みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
124.《ネタバレ》 いろいろと降りかかる災難、不幸は分かるけれど、司会者との裏のやり取りとか、拷問されるとことかは無理やり詰め込まれた不幸な気がしてちょっと歯痒くて納得できない。けれど全体としてはこういう映画もアリかと思えるなかなか面白い作品だった。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-21 06:57:13) 123.《ネタバレ》 最高にクール!純粋なインド映画ではないけれど、インドパワーが炸裂。子役が上手くて切なくて、でも底抜けの明るさが見ていて救われる。ダニー・ボイルは普通じゃないね。見終わった後、少女ラティカ呼んでいた「ジャマール、ジャマール」の台詞がしばらく耳から消えなかった。エンディングも最高ですね。アカデミー賞作品は裏切られることも多いけど、これは傑作。あんなに貧しく辛い状況でも子供たちの目は眩しいくらいだ。日本との違いは一体何だろうと考えさせられてもしまう作品。しかしインドのみのもんたは意地悪やなあ。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-17 10:10:16) 122.《ネタバレ》 本作が高評価であった理由のひとつに舞台がインド、オールロケでスラムで生きる子供達の過酷な現実を鮮烈に描写していること、インドの暑さ、湿気、臭い、体臭、そんなものまで漂ってきそうな生々しさが非常に新鮮だったのだと思います。 連想するのが「シティ・オブ・ゴット」です。これはブラジルのスラム街でたくましく生きる子供達の生き様をオブラートにくるむことなくリアルに描いた作品でした。それのインド版というところでしょうか。 で、鑑賞前に非常に高い評価を知ってしまったのでどうしても期待が高くなってしまったのですが、結論から言うと、思ったほどではなかったかなというのが正直なところです。 基本的には社会の底辺にいた若者が自らの才覚と運命の導きによって一攫千金を得るという大筋に様々なドラマの枝葉がついているというのは、舞台がインドでなければならないとう必然性もそれ程感じません。 ただ、そんな特別新味のないストーリーでも、ダニー・ボイルの手で映像化されると此程までにスタイリッシュで、何処を切り取っても隙のない世界観が出来上がってしまうのは敬服するほか有りません。 本作は低予算ということで、ギャラの高いスターも出ていないしVFXや金のかかる派手なアクションも無いのですが、1カット1カットに非常に手間を掛け吟味に吟味を重ねて編集しているのがよくわかります。こういうところは最近好調な邦画と比べても、別次元のクオリティと言わざるを得ないと思います。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-09 13:05:43) 121.《ネタバレ》 ボンベイのスラム街。ゴミ捨て場を漁り最底辺の生活を送る人々の掘立小屋がひしめく街を、退屈しのぎにからかった警備員から縦横無尽に逃げ回る子供たち。『シティ・オブ・ゴッド』を彷彿させるような、野放図なエネルギーに満ちた映画かと思いきや、実にシンプルなラブストーリーでした。幼い頃に生き別れた少女との再会を無心に信じた少年の物語であり、その章ごとのキーワードが、クイズ番組の問題として出題されます。誰にでも語るべき物語があり、彼が彼自身の存在を掛けて掴んだ真実こそが彼にとっての答えであり、それゆえに彼は全問正解した、と言えるのではないでしょうか。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 22:30:22) 120.《ネタバレ》 熱い。スラム街の雰囲気が何ともいい感じに映し出してる。ブラジルなら「シティー・オブゴッド」、南アフリカなら「ツォツィ」思い出した。これは薦めたい。逃げ遅れた彼女が娼婦として使い古され吐き捨てられてないのがちょっとリアルじゃないかなぁ。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-28 10:27:17) 119.《ネタバレ》 そこそこ楽しんで見られました。クイズは別として日常的にああなのかと思ってしまいがちですが、そういう側面がありながらも大部分は違うんでしょう。いや、どうなんでしょう。そう考えさせる事が作り手の意図なのかもしれませんが、ダンスは定番でも何かバカにされてるみたいで嫌です。 【HLB傭兵】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-18 07:52:36) 118.おめでとう!! 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-04 15:04:48) 117.エンターテイメントとして押さえるところはキッチリ押さえてあり、面白かった。ただ、アカデミー賞を取るほどの映画なのかは疑問。なんというか、特上のB級映画といった印象。 【J.K.】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2010-08-26 01:30:52) 116.《ネタバレ》 答え「運命だから」ええそうでしょう。私もそうだと信じます!。 そうとでも信じて無きゃ、そして奇跡があるって信じてなけりゃ、 神も仏も信じてなきゃ、あのむごい世界でなんか生きていけません。 クイズの問題から主人公の過去が語られるというストーリー展開がとっても面白かった。 兄の死をどう受け止めるべきか微妙ですが、 細かいところなど気にせずに、面白かったので、いちいち分析せずに10点。 最後のダンスが無かったらもっと良かったのにね。 【うどん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-08-07 14:05:52) 115.《ネタバレ》 これはちょっと評価が難しい。非常によくまとまっているし、ご都合主義もなにも、it is writtenなのだからそういうこと。それよりも、ラティカの描写や司会者の描写がもう少し有っても良かった気がする。拷問しといてあっさり話を信じるし、全体的に説得力に欠ける。「偶然」を描いた作品なので、どうせなら徹底して偶然の要素を入れて欲しかった。それにしても問題の答えを知る過程を回想することで彼の人生を描いていく手法は素晴らしい。でも2時間はすぐ過ぎた気がするけれど、どこにその時間が費やされたかピンとこない。そういう意味で不思議な映画でした。とはいえ、インドの街並みを実際に歩き、人と触れあった体験を持つ自分にとっては、その雰囲気が伝わってきてとても楽しめました。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-01 02:07:56) 114.