みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.いい映画だとは思いますが、ものたりなさを感じてしまいました。、クリント・イーストウッド監督作は僕には合わないのかな。 【naniwahito】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-02-25 12:19:02) 11.《ネタバレ》 戦争映画、特に9.11以降のアメリカと戦争を描いた映画としては意外なほどメッセージ色が表に出ていない作品でした。 1人のアメリカ兵狙撃手、クリス・カイルの4度にわたるイラクへの派遣と、その合間のアメリカでの日々を交互に挿入していく。 戦場の緊張感溢れる描写は勿論ですが、アメリカでのクリスの姿を追う緊張感のある描写。 隣家のバイクか車がエンジンをかける音。ちょっとした機械の音。 自分の運転する車の後ろを走るバン。ホームパーティーで娘と遊ぶ犬。 それらの1つ1つに過剰に反応するクリス。戦争が次第に彼の心を狂わせていく。 そして冒頭でイラクの母と子どもを狙撃したのがクリスなら、 自分が狙撃した男が持っていた武器を手にし、戦おうとした子どもをスコープ越しに見つめながら、 「頼むから武器を手放してくれ!」と呟き、子どもが武器を手放すと、狙撃しなくて済んだ安堵の表情を浮かべたのもクリス。 交互に描かれる戦場のイラクと日常のアメリカ。 1人の兵士の姿を追うその両方の描写を通して、戦争と人間を見事に描いた傑作だと思います。 無音のエンドロールの映画を見たのは久々でしたが、 哀愁漂うトランペットの音色に続く本作の無音のエンドロールは何とも言えない悲しみに満ちていました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-02-24 22:50:27) 10.《ネタバレ》 父親から「番犬であれ」と教育されてきた主人公カイル・クーパーは愛国心を持ち仲間を守り家族を愛する、強い信念を持った優しい男。それが残酷な戦場での極限の任務と幸せな家庭環境の狭間で精神を蝕まれ徐々に精神が崩壊し、守ってきた仲間に撃たれるという衝撃的な最後を迎えるのは下手なフィクションよりはるかに皮肉が効きすぎていた。 一方的に押し付けてくるモノでもなく戦意高揚映画やヒーローを描いたわけでもない。様々な角度から淡々と事実を提示し進んでいくイーストウッドらしい抑えた演出が功を奏していた気がします。無音のエンドロール中は「この世には狼、羊、番犬の三種類の人間がいる」というカイルの父親のセリフが改めて頭に浮かんだ。たった一人の男の苦悩はアメリカの闇でもあるんだよな。この問い掛けを超大国アメリカの国民はどう受け止めたんだろうか。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-23 20:20:17) 9.《ネタバレ》 近年稀にみる秀作だと思います。 もう、作品に入り込んでしまって、帰国のたびに文句を言うカイルの奥さんを鬱陶しく感じてしまいました。 最も揺さぶられたシーンは、終盤の医師との会話です。 人を殺したことよりも、仲間を救えなかったことに後悔を感じるなんて、当事者にしか言えない事だと思います。 このシーンだけでも、この映画を作った意義があるように思いました。 これはやっぱり、カイルの著作『アメリカン・スナイパー』を読まなきゃダメですね。 そして、読んでからまた観に行こうかと思いました。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-02-23 18:48:23) 8.《ネタバレ》 ブラッドリークーパーは良かったですね、奥さん役の人も美人だし、ただ、最後まで見て、なんだかな、この虚しさは、こんな気分になるために映画館に足を運んだんじゃない、とか思いました。 確かに、アメリカンスナイパー、彼が撃つのは悪魔、敵兵、政府公認だから、軍隊だしね、165人から、225人とか書いてありましたね。でも彼らが戦っているのは、アメリカ領土じゃないだろうし、石油の出そうな砂漠国ですか、、、、。アメリカは大きな国、白黒映画の時代から、広い国土で、追い剥ぎ、理不尽に襲われるシーンはよく映画になっていました。戦地から、なんとか生きて戻ったが、国内で、ジャンキー、戦争のPTSDとか言っているけど、アメリカ国内の方が怖い国なのだ、と今更ながら、思い知らされました。映画は素晴らしかったけど、それが事実となると、 すっきりはしませんよね、そして、事実としては、まだ裁判をしている、犯人は二億円の保釈金も払って、一時期シャバに出ているらしい、犯人は金持ちなのか、そして、裁判は、犯人に不利に動けば終身刑相当らしいが、英雄とその友人2人を殺して、意識喪失を狙っているらしいが、アメリカの裁判制度も何だろうね、という気がしました。素晴らしい映画でした、映画としては楽しめました。 