みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
209.《ネタバレ》 「だからどうしろ」とか「こうあるべき」とかではないし、ストーリーとしてもハッキリとした結論を出しているわけではない。 つまりは一ファミリーの紆余曲折をただ「描いてある」だけのドラマです。 子供が割と聞き分けよかったパターンのね。 特に伝えたいことがあるわけではないし、社会に対する提言をしてたりするわけでもないんでしょう。 でも、心に響くシーンがいっぱいありますね。 みんなそれぞれの想いを抱えて頑張ってんだ、俺も頑張ろうって思えます。 父性だって母性に負けない親心です。 でも、それよりも。。。「この子に何をしてあげられるか」ってことより、ドタバタでいっぱい失敗したって「そばにいるということで育まれる愛情」が、親も子供も大きくさせるんだと。 そういうことを教えてくれる映画です。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-07 16:41:10) 208.まったくどうということもないテレビドラマレベルの題材なのに、一切過不足なくすべてを表し尽くした脚本が凄い。冒頭からいきなりずばりと本題に入り、その後も、重要で印象的な場面を随所に挟みながら、先がどうなるか分からないまま終盤に至り、余韻と解釈を残すラストにつながるのである。もちろん、各場面の意図を的確に把握した3人(だけではないが)の演技も見事。特に、メリルの尋問の最中に目が合ったときのホフマンの一瞬の演技に至っては、神々しさすら漂っている。しかし、この映画の本当に凄いところは、20年以上を経った今でも、見た人の間で、夫婦とは、親子とは、家族とはということについていろいろな立場から議論ができるという、その問題意識と人物設定の先進性だろう。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-07 14:30:48) 207.ほのぼのとした雰囲気が好きです。親というものは、自分の子の為ならここまで自分を犠牲に出来るのかという感銘深い映画でもありました。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-07 13:36:55) 206.ここという決め手も無く、タイトルもよく解らない。 【.】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-05-06 13:28:16)(笑:1票) 205.《ネタバレ》 フレンチ・トーストのシーンがうまい! このシーンの違いから親子関係が深まっているのが実によくわかる見事さ。 スピルバーグはたぶんこの作品を好きなんだと思います。 「宇宙戦争」の親子愛のシーンにこの作品がオマージュされていると思う。 トースト、ボストン、置き去りにされた子供とパパ・・ 仕事が生きがいで子供の好き嫌いさえ知らない・・ この作品は変わった演出も揺さぶられるような音楽もありません。 淡々とした音楽とまるで実際の人の家庭を覗くようなリアルな静けさ、 そして盛り上がりも法廷劇もあるのですが、 それのなんと乾いたドキュメンタリーのような無機質さ。 しかもぬくもりがある・・ 俳優の演技と脚本だけで包み込む映画なのではないでしょうか。 今回なぜか彼のなかにチャップリンを見ました。 足取りのおぼつかなさやコミカルな動きや無愛想な笑顔。 「キッド」を思い出したのは私だけでしょうか・・ 子供が初めて自転車に乗ったシーンではおおはしゃぎだった道が、 母であり妻がそこに佇み駆け寄る子供の道にもなるのです。 その様子を見守る夫であり父のなんと哀愁のある寂しさ・・ お互いの意地だけでしか子供をつなぎとめようとしかできない二人。 一体この子はただの愛玩動物なのか。 それとも権利を奪い合うためだけのおもちゃなのか・・ 話の内容から母親には共感はできかねたけれども、 こうなったのも夫であり結局はふたりの問題ではないのか・・ 子役の演技がいいんですよ。 一見不細工に見える表情もだんだんかわいく見えてきて、 ああこの子役はたいした役者だと感心しました。 ホフマンの演技はほとんど素だそうです。 なぜならば彼の実生活とこの作品はあまりにも似ていて、 自分を演じるようで苦痛であったと。 そしてラストの演出はこの作品にある種の希望感さえ残してくれます。 意味不明と感じる人もいると思うけれど、 これはきちんとした別れと父と子の新しく変わりのないいつもの生活。 崩壊してゆくのならば離れて時々会えるほうがいい・・ アメリカではこういった形態の離婚家族が増えています。 片方の親は別れても会いに行けます。 時代や国が違い日本ではどうなのでしょうか。 