みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
104.評価が難しい…。素晴らしい傑作のようにも思えるし、最低の駄作のようにも思える。本当に評価の難しい、不思議で不可解な映画。賛否両論あるけれど、不思議にどちらの気持ちもよく分かるし、どの意見を読んでも「うん、そうだよね」と思えてしまう珍しい作品。私が14歳の頃は、あんなに殺伐とはしてなかったし、ある程度自己主張したしね。確かに腹に一物あって、無気力で、繊細で、ひどく観念的でしたけど。…うーん、この作品の「14歳」の描写は的を付いているのかいないのか…。判断しかねます。罪な作品です。 【ひのと】さん 6点(2004-04-10 21:12:12) 103.大切な友が大切にしている映画なので、1点オマケ。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-04-04 08:21:59) 102.《ネタバレ》 不幸と悪意のパッチワーク。非常に見ていていやな気分になる。必ずしも映画に教訓を求めるわけではないし、ハッピーエンドがだけいいとは思わないが、これを(仮に事実として)見たところで「そっか、今こんなことになってるんだ。だから何?」としか言えない。それとも最後には人を殺してでも解決せよとでも言いたいのだろうか? 【虚学図書之介】さん 3点(2004-03-09 20:12:17) 101.先ず観て自分の14歳はどうだったかたと考えさせられた。リアルさが泣きたくなるぐらいの痛々しさを生んでた気がします。あと曲調があってて思わずリリィのCDとDVD買ってしまいました。 【すの】さん 9点(2004-02-28 16:14:10) 100.よく分からない。リアルだったな~って事くらい 【リーム555】さん 3点(2004-02-28 14:15:25) 99.ムナクソ悪い映画。救いがなさすぎる。中学生の心の痛々しさとか、苦しみとか、だから何?その痛みを淡々と描くじゃなし、最悪な印象だけ植え付けて放り出すような、本当に怒りすら覚えます。 【neozeon】さん 0点(2004-02-26 21:58:36) 98.良い悪いではなく、好き嫌いのハッキリ分かれる作品じゃないでしょうか。私は後者・・・。 14歳の世界のほんの僅かな一部分を取り出しているすぎないのだけど、とにかく強烈な印象を残す描き方をしている。見たくなかったものを無理やり見せ付けられた感じ・・・。観終わった後、しばらく鬱状態になりました。 これほど心理状態に影響を与える作品も少ないので、そういう意味ではスゴイ作品? 【まぐ】さん 3点(2004-02-23 01:09:27) 97.もう2度と観たくない!…ってくらい痛々しい映画です。ヒリヒリします。岩井俊二監督、スゴイです。リリイシュシュの歌はレイディオヘッドとビョークを混ぜた感じ。 【Bebe】さん 6点(2004-02-14 23:27:48) 96.確かにこれが今の普遍的な14歳、「14歳のリアル」な姿ではないかもしれない。しかし痛々しいほどリアルな映画である。 【NIN】さん 10点(2004-02-10 06:16:18) 95.DVD買っちゃいました。7点分は客観的な評価として。透き通りそうな繊細な切りとり方で、暴力も友情も淡々と描写している。"(ハル)"を思い出す文字による表現はミーハー風味で少々ウザかったが、(ショパンでなく)ドビュッシー&サティという組み合わせが出た時点で7点が決定。つうかそれって十分ミーハーで主観的か。あと2点は、全く主観的な理由で。 【●えすかるご●】さん 9点(2004-01-29 00:04:16) 94.まさに「映像」で魅せる映画。これこそ近年の邦画が得意とする手法ではないだろうか?この作品はそれを知らしめた一作といってもいい。派手な音楽も過剰な演出もない。ただ淡々とした日常の中に流れていく様々な事件、マイナスだったりプラスだったりするそのエネルギーがリアルだと私は感じた。環境に負ける者もいれば立ち向かう者もいる。単なる起承転結で終わらない構成は、私たちの人生そのものである。そう思わせてくれる独特の世界観がある。 【HARVEST】さん 5点(2004-01-26 23:11:39) 93.これを見たときすごく衝撃を受けた。実際見た当時自分も14歳で自分の生活と比べて考えたりもしてみたけど、リアルすぎる…でも、共感できる部分もあり、私的には好きな作品。 【アンナ】さん 8点(2004-01-23 21:07:02) 92.《ネタバレ》 あんなに若いのにみんな傷ついちゃって。みてて辛かった。久野さん、世の中いやなことばかりじゃないよ。きっと大人になったら明るい人生がやってきますよ。リリィシュシュみたいなあいまいな存在にすがるからなのかなぁ。リリィシュシュしかいないんです。それで、いきていけるんです。中学生という大切な時期なのにそれで大丈夫なんです。身近にかっこいい大人がいないからなのだろうか。あの冒険家(阿部寛似のひと)はかっこよかった。