みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
270.《ネタバレ》 ラッセルクロウを見飽きていたのにとても面白かった。 狙いどおりに翻弄されてしまいました。最初のころ「B級スパイ映画か?」と思ったり。 こういうのもありだよなー。映画として。ある意味幽霊より怖い。丁寧な映像。ラッセルの大学生はやっぱり無理があるなあ。個人的に「翻弄された作品№1」です。受賞のスピーチはやりすぎ。アメリカ映画はすぐこうなるからなあ。これさえなければ。関連作の「ビューティマインド」も見たら本物が出ていた。彼が語っていたのは、「狂気」なんていうものは存在しない、ってなことらしかった。こうなってまでそう思っている彼、本物の言葉は深い。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-02 21:55:27)(良:1票) 269.《ネタバレ》 ミスキャストでは?という感じがして、最後まで映画の世界に入り込めなかった。些細なことなのかもしれないが、実話である分余計に拘って欲しかった。統合失調症については、小説によくある叙述トリックを読んでいるような感じでアッサリ騙されて気持ち良かった。 【キンタイアード】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-02 16:00:29) 268.人間の行動には計算で割りきれるような「答え」はない。 それは人間が全てのことを「頭」で考えて最良の結果になるように行動しているからではなく、「心」で行動しているからなのだろう。 ナッシュを支え続けたアリシアや、プリンストン大時代のライバルであり、晩年のナッシュを支えた友人がナッシュを助ける理屈などはない。 理屈などなくても、人々は行動する。それは人間には「美しい心」があるからではないだろうか。 宇宙の広がりが無限だと証明する手段がなくても無限だと知っているように、「愛」や「友情」の存在を証明する手段はなくても、「愛」や「友情」が確かに存在すると知っている。 人間の行動を計算することはできなくても、「美しい心」に裏打ちされた「理」は確かに存在するかもしれない。 ナッシュのゲーム理論については不勉強であり全く知らないので、ここで持ち出すべきか妥当ではないのかもしれないが、「人間の行動」をモデル化し理論化したものではないだろうか。そのナッシュの映画に対して、人間の計算できない行動を主題にしているのはとても面白いと感じた。 映画の創りとしては、序盤では、一人の学生の「すべてを支配する真理を見出したい」と夢にかける情熱的な姿を描く。中盤では、スパイ行為をサスペンス風に仕上げる。 そして終盤では、一人の男の人間としての復活をヒューマンドラマ的に劇的に描き出した。 これらの様々な要素を取り入れつつ、「夫婦愛(白いハンカチが象徴)」を映画の根っこに置いて一本筋のある映画に仕立てている。この点は評価されてもよいだろう。 ただ2時間余りでは描き出すのに時間の制約があり、夫婦の葛藤など個別エピソードは随分弱くなっている気がする。 ナッシュ自身の苦悩ももう少し描いた方がより分かりやすくなるのではないか。ナッシュは病状を悪化させないように、「すべてを支配する真理」の発見のような難しい研究は諦めているのではないか。しかし、自分には数学しかないから研究は続けざるを得ない。そんな苦悩や葛藤がもう少し欲しかった。 そんな苦悩や葛藤を描いた後に「学生に教える」という答えを導き出せば、ストーリーはより通るような気がする。それにしても、学生時代、教わるのを拒み、中盤の教授時代も人に教える姿勢も示さなかったあのナッシュが、最後の最後に人に教える(協調)素晴らしさに気づくというのもなかなかよい流れではないか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 22:13:58)(良:1票) 267.彼は紙一重で天才だったから良かったけれど、統合失調症と診断されてから周りの人、特に奥さんの苦労ははかり知れないものだったはず。映画だから、と思って見てたけど実話に基づいていると考えると。。。現実はもっと厳しいものだったのでしょう。事実は小説より奇なり。 【織姫】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-12 00:42:47) 266.実際の幻覚がどう見えるか知らないが、、観客を騙す感じでリアルに描写してしまったのが中盤萎えた所だったが、終わりの方はかなりテンポ良く話が進み凄く意外な終わり方をする。しかし、実際の精神病患者はあんな風に見えるのだろうか!? 【oO KIM Oo】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-07 08:26:52) 265.ロン・ハワード監督の創る世界はとても美しい感じ。観てて気持ちがいい。セリフもなんかきれいな印象。ストーリーはというと展開が中盤にオチのようなものがきたりちょっと変わってておもしろい。意外とこんな展開の映画ってないんじゃないかと思ったり。いい映画。数学者が筋肉質というのだけは変だが。何故ラッセルクロウ?仲がいいのかな。シンデレラマンもラッセルクロウだし。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-28 04:58:16) 264.《ネタバレ》 天才にしか見ることのできない幻覚でした。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-24 13:16:16) 263.職人監督による、あらゆる観客層を取り込む為計算しつくされた商売上手な映画。でも嫌いじゃないです、これ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-25 10:37:18) 262.いい映画ですが、内容が臭いですね。最後は愛でまとめてますが、実際はこんなんじゃないらしくて、美化してる部分が多いそうです。それを除けばかなり素晴らしい映画です。 【カジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-24 21:15:28) 261.映画自体もさることながら、サントラも良かったです。ナッシュのように変に覚醒してゆく感じがします。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-12 06:42:59) 260.これは「あらすじ」みたいなもので本当はもっとすごい様々な経験をしてきたのだろうけど、それでも2時間弱でジョン・ナッシュの人生がどんなものであったかということが(まだ死んでないけど)よくわかったし、非常に丁寧に作られていると思った。その半面、「アカデミー賞を獲るぞ!」という思いが強く表れている映画でもあった。でも、実際獲ったのでおめでとうございます。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-22 14:50:44) 259.これはなかなか良かったです。しかし、彼と彼が幻覚だったとは驚きですね。実話ものにしてはスリルありサスエンス(調)ありで観ていて引き込まれます。長さも気にならなかったです。主人公に焦点があてられているのは良いのですが、もう少し「家族」の視点で妻や子供との触れ合いを描いて欲しかったです。しかし奥さんがんばりました。主人公よりも奥さんに賞を上げたいです。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-12 12:55:22) 258.完全に引き込まれました。。完敗です。。はい。 【junneisan】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-04 13:43:20) 257.《ネタバレ》 「ナッシュ均衡」や「ゲーム理論」て経済学で習ったわ。具体的に内容は覚えてなくて、自分がちゃんと理解していたのかも疑問のところがあるんだけど、その時は「面白い考え方」だと思った覚えがあります(^^;それを考案した人が、統合失調症の障害を持っている人だったんすね。幻覚の人物に惑わされ、実物と幻覚の区別がつかなくなってしまう立場が実感できました。それを献身的に支え続けた奥さんの辛さと苦労も。。それから、実際にあんなふうに幻覚が見えるのかはわからないけど、私も「シックスセンス」みたいに「霊の姿が見える人のようだ」とだんだん思えてきて、変に想像力が豊か?な自分は、密かに、「ひょっとしたら、実際は幻覚じゃなくて霊が見えていたのでは!?」とまで思ってしまった。医者に診せたら、どうしても「病気」にされてしまうんだろうし。。それから、ふと思ったのは、大学の寮で幻覚の友人が窓から机を放り投げて壊したのは、ナッシュの作り出した妄想で、実際は、机はちゃんと残っていたということになるのかな?多重人格のように、もうひとりの自分がやっていた、ということとは違うよね。あと、音楽がどこか幻想的で、ナッシュの不思議な感覚をよりかもし出してくれていました。 【kiku☆taro】さん 8点(2005-02-25 14:59:33) 256.期待以上でした。騙される快感みたいものがあります。 【リーム555】さん 9点(2005-01-20 16:28:18) 255.《ネタバレ》 ほんとはもっと長い話だったんだろうなぁ、と思った。苦悩する数学学者と、その家族…2時間ぐらいじゃ語り尽くせないと思う。まぁ、それを凝縮したから映画になった訳で…。でも、とても面白く観れて良かった。現実と幻覚も、最初は本当にわからなかったし、演出の仕方も上手かったと思う。(ちょっとシックスセンスを思い出した)メッセージ色もまずまずな感じ。でも、もうちょっと統合失調症に関して訴えるメッセージが多くても良かった気も… 【紺野 忠文】さん 8点(2005-01-05 20:06:41) 254.《ネタバレ》 それなりに楽しめたものの、ナッシュのダークな部分がすっかり漂白されてしまったというのもあって中途半端な印象。風変わりな天才の伝記物という趣の前半、突然サスペンスフルになる中盤、そして病気との闘いと家族の絆を描く後半のあいだのつながりが、いまいち・・・。最後のノーベル賞受賞のエピソード(教授クラブでの「ペン」とスピーチ)は感動的な演出だけど、それまでの展開を考えれば、いかにも賞狙いっぽくて唐突だった。図書館で学生相手に講義をはじめ、幻覚と「共生」したまま、社会復帰していく様を描くだけで十分だったように思います。あんなとってつけたような受賞スピーチよりも、学生たちに図書館で熱心に数学を語り、彼らの尊敬を集めるようになるのを静かに描いたほうが、この映画のラストとしてはふさわしかったと思う。 【ころりさん】さん 6点(2004-12-18 10:28:16)(良:1票) 253.《ネタバレ》 すっかり騙されました。今まで観てきたモノが幻覚だったとは・・・。最後の方のペンを置いてくれるシーンは感動です。 【アルテマ温泉】さん 8点(2004-12-07 19:12:06) 252.数学者の生涯と聞いて見たら意外とサスペンスタッチな展開で面白かった。 【NIN】さん 7点(2004-12-06 08:53:43) 251.《ネタバレ》 途中まで主人公が幻覚を見ていたなんてちっとも分かりませんでした。また、これが実話にもとづいていることも知りませんでした。精神障害の主人公が最後に悲惨な感じで終わるのだろうか?と、カッコーの巣の上でを見たあとだけに心配しっぱなしでした。ですがとっても明るいハッピーエンドで終わります。ああ、よかったなあ。 【なかがわ】さん 7点(2004-11-20 17:56:49)
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