家族の義務と一体感は続いてゆけるはずです。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-02 13:31:56) 204.34歳にして初見。所帯持ちにとっては涙ボロボロの作品でした。 他のレヴュアーの方も書かれてますが、前半とラストのフレンチトーストのシーン、あの シーンだけで、親子の距離の縮まり方が分かる。余計な説明をしすぎる最近の映画にはな い名シーンなんじゃないかな。所帯持ちの方は子供が寝た後に、ご夫婦での鑑賞をお勧め しますです。 【静葵】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-31 08:53:48) 203.平均点高いですね・・・下げてごめんなさい。妻も子もいない私には難しい話でした。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-12-21 20:08:56) 202.これは泣いた人多いんちゃいますか?終盤のホフマンの父親的微笑みは心にぐっときました。いや~、ホフマンにはケチのつけようがないね。メリルさんもよかったよ。それと子役のパン落としも結構…きた(泣)。 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 05:40:04) 201.切ない・・はっきりしないストーリーはあんまり好きじゃない。 【かまるひ】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-11-03 14:35:49) 200.フレンチドッグをまねして作ってみたらまずかったです。”いや、あれは家事をしたことない人だから”と友達につっこまれました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 18:10:39) 199.親子間の絆が時間と共に徐々に深まっていく過程をダスティン・ホフマンがうまく演じている。最後は極めてありきたりな感じがしたがここに救われた気がした。あのまま母親に親権が渡されていたのならある意味においてこれ以上残酷な語はないだろう。そういった意味では最後はあれでよかったと感じた。現代家庭に孕む問題を父と子の絆を通じてしっとりと描いた名作に仕上っている。 【CPA】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-27 02:55:13) 198.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンの演技と子供の演技でぼろ泣きさせられた。吹替えのDVDを只今探してます。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 9点(2005-10-26 23:36:32) 197.まだ、親の立場になっていない私ですが、泣けました。。。親になってみたらもっと泣けるんだろうなぁ!音楽がまた泣けます。ウルウル・じ~~ん・ボロボロです。 【グングニル】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-15 03:31:27) 196.《ネタバレ》 最初はぐずる子供にいらいらしたり、非情に見える奥さんに怒りを感じたり、仕事との両立を上手く出来ない主人公にも腹が立ったりもしました。主人公も次第に気づいたように、要は家族愛って一面を見ただけではそれぞれの立場やら見方が違っていて、特に普段問題が無いように思っている家族は急にシリアスな問題に対処が出来ずに端的に目の前の事にいらついてしまうんだと感じました。皆同じ方向向いていると思ってってそれと違うと判ると相手を非難してまう。そういう意味で観ている側を本気にさせる映画ですね。良い映画と思いますが、ただ、題材が好きにはなれないです。ホフマンとストリープはかなり良いコンビネーションと思いました。 【森のpoohさん】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-03 23:08:48) 195.この歳になって初めて観たけど、『家庭崩壊から最後はハッピーエンド、子役の名演技に観客は号泣・・・』という勝手に思いこんでいたストーリーとはちょっと(かなり)違っていた。 突然出ていったジョアンナの心情ややりたいことがどうも理解できなかったけど、テッドが気づいてないだけで、実はきっとたくさんのシグナルを出してたんだろう(いや、きっと出してた、と思いたい)。 当時はかなり斬新な内容として話題になった本作だけど、夫婦のあり方に対する考え方がだいぶ変わった昨今では内容が少し古くさく感じられるのは仕方ないかな。 