死んじゃったけど・・・ 【no_the_war】さん 8点(2004-01-20 18:37:14) 91.「14歳の、リアル。」のキャッチコピー。これのお陰でこの映画の評価を下げざるを得なくなった。14歳の「陰」ばかりを撮って「陽」を写さないで「リアル」って言うなよ。結局「センター外にたむろう女子高生」ばかりしか取り上げないマスコミと一緒じゃないか。現実はこの作品ほど一面的じゃないし複雑だよ。つくりものは所詮つくりもの。この映画を観て共感はできるかもしれないけど、これが「ほんものの14歳の全て」と言うかの如く、観客に刷り込みを行いかねないコピーには傲慢さを感じる。 【しゃらら】さん 5点(2004-01-09 12:09:37) 90.青少年が出会うかもしれない「いじめ」などなどの題材を散りばめた作品だが、ただそれだけで、登場人物たちの苦悩を描くことには失敗している。 【駆けてゆく雲】さん 3点(2003-12-30 10:57:45) 89.いろいろ工夫されてるんだけど意外と楽しめなかった。 【北海道日本ハム優勝】さん 4点(2003-12-30 09:47:49) 88.良かった。後日リリイシュシュのCDを借りに、ツタヤへ急ぎました。ちょっと影響っていうか、洗脳されるっぽい感じがしました。 あたしも叫びたいです。 【ぺて】さん 10点(2003-12-29 08:31:27) 87.イジメにしても、レイプにしても、もう10年以上前から(実は三島由紀夫は30年以上前に作品にしているが、)社会問題化していて、十分に語り尽くされているストーリーなわけだが、それを臆面もなく大々的に取り上げて、観るものに投げつける岩井俊二の力技的な技量には、なんとも言えなくなる。観る者としては、これだけリアルな世界が発達し続けて、犯罪のニュースが氾濫している中では、イジメの問題も、レイプも、中学生の犯罪もお腹いっぱいで見たくないという思いが強い。だから、ニュースもその深部はあえて伝えようとしないし、知識人がテレビであえて語るようなこともない。あれだけ活発だった「朝まで生テレビ」でも、最近青少年問題を取り上げることはない。そんな中で観たこの映画は、そのストーリーの力強さに、完全に押されてしまった。正直に言って、ストーリーは過剰ではないのか?という思いも強かった。しかしこの映画を観る中で、自分の尺度では"過剰"だと思えるようなことでも、世の中にはリアルに存在して、それは稀であってもリアルなことだろうな、なんてことを考えた。それにしても、岩井俊二はいいスタッフを使う。小林武史の音楽は最近のヒットチャートでは流行らなくなったが、フィルムに載せてあげると活き活きとした音楽になる。篠田昇は光線の使い方が日本一上手い。この人は、本当に日光を知り尽くしたカメラマンだと思う。そして、監督である岩井俊二は、「本人も理由のわからない苛立ち」を描かせると本当に光った演出をする。そういうことを考えて、とにかくいい映画に仕上がっていると思う。 【fero】さん 7点(2003-12-27 21:50:11) 86.冒頭の女の先生の演技に「なんだ?この緊張しまくった大根演技は..」そして視力の悪い私にはチトつらいチャットの嵐。しかし非現実感漂う映像から一変、西表島での登場人物自らのビデオカメラを通した映像で20年前の10代の頃にフラッシュバック!!(高校の時に野郎ばかりで行った沖縄を思い出す..)10代になった私はその後この映画にどっぷりと入っていった。そうして見ると「こういう先生なんだ」と思えてしまう。それどころかこの映像にぴったりはまる顔立ちにすら見えてくる。内容はダークで救いが無い。救いがあるとすれば伊藤歩演じる久野さんの凄まじいほどの強さだろう。あり得ないほどの強さではあるが、特に灰色の世界で苦しむ人はあり得ないと切り捨てずに見てほしい。蒼井優演じる津田さんの操るカイトがここに登場する子供たちのように未熟さ故に落ちていく。それでも主人公のように糸を切ってはいけない。唯一のより所を家族ではなくリリイ・シュシュに求めたフィリアと青猫の悲しい物語です。<投稿者:りく&あん> PS.リリイ・シュシュはジョン・レノンが殺された日に生まれたとあったが、エンディングの歌がそのジョンの「LOVE」に似ていると思ったのは私だけ? 【R&A】さん 8点(2003-12-27 12:59:15) 85.まず一言、「凄まじい」。正直言ってこれほど居心地が悪い映画はほかに無い。あまりに痛々しい劇中の中学生たちの姿を正視できなかった。何度も席を立とうと思ったほどである。個人的に岩井俊二作品のファンであった私であるが、今作の異色さ異様さには拒否感を覚えずにはいられなかった。しかしその苦しいほどの心の痛さこそ、今作で岩井俊二が狙ったことであり、この映画の本質を物語るものだと感じる。再度見たくなるような映画ではないが、一度観たらなかなか抜けないトゲが心に刺さる。それこそ天才岩井俊二が試みた挑戦だったのだ。傑作。 【鉄腕麗人】さん 9点(2003-12-21 12:58:26)
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