くない。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-30 12:00:08)(良:1票) 90.女性と子供の力強さ、母と子の絆の深さを見ることができました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-26 18:48:24) 89.《ネタバレ》 予備知識無しで見たので、エンディングで必ず母と子が再会するシーンになるはずと思い込んでみていたので驚愕のラストでした。中盤以降は、母の強さを感じるストーリーで、とても引き込まれました。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-25 01:22:57) 88.《ネタバレ》 実話ということですが途中、目を背けたくなるほど強烈で重い話でした。結局、生涯、息子さんとは会えなかったということで残念な結末ですが、やはり何処かで生きてて欲しいと願わずにはいられません・・・。 【より】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-25 01:05:10) 87.《ネタバレ》 イーストウッドにしては珍しく女性が主人公の作品と思いきや、この映画は企画段階ではロン・ハワードが監督するはずだったそうです(彼は製作にまわっています)。とは言え、さすがイーストウッド、アンジョリーナ・ジョリーの素晴らしい演技を引き出してくれました。この映画では彼女えらくスリムになっていて、きつい赤のルージュのせいか何か別人みたいな印象です。これが実話だというんですから、アメリカって本当に変な国ですねえ。観ていて物足りなかったのは、警察が別人をウォルターに仕立てる過程や内情を描いていなかったところで、これがあればもっと盛り上がっていただろうと思います。それにしても、イーストウッドの担当した音楽は素晴らしかったです。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-18 23:44:12)
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