【じゃん++】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-30 03:37:50) 194.以前授業で見たときにはテッドに共感。でも、今こうして見ると、自分は欠陥人間だと涙を流すジョアンナの言葉が突き刺さる。それぞれの気持もわかるし、そこから見た相手の気持もわかる。それなのにうまくいかないことがあるのもわかる。こんなに泣ける映画だったとは・・・素晴らしいのは、何より作った人の気持が暖かいところにあるからだと思います。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-04-12 22:37:06)(良:2票) 193.シングルファーザーの強さ・優しさ・一途さをダスティンホフマンがその圧倒的な存在感でもって演じている作品です。親権を得る為に、力強くそれでいて毅然とした態度でもって面接を受け、わずか1日で就職してくる彼の姿(有言実行)には、男らしさ(何者にも負けない父親の強さ)を感じました。それにしても彼はとても眼力が強いですね、彼が名優と呼ばれる訳もなんとなく分かった気がしました。 子役の男の子も、天子のように可愛い男の子でした。もうお父さんと毎日会えなくなってしまうことを知らされ、泣いちゃうシーンでは、見てるこちらも思わずもらい泣きしてしまいました。 この作品を見ていて、心に引っかかったことがあります。それはダスティンホフマンの妻役の女性の男関係のことについてです。 彼女には、結婚している間にも、男がいたのかな?男がいたというか男友達達との不倫・恋愛願望があったのかな? 女の人って、友達になった男と普通に寝ちゃうものなのかな・・・? なんかそのことを考えさせられて鬱になりそうです。。。 【アキト】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-06 22:53:19) 192.話自体は、いつの時代、どこの国でも普遍的に起こりうる、ごく平凡な離婚話。その離婚というトラブルを通して「家族のあり方」や「人生の生き方」についての自問自答を促す。その脚本構成はよくあるものだが、登場人物の超一流の演技のおかげで、何気ないドラマの中に、見事なまでの「家族像」が作り出されている。 しかし、作中で真に成長したと言えるのは父親と息子であり、母親の精神的成長がほとんど描かれていないという点が興味深い。そこに、女性の解放とは専業主婦の「家事・育児放棄」という形で始まった、フェミニズムを生んだアメリカの女性解放運動に対する批判や皮肉が根底にあるのではないだろうか。今作はその時代的風潮にも符合する。 少しばかりの「義務と責任」を放棄した先に幸せがあるはずがないのは当然の事。主婦として、社会を構成する最小単位である「家族」を内側から支える事は、すなわち「社会」を支える事でもあり、単なる自分探し的な動機による職業従事より、よほど大切な事である。 そのフェミニズムの持つ欺瞞に対して、この作品は家族における「母親」と「父親」の役割分担の大切さを、離婚によって齎される役割の逆転から訴えかけているように思われる。家族を持ち、まして子供を作った以上、考えるべきはまず家族を存続させる事。その基本を理解できない、もしくは考えた事も無い人間は、結婚したり、子供を作るべきではない。 話自体は単純で、何のヒネリも無いが、家族としてのあり方を考える上で、一度は見ておくべき作品。 【FSS】さん 7点(2005-03-15 23:44:34) 191.恋人の過去の経験を知ることの出来る映画かも。観る人の人生観、結婚観、恋愛観によって感想が全く異なるから。ぜひ、試してみよう!! 【ちひろ】さん 7点(2005-03-01 03:10:00) 190.この作品は、観るときの状況やどんな視点で観るかによって印象がかなり違いますね。最初は、夫婦の争いで犠牲となる子供と母親の身勝手な行動が印象に残っていたのだが、今回再見して、夫婦と子供3人の言動が、自分の感情と相手への愛情に素直で人間らしく、全く違った印象を受け感動している。特に母親については、自分の人生を見つめ直した時、たしかに、あのような行動をとってもおかしくないし、むしろ自然な行動のような気がしている。愛情と犠牲は違うものであり、子供がかわいそうだからと言って、自分を犠牲にすべきとはならない。相手の立場を尊重し、自分自身も大切にする。意見が違えば、我を通さず、妥協点を探すことが必要か。たしかに難しいんだが。 【パセリセージ】さん 9点(2005-02-26 22:11:07)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS