みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
88.《ネタバレ》 コメントに困った映画。 正直、こういう映画は余り好みではないが、松子の成れの果てに感じる強烈な「哀れみ」は 他の映画では感じた事のない程のものだった。それが自分にも起こり得るっと考えると、 ああはなりたくないという焦りさえ感じた。教訓って意味ではアリだと思う。 とはいえ、テンポが早い上に要素が多すぎて話の構造が分かりにくく、言いたい内容が分かり にくいと感じた。それは僕の理解力のなさから来るものなんだろうとは思う。 分かりにくかったものの、この映画の言いたかった事はなんだったんだろう?と考えてみた。 死後、松子が妹と和解し、待つべき人のもとに帰れたという描写があるので 待つべき人の元に返る事が幸福だ、って事になるのかな? ただ僕としては、やっぱり生きているうちに幸福になって欲しいと思う。 悲劇のストーリーには、己の主張を貫いたとかソレに伴う対価が必要だと思う、 ところが松子はこれから頑張ろうとしている時に殺されてしまっている。 多くの映画が主人公の目的が達成される事で完結するが、松子の人生は転落人生で、 誰にも見取られず河原で殺されてしまうあたり、他人から見ればその人生は無価値のように 思えてしまう。 無理やり考えれば、全く無価値のように思える人生でも、多くの人が繋がる事で成り立っている。 1人のように見えても、人は1人ではない。という事とか・・・。 う~ん、2.3回見ないとよく分からん気がする。と、まぁ色々考えさせられる原動力を 秘めた映画って事で7点。 【六爺】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-16 15:12:33) 87.不自然なほど鮮やかに毒々しい色彩。わざとらしく画面を飾る花。日本映画の宿命的な貧乏くささと、ミュージカルという躁的な仕掛けに折り合いをつけるとしたら、これしかないかもねー、という気がする。 中谷美紀の歌は、すごくうまいわけではないのだが、妙に説得力があるのは、さすが女優だね。しかし、後半の老けて太った状態のメイクが中途半端だったのは残念。 【yhlee】さん [インターネット(字幕)] 7点(2007-11-26 19:46:50) 86.《ネタバレ》 最近の邦画は面白いなぁ~。これも当たりでした。暗くなりそうな話だけど、コミカルで楽しく見れたのが良かった。嫌われ松子ってゆうか・・・男運悪すぎ松子ですね。松子の半生、かなり濃かったけど、実はこんな人いっぱいいそう・・・ 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-17 20:17:36) 85.始まり方が気に食わなかったので、どうなるかと思いましたが、どんどん引き込まれていきました。中学校の先生だった松子があんな殺され方をするなんて・・。悲しいねえ。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-16 21:21:50) 84.《ネタバレ》 中谷美紀ファンだけに、この作品は見ないで置こうと思っていたのですが。やっぱり、見ないとけばよかったわね。とても暗くなりがちなストーリーをミュージカル仕立てで、コミカルに演じているのだけれど、どうもなあ。相手役のくどかんや劇団ひとり、荒川ららなんかは個性的で面白かった。一番好演していたのは、弟役の香川照之かなあ。私は、筑後川も荒川も近所に住んでいたから知っているんだけど、確かに河川敷が広くて、とりとめもなく広い川という点が似ています。一緒に、見ていた中学生の子どもに、こんな人間にはなるなよと最後に教訓を垂れました。 【ジブラルタの星】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-13 17:14:24) 83.《ネタバレ》 中谷美紀のスクワットにしびれました。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-05 22:20:34) 82.久しぶりに邦画で当たりました。笑えるところもあったし、松子の生涯とともにその時代の変遷描写がうまい。この松子の末期はまさに今の日本の閉塞感を表しているような気がしました。誰も待っていない家で「ただいま」というところが妙にリアルで切なく、やっぱり「帰るところ=誰かが待っていてくれるところ」があるってのは幸せなことなんだなあって改めて思いました。映画全体の「色」の使い方もうまく綺麗で、主演の中谷美紀も最高。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-18 17:53:37) 81.破壊美と言うんでしょうか?物語が進むにつれてボロボロになっていく松子が本当にキラキラと魅力的な女性に見えてくるのが不思議です。「松子は神でした。」本当にその通りだと思います。タイトルとは裏腹に、松子は最後までみんなに(誰かに)愛されていたんですね。個性的な登場人物や過去と現在のリンクの描き方等が本当にうまい。終盤はグッとくるし、見終わった後は「がんばろう!」と言った気持ちにさせてくれます。久々に面白い邦画に出会いました。 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-28 23:31:51) 80.《ネタバレ》 不器用で、不器用ゆえに純粋で・・・愛し、愛されても幸せいなれない切ない映画ですね~。でも暗い雰囲気も全く感じさせずに、明るくテンポよく仕上げてるのは見事!だからこそ松子のひたむきさが伝わって来るんでしょうか?悲しくて笑える切ない映画です 【レッドホーク】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-21 00:37:41) 79.こういった、明らかな、最近やった映画の、演出の手法の”マネ”が、明らかにハナについてしまうと、もうダメ!言い換えると、たとえるならば、”ダンサーインザダーク”でやってたから、わたしも!!!みたいな。。。。。。あほか。ひとのまねをすると、自己嫌悪にならんのかねえ?観ていて、恥ずかしくなった。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-08-15 01:36:16) 78.《ネタバレ》 最初観たときは、題材はとてもいいのに余計なことをしてもったいない、違う監督が作ればよかったのにと思ったが、もう4回も観ていて結構はまっている。松子なりに一所懸命生き、天国で大好きな父と妹に、お帰りと迎えられたラストシーンはじ~んときました。 【たけよし】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-14 01:05:35) 77.ミュージカルの良さを映画にうまく落とし込んだ快作。曲に合わせて一気に見せる手法は本来の映画とは一線を画すものではあるが、これはこれで十分楽しめる。個人的には、いくらでも削れるような部分をさも叙情的にだらだらと見せられる映画よりは、こちらの方がすっきりテンポよく見れて好み。ただミュージカル風ゆえの限界も感じる作品だった。 【ムッシュ★いち~ろ!!】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-11 10:40:50) 76.《ネタバレ》 原作とは少し面持ちの違う作品に仕上がっていますが、これはこれでO.K.ミュージカル仕立ての歌唱シーン(特に刑務所のシーン)はお気に入りです。 【camel】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-11 09:39:53) 75.《ネタバレ》 最近の日本映画はなかなか良作が多いように思う。それは日本映画特有の閉塞感とか、スケール感のなさを上手いことカバーできるようになってきたんでないかなと思うんだけど、その手法の一つにアニメ的実写映画ってものがある。んじゃないだろうか。(自分の考えなんで気にしないでください。)この映画もその例外ではなくて、映像は異常とも言えるほどカラフル。しかも目に優しくない毒々しい色。けどそれがなんか良い味を出してたり、上手いことなんでもない絵をカバーしてたりする。そんなこんなで、考えてみたら特に何でもない話だし、実際特に何も残らないんだけど、独特の絵とテンポでなかなかおもしろく見れました。 【ご乱心 jet city】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-07-25 02:20:08) 74.《ネタバレ》 自分にはミュージカルは合わなかった。分かっているけど何故そこで歌うのだい?と問いたかった。 【Dr.Tea】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-07-24 19:57:13) 73.《ネタバレ》 原作は既読。原作に割と忠実なのでやはりかわいそうな映画に仕上がってます。ミュージカル仕立てで明るくしてても暗い感じです。逆にミュージカル部分がなければ救いようのないほどに暗い映画になっていたのか。ただ、やはり長く濃い原作を2時間程度にまとめているので端折られているところはバサッと端折られていますね。松子に感情移入する暇もなかったので良かったのかもしれませんね。評価としてはごくごく普通です。 【いっちぃ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-21 23:16:51) 72.《ネタバレ》 見てて「疲れる」映画だった。ただ、松子のモノローグ部分が実は「光GENJI」の内海君へのファンレターだったことがなんだか妙に切ない。でも、人間が生きていくためのエネルギーなんて、所詮そんなものかもしれない。誰かが自分のことを見ているに違いない、理解してくれるにちがいないというのが幻想に過ぎないとしても、その幻想に浸って生きることの幸福感を表現したHappy Wednesdayはとても美しい。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-18 10:05:03) 71.《ネタバレ》 本来ならこの上なく暗くて重いはずの松子の転落人生を明るいコメディタッチでおもしろおかしく描いてるのは見事です。中谷美紀の体当たり演技もすごく評価できると思います。顔マネおもしろすぎ、あの顔には感服致しました。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-29 11:54:56) 70.《ネタバレ》 感動したからこの点数というよりも、こんな映画があるんだぁと思うからいっぺん観て!というところから・・・。楽しくもあまりなく涙も出ず、でもけっして眠くならず飽きることがない。自分のまわりにもちょっと人と違うへんな人いますよねぇ。絶対ああいう人に迷惑かけてる人の過去を覗くときっと松子のように寂しい波乱な過去の場合が多いんでしょうね。だから同感した映画というよりもどこに同感できるか探しながら終わってしまった映画です。でも最後の帰る場所がある人生は幸せっていう基本に同感しました。ただひとつ何故光ゲンジの内海君だったんでしょうか・・・諸星君や大沢君じゃなかったのがひっかかります。なぜ松子は彼だったのか、ある意味脱帽です。 【ぼちぼちさん】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-06-18 09:26:14) 69.《ネタバレ》 女の転落物語をオペレッタ仕立てで、畳掛けるようにエピソードを展開していく、前半の演出のアイデアはスグレものと思います。後半は松子の晩年をじっくり描くことで人生観を掘り下げ、天国で家族に再会し、大団円!といきたかったところなんでしょうが、これがいけない。ボクには長すぎた。光ゲンジのエピソードはかなり無駄。20分くらいにまとめてほしかった。でも、沢村めぐみ役の黒沢あすかさんは、かなりよかった。BONNIE PINKの歌とバックのイヤらしい踊りもかなりよかった。 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-10 13:18:11)
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【その他点数情報】
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