みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
122.《ネタバレ》 用心棒よりこっちのが面白かったです 滅法強くて頭が切れる三十朗が渋くて最高にカッコイイ 思わず自分も顎の鬚を触ってしまいたくなります。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-22 22:23:21) 121.《ネタバレ》 96分というコンパクトさで、テンポがよく、軽めで、笑いも多い。 実のところはギャグ映画ではないか、というくらいコミカルだし、登場人物全員どこかネジが一本違っちゃってるようで何かおかしい。「金魚の糞」もそうだし、「赤でも白でも、どっちでもいいだろ」(これは伏線だが)とかもわりと面白い。ラストの決闘は確かに名シーン。長く間を置いて一瞬で決まる。だけどあの血の出かたも、本当はああいう風になるのかもしれないけど、なんかギャグな感じ。 ということで私的にはギャグ映画という認定ですが何か(笑) 【θ】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-13 20:27:20) 120.評価高かったから見たんですが・・・すんません何故こんなに評価が高いのか分かりませんでした。古い映画も決して嫌いではないんですが、やはり最近の見た目派手な映像に慣れすぎたのでしょうか?もしかしたらラストシーンだけテレビで見たせいなのか? 【レッドホーク】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-13 01:04:22) 119.はじめてみた黒沢映画。三十郎のセリフ「俺は酒飲むと頭良くなるんだぜ」にはしびれた。あんなおっさん近くにいないかなー。いても困るけど。若かりし日の田中邦衛、加山雄三や小林桂樹も必見。私はこれを観て三船敏郎の大ファンになり、彼の出演する黒沢時代劇を見漁りました。 【クリロ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-04-06 21:08:40) 118.映画は省略の芸術とは良く言ったもの。 【寺 梅斗】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-14 12:57:38) 117.中学生のとき、ふとテレビをつけると、映像の汚いモノクロの映画が始まるところでした。暇だったので見ることにしました。それが椿三十郎という映画だったことも知らず、何の期待もしていなかったのですが、気がついたら、映画にのめり込んでいる自分がいました。完全に映画の中の世界に入り込んでしまったのか、周囲の部屋の景色が目に入ってこなかったくらい集中して見たのを記憶しています。白黒で何を言っているのか聞き取りにくいのになんておもしろい映画なんだ、こんなおもしろい映画が世の中にあったのかと思いました。明日は学校でこの映画の話題でもちきろだろうなと思いましたが、次の日学校に行ってみると見た人は自分以外に誰一人いませんでした。椿三十郎というおもしろい映画があるんだとあちこちで言いましたが、誰も取り合ってくれませんでした。あれから数十年後、インターネットが普及した世の中で、このようなレビューサイトを見ると、どこでもかなりの高評価であり、やっぱり自分の目は間違ってなかったんだとうれしくなります。あのころの中学校の友達、シネマレビューでこの映画のことを知って、観てくれていたらいいなと思います。あいつの言ってたことはほんとだったんだと、きっと思ってくれることでしょう。 【だいちゃん】さん [地上波(吹替)] 10点(2007-01-01 21:40:32)(良:5票) 116.《ネタバレ》 「用心棒」に引き続き化物級の働きで事件解決してしまう〝何ちゃら三十郎もうすぐ四十郎だがな〟。やはり三船敏郎が素晴らしいというか凄過ぎて圧倒されます。今回はその三十郎と、頭は足りないが真っ直ぐな若侍とのコントラストも室戸半兵衛との一騎討ちも見所ですが、私は奥方との関係が何とも好きですね。まるで正反対の人間である二人が、お互い一目置いていると言いますか認め合っている様子が随所に表われています。奥方は三十郎のような鋭い切れ味はなく抜き身の三十郎を〝よく切れる刀〟と称し鞘に収め最高の刀にし召抱えたいと考える。そして危ないほどにギラギラしている三十郎には奥方のような品格が備わっていず、立派過ぎる奥方の前では居心地が悪く借りてきた猫のようになる。このキャラクターの造形と対比はシンプルですが、対極にあるからこそ互いに持ち得ない魅力に惹かれ合うという普遍的な事を面白おかしくも美しく描いています。奥方たちが合図は赤い椿だ白い椿だと緊張感のかけらも無い呑気な議論をしている間、三十郎がイライラを隠せず仮名をなぞるシーンなど笑えます。しかし何と言っても奥方のため三十郎が踏み台になる場面が秀逸ですね。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-28 18:16:23)(良:1票) 115.《ネタバレ》 武士とか侍とか好きな俺にはたまらない1本。 もう三船敏郎演じる椿三十郎がかっこよすぎるんだ、これが。ただかっこいいだけじゃないところが魅力的。 見ず知らずの若侍達に協力してやったり、最初は何も考えてなかったけどあの奥さんにあのセリフ言われてからは無駄な殺生を控えたり、とそんな一面もあって良い・・・非常に良い。 「や」の文字をなぞる動作が印象的。つい一緒に俺もなぞったよ。 そしてラストの決闘。あの間が良いよ、あの間が。目が離せない、息を飲むシーンとはこれだ! 今まで全然血なんか出てなかったのにいきなり飛び出しすぎじゃない?なんて些細な事は全然気にならないのだ。 テンポも良いし笑いもあるから飽きない。俺は黒澤作品は七人の侍から入ったけど、こういう短めのやつから入ると良いのかも。 【ケ66軍曹】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-28 02:25:56)(良:1票) 114.三十郎以外の活躍がないのがちと寂しいが、充分に見応えある作品。蜘蛛の巣城やはくちは重苦しいけど、こちらは割と気楽に見られます。 【トナカイ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-10-27 23:14:33) 113.《ネタバレ》 まず96分という短さ、テンポの良さがいいですね。「用心棒」は中盤説明に時間をかけるのでゆっくり進む部分があるんですが、こっちは常に一定のスピードで進みます。コミカルな部分も多く、皆で敵の偵察に行く時も、三十郎の後ろに9人もゾロゾロ付いてきちゃって「お前ら、金魚のウンコじゃねえんだから」とか突っ込み入れるし(笑)「仲間9人でも、戦うしかない!」と言ったら三十郎が「いや、10人だ」とか言ってるにも関わらず、三十郎が相手の屋敷に情報収集に入り込んだのを謀反だと仲間が疑って付いてきちゃったり、屋敷の水流に椿を流す名シーンもムダが無いなぁ~。 最後の仲代達矢との決闘シーンも秀逸。20秒近くの間合い・沈黙が続いたと思ったら一瞬で決まる決着!斬られた室戸の胸元から吹き出る血の豪快さはインパクト十分!しかも助けてもらった9人が土下座でお礼をする中、去り際の最後のセリフは「奥方の言う通り、いい刀は鞘に納まっているんだ。お前らも大人しく鞘に納まってろよ・・・・・・、あばよ!」ですよ! あんなに「あばよ!」が似合うのは、三船先生か柳沢慎吾位ですよ! ミフネ超カッケ~~♪男が惚れる男だよありゃw しかも口はめっぽう悪いけど、女の前じゃ紳士だったりする! テンポアップしつつ、斬ってる人数じゃ「用心棒」より上!もし観られていない方で、男くさい感じの侍スキーな方はご覧になってみてください!立ち振る舞いから仕草から全てが画になってる役者なんて、今の時代には残念ながらいないなぁ~。織田裕二が「椿三十郎」をリメイクするらしいけど、ちょっと心配です。。。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-07-28 11:13:18) 112.《ネタバレ》 ストーリー展開のわかりやすさ、テンポの良さ、コミカルなシーンと緊迫したシーンのコントラスト、いずれをとっても素晴らしい。血気盛んな若侍や人質の男、それに危機的状況にも全く上の空の奥方と娘。登場人物は多いのに、見る手が考え込んでしまうような複雑さは微塵も感じられない。決して見る手を飽きさせない起承転結、トントンと進んだ物語が最後の立会いで一気に緊迫度を高め、お約束の「あばよっ!」で見事に終結する。黒澤監督の映画は、まるで文学のようだ。・・・・・・全体としてはむしろコミカルな映画なのに、最後の立会いシーンのリアルさは、流石に伝説になっただけのことはある。ピーンと空気の張り詰めた数秒から貫胴一閃、血飛沫が舞うあのシーンで、後ろで見守る世間知らずな太平の若侍達と、殺し合いの現実を生きてきた一匹狼の三十郎との、ふたつの世界のコントラストが最高潮になる。 【six-coin】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-07-27 12:44:57) 111.三船敏郎素敵。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-15 16:07:13) 110.用心棒よりは面白かった。単純なんだけれども、軽快で展開が楽しく飽きずに見れた。どこか間の抜けた登場人物たちがよかった。 【思込百遍】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-28 22:24:41) 109.最後はすごかった。おもわず「えっ!」って叫んでしまった。 【十人】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-04 05:52:28) 108.緩急の効いた物語展開、三十郎を取り巻くキャストの時にコミカルで、時にシリアスな演技がたまらなく楽しい映画です。前作「用心棒」とは甲乙着け難い良い出来栄えで黒澤映画としては取っ付き易い作品に仕上がっています。ただし、いくら敵方とはいえ悪人とまで言えないのではないのではないかと思う人までバッサバサ斬ってしまうところは残酷そのものです。痛快な黒澤時代劇を見たい人には是非どうぞ。 【たにっち】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-24 20:21:53) 107.黒澤監督の作品で一番好きです。ストーリーが分かりやすく、展開がとても面白いです。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2006-04-23 01:38:00) 106.笑いと軽さを重視した結果、「用心棒」の殺伐とした緊張感・ハードボイルド感が 薄くなってしまった気がします。 これはこれは面白いのですが。 【Ruby】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-19 03:54:41) 105.《ネタバレ》 三十郎の強さに更に磨きがかかり、おっとりとした奥方や、切れ者だがちょっと間の抜けた室戸など個性豊かな人物が多数登場し、絶妙なハーモニーを奏でている。「用心棒」と甲乙つけがたい面白さだと思う。それにしてもなぜ三十郎は素浪人になったのだろうか?知る由も無いが、気になる・・・。それにしても三船さんの佇まいは格好良く、喋らなくても抜群の存在感がある。「世界の三船」と称されるのにも納得だ。う~ん、また見たくなってきた。 【ちゃりお】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-17 19:15:22) 104.《ネタバレ》 前作の卯之助と比べると室戸が少々マヌケっぽく見えたが、ラストの居合で何もかも吹き飛びました。 時間も短いので手軽に見れる極上の娯楽映画ではないでしょうか。 これぞエンターテインメント! 【weber】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2006-03-17 01:38:58) 103.コメディの要素もあり、とてもおもしろかったです。室戸と菊井たちのマヌケさと対照に、三十朗の強さと頭の回転の速さ。そして三十朗をも黙らす奥方のおっとりしたキャラクターが抜群にうまく描かれていました。音楽も場面にマッチしてました。 【すごろく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-26 04:08:45)
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