映画公開中に犯人の審理も行われ、2時間で終身刑の評議が出たとの事、映画期間中でなければ、審判も違ったのかも、だがアメリカの英雄を、射殺したのだから、当然とも思えます。 【yasuto】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-02-23 18:24:16) 7.本作がここ数年の間に起こった事実だとは信じられませんでした。悲しく、愚かしいですね。でもこれが現実なんですよね。平和ボケって戦争ボケよりずっといい言葉だと思わされました。イーストウッド天晴れです。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-22 11:29:44) 6.この映画はあくまでただただ戦争を描いてるに過ぎない。戦争の是非についての明らかな明言はなく、あくまで観客任せ。それで構わないと思う。映画のメッセージは受け取る側次第だ。シールズ万歳!戦争反対!色んな意見、評価があるだろうが、最も肝心な事は、戦争には常に二面性があるという事だ。ここに気付ければダークナイトの様な味わい深い作品に感じる事が出来ると思う。 にしても84歳にしてこんな偉大な作品をあっさりと作ってしまうクリントイーストウッドには感服せざるを得ないな。しかもついこの前ジャージーボーイズという傑作を作ったばかりだというのに。あとやたらトランペットが印象的な音楽だなぁ~と思ってたらエンニオ・モリコーネが絡んでてやっぱりなと笑 【関白宣言】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-02-21 23:50:11) 5.2015.02/21 鑑賞。何と封切初日に映画鑑賞とは大学生の頃以来。クリント・イーストウッド84歳にして衰えず。役者も私にとって無名で固定イメージなく観れた。これが本当のテロ集団との戦争だと身体で感じたが、中東の戦場、母国の家庭・家族を交互に描き過剰過激な場面と普通の家庭の場面とで上手く緊張を緩和させている。最後のエンドタイトルで終わりまで長く無音にはびっくり、直の退場者に荷物も脚を蹴られえらい迷惑。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-21 22:43:06) 4.《ネタバレ》 理不尽な戦場で傷つきながら成果を上げる主人公と、戦地から帰ってくるたび変化していく夫に対する妻の反応とを淡々と描く。このような作り方にしたのは、戦争の是非を問う社会的な作品ではなく、あくまで“クリス・カイルの物語”として終始し、主人公が傷ついていく様を見るものが体験することを狙ったためだろう。国レベルで膨張して描かれる戦争ではなくて、個人レベルで描かれた戦争映画にこそ意味がある。 【kagrik】さん [試写会(字幕)] 8点(2015-02-20 12:46:51) 3.《ネタバレ》 さすがにこれはひどい。主人公の心の葛藤とか戦場へ行く度にキズを負って行くような描写が全然ない。クーパーの演技が下手なのか演出が悪いのか両方なのか。奥さんと出会うまですごい駆け足ストーリーだし。構成もあったもんじゃない。しかも嫌々相談に乗ってるみたいで立派な人だったんだなあとか言う感情移入すら出来ず。まあ遺族から大袈裟に表現しないで欲しいとかあったのかも知れないけどユナイテッド93の方が遥かに良かった。 【アラババと40代の髭】さん [試写会(字幕)] 2点(2015-02-20 01:36:01) 2.流れが少し駆け足で全体的に人物描写の掘り下げが不十分には感じましたが、総合的にはよくまとまっています。ラスト付近の「対決」が多少ご都合主義に感じましたが、CMの続きなども良い演出でしたし、まあ悪くはないです。 後半の家族的雰囲気が戦争とのコントラストとして効いており、家庭的な雰囲気の流れのままシンプルに、静かに、エンディングを迎えます。あざとい演出ではありますが、やはり主人公の個人的な物語なのだと強調されていてまとまりが良いです。どこまでが真実かは判りませんが心に残る映画だったと思います。この映画に関しては、、イーストウッド監督で正解でしょう。 【アラジン2014】さん [試写会(字幕)] 6点(2015-02-19 23:52:54) 1.《ネタバレ》 イーストウッド監督作品にしては普通の映画。悪い意味で。主人公が実在のアメリカの英雄では正統派な演出にならざるを得なかったということか。もちろん全編を通して安定感のある演出は健在で、死と隣り合わせの戦場の恐怖と緊張感は生半可なものではない。ただ、戦場以外(特に退役後)の描写が少なすぎたため、戦争の精神への影響が充分に伝わらず、ラストへの繋がりがしっくりこない感がある。充分良い映画ではあるのだが、期待ハードルが高かったため辛口採点。 【ふじも】さん [試写会(字幕)] 7点(2015-02-15 00:18:48)
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