アカデミー作品賞にしてはいい映画じゃないでしょうか。 こういう素直なエンターテイメントに賞あげたって悪くないし、もらわなくたって別にいい。 アカデミー会員も陰気な作品に投票するのにアキたんじゃないのかな。 純正インド映画でないのが残念ですがイギリスはあの国とは縁深い国。 残酷シーンもないではないけれど、「パンズ・ラビリンス」のような著しく配慮を欠く見せ方ではないですしね。 ジャマールの苦難の人生体験もけっして無駄ではなかったと思え、運命や摂理と呼ばれるものの不思議さをわかりやすく見せて、エネルギッシュなインドの空気も熱い。 最後のダンスは「ムトゥ」が見たくなっちゃうネ。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-21 04:00:48) 113.とにかく、作り方がうまい。 インドらしさをたっぷり表現してくれているし、 クイズの解答と過去を照らしあわしていくところは、 常に飽きがこない映画に仕上がっている。 【kure】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-18 09:20:26) 112.《ネタバレ》 なんとなく借りて観てみたがめっちゃ面白いじゃん!終わりには軽く感動に浸ってしまった。スラム街の映像は最高だった。音楽もいい。ハリウッドじゃまずこんな映画は撮れないだろうね!世界には貧しくても活気に満ちたところがいっぱいあるのに、逆に「豊かな」国に住んでる僕たちはなぜか活力に欠けているように思う。『俺たちも踊り狂おうぜ!!!』・・・と言ってみる笑いや~、インドに行ってみたい! 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-08 18:57:18) 111.心が痛くなる目をそむけたくなるシーンが何度もありました、しかし、それがインドの現実なんでしょうね。上質なラブストーリーでした、すっごくよくできている映画でした。 【HRM36】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2010-07-08 00:41:21) 110.《ネタバレ》 ちょっと都合良すぎの展開ですが、娯楽映画として観るなら後味も良く満足な出来でしょう。 特にエンディングのみんなで踊るシーンがインド映画っぽく、脳天気で良かったなあ。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-13 22:47:08) 109.《ネタバレ》 なぜか踊って終わるというエンディングがなぜかこれほどふさわしい映画は珍しいと思う。力強い。 【鈴木】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-12 21:01:35) 108.《ネタバレ》 予想以上に面白かった。 まず、映画のテンポがとにかく良い。 そして、展開の巧さ。回想→現在と行き来するが、全く混乱する事無く楽しめる。 しかもちょうど忘れかけたころに絶妙なタイミングで伏線が回収される。 物語が繋がる感動。後半にかけて特に素晴らしいものがあった。 子役の演技も素晴らしく全くウソ臭さが感じられない。 スラムの悲惨な現状をリアルに描いているが、この映画が重苦しくならないのは、とにかくセンス溢れる映像とBGMによるところが大きいと思う。 あまりにも都合良くストーリーが展開していくので、そこにばかり気をとられていると、この映画の良さは半減してしまうと思う。 「運命」なのだし、細かい事は気にせず、第一級の娯楽映画として楽しむべき。 ただ個人的には、ラストの問題は正解して欲しくなかったなぁ。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-05-20 15:24:28) 107.《ネタバレ》 ラストにインド映画的なダンスシーンを持ってきたのは、個人的にはマイナスでした。なんというか、インド映画におけるダンスは、劇中の『ミリオネア』がそうであったように、インドの人々が現実を忘れ、束の間の夢を見る時間なのです。でも、この映画は、冒頭から最後までインドの現実の重さを重要なスパイスとすることで、主人公の人生ドラマを描いています。正直そのスパイスがなければ、クイズの答えが人生経験にあったという設定だけのベタなラブストーリーです。その現実の重さ(実はそこでの現実だって欧米やら日本からみた「インドの現実」というイメージに過ぎないのだけれど)に、ここまで頼っておきながら、ラストで突然「なんちゃって」というこの監督の演出に、なんだかがっくりしてしまったわけです。とはいえ、ダニー・ボイル監督は、これでもかというほどベタでセンチメンタルな設定を、色彩豊かな映像と音楽を交えて、見事な現代映画として仕上げています。そうであるだけに、ラストのオリエンタリズム過剰な脱線が残念なのです。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-19 15:32:06) 106.《ネタバレ》 運命だったで片付けるには、ご都合展開すぎかなぁと感じる所はあったのですが、シンプルでまとまっていたし、なによりパワフルで楽しめた。 そして、インドが舞台でよかった!登場人物や街の雰囲気に他の作品にはない独特の味があった。なんだかんだで最後にはドキドキしながらジャマールを応援してしまった!オーディエンスのテレホンでラティカと繋がるのも粋でいい。 そして何より最後のエンドロールのダンスが素敵!これがあるとないとでは爽快感が違ったと思う。 【大きな魚】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-05-03 06:04:04) 105.■ 「生命力に満ちたインドの民衆」VS「前近代的で陰鬱なインドの現実 」という 凄まじいほどの陰影の差に瞠目し、 ■ 「取り調べ室(現在)」⇔「クイズ$ミリオネア(ちょっと前の現実)」⇔「ジャマールの半生(過去)」 という 3つの時空間を縦横無尽に行き来していく構造に狂喜しながらも、 ■ 「ジャマール」 →→ 「クイズ$ミリオネア」 ←← 「ラティカ」 という終盤の盛り上がりを捻出できた構図までもを 活かすことができなかった、残念な映画。 と、勇気を振り絞って発言させて頂きます。 完成版はこちらまで、ネタバレ注意。 →http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-99.html 【マーク・レスター】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-30 19:58:38)
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