みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.あんなに怖い思いしてんのに、なんでドア開けっ放しでぐっすり寝てんだよ。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-02-05 01:01:33) 8.《ネタバレ》 わかった。これは女による自作自演の男謀殺計画だ。 悪霊がとりついている、ということにしてあの男に愛想が尽きたあの女が巧妙に仕組んだトリックである。ああやって男を窮地に追い込んで、殺害し、自分は逃げる。完全犯罪! なぜならば壁掛け写真が男の方だけスクラッチされていたし、霊媒師との共謀もできうる。男が「ホテルに逃げよう」と言って準備し終えたとき女が「行きたくない、ここにいたい」と懇願したのもそのため。そしてこうして映像に残しておけば男は悪霊に殺されたみたいになって、自分の人殺しの罪をけむに巻くこともできる。 だから画面のそこかしこに、女が仕込んだトリックの見切れがあれば面白かった。たとえば寝室のドアにピアノ線が伸びていたりとか。女と霊媒師が裏で打合せしてたりとか。男が殺させるに値するような振る舞い、たとえばDVとか、不倫とか(女のお友達と不倫してたら面白い。つまりビーズを作ってるときに男の殺害計画をしていた!)をカメラが捉えていたとか。 実際これは映画なのだから、悪霊のしわざと思える怪奇現象はすべてそもそも人為的なものなわけであってこの事実から映画は逃げることはできない。であるからこそ男はあの女(とその仲間たち)に殺されたのだと思う。 『放送禁止』の見過ぎですかね。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-02-04 23:09:33) 7.観終わって「まぁこんなモンだろうな」というのが感想ですが、撮影期間が7日間、製作費15000ドル(約135万円)でコレだけできれば大したものですね。お金をかけなくてもアイデア、センス、演出力でどうとでも出来るという良いお手本でしょう。ただ、コレで全米において1億ドル以上興収を上げているってのは不思議としか思えない。ブレア・ウィッチ・プロジェクトの方が数段上。 深夜寝ている時に定点カメラを設置したら何が映っているか?今の世の中は自分に置き換えても怖いですね。知らない間にお金や物が無くなるアパートの住人がカメラを仕掛けておいたら、押入れの天井から隣人が侵入して盗んでいたとか、大家が合鍵で忍び込んでいたとかありましたっけ。気が付いてないだけで誰かが忍び込んでいる事もあるかもねぇ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-02-03 22:24:28) 6.《ネタバレ》 アメリカでの成功を聞いて、見ようと思った。期待して見て損はない作品だと思う。この映画の背景に、株で大もうけした若者の傲慢さをこらしめようとするねらいを感じた。「俺が悪魔でも何でもやっつけてやる! なんせ株で大もうけしている俺だからなあ。」という声が聞こえて来そうだった。しかし、作者はささやく。「金で買えないものもあるんだよ。例えば、あなたの命。」悪魔を扱っているはずなのに、正義を感じるのは私だけなのだろうか? 【matan】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-02 00:22:53) 5.《ネタバレ》 噂の映画なので「どれどれ」と思い観に行ったが、予想の範疇を越えることはなく、社会現象にまでなった理由がとんと分からん。ただ着想は面白く、このシンプルさは『激突!』にも通じるものがあり、「スピルバーグ絶賛!」の宣伝文句もあながち誇張ではなかろう(実際、スピのアドバイスでラストを撮り直したらしい)。お化け屋敷映画としてそれなりによく出来てはいるが、あくまで瞬間的な面白さであり、決して後世に残るような名作ではない。『ブレアウィッチ』や『REC』同様、ストーリー性の無さが退屈さに繋がり、中だるみを感じるので、この程度の内容ならば、70分程度にまとめればよかったのではないか。また、彼氏役の人が(笑うと)小島よしおに見えて仕方なく、KYなキャラも手伝ってだんだんウザくなってきた。彼女が夜中にぼ~っと1時間以上も立ったまま彼氏を見下ろしているシーンがいちばん怖かった。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-02-01 17:41:08)(良:1票) 4.《ネタバレ》 ずっと待ちわびて公開初日に観ました。そうして自分でハードル上げて観たにも関わらず、結構面白かった。 とにかく、まずすごいのは役者の演技。この映画の出来の8割はこの名演技では!?的な。そしてあの低予算なのになぜあれほど見事な特殊効果が使えたのか???っていう位、効果的な特殊効果。低予算ということは撮影上の工夫なんでしょうけど、足跡も引っ張られるところもすごいよくできてる。低予算で無名の役者のはずが、ふんだんに予算をかけたのと変わらないクオリティで一流の役者を使ったのと同等以上の名演技なのだから、リメイクなんてそりゃ必要ないですよね。 とにかく一番怖かったのは、主役の女が夜中に起き上がって1時間以上彼氏を立ったまま見下ろしてるとこ!!現実にあんなことあったら絶対発狂する~!!あと、クレジットが出たあとの最後の暗闇の尺の長さがまさに神!! 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-01 15:21:13)(良:1票) 3.「予備知識なく見る事をお勧めします」←この一言に尽きると思います。ハリウッドでリメイクを、との話もあったようですが、キャストの演技がすばらしいのでリメイクする意味がない事は見終わった後に理解できます。私は10年ほどアメリカで暮らしていましたが、隣に住んでいそうなほどのごく普通のカップルなので妙にリアリティがあり、リアクションや台詞が非常に自然で、見ていてグイグイ引き込まれました。ほかの観客はカップルが多かったようですが、上映終了後になかなか席を立てなかった方が多かったです。それから注意点なのですが、静寂のシーンが多かったのでポップコーンが食べにくくて私はラージサイズを食べ切れませんでした。それとストーリー中にウイジャーボード(日本ではコックリさんで使う道具とほぼ同じもの)が出てきますが、アメリカではおもちゃ屋さんで普通に売っていることを追記しておきます。 【はいぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-02-01 04:13:47) 2.よくあるやつか?とたかをくくっていたが、確かにこれは怖い。 何がって、本当の恐怖は「絶望感」なんだなあということだ。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-31 19:44:41) 1.《ネタバレ》 私が個人的に最も怖いのは、頭のイカレてる無差別殺人鬼と、得体の知れない何かに追い詰められていくこと。この作品では後者の恐怖がよく描かれています。モキュメンタリー作品ですが、まるで主演の2人が本当に追い詰められていってるかのような恐怖があります。 何が一番怖いって相手の正体が見えないことなんですよね。「ランゴリアーズ」「サイン」「ドリームキャッチャー」のように正体がモンスター系だと判明した途端に恐怖がプッツリという映画も多い中、この作品は最後までその見えない恐怖で引っ張り、成功しています。脚を引っ張られて連れてかれるなんて分かりやすい恐怖にも興奮しましたし。しかも「ブレアウィッチプロジェクト」のような尻切れトンボ感もなく、一応の結末を導いていますが、しかし本質的には何も解決していないという形は、この系統のホラーとしては最高の締め方ではないでしょうか?(ラスト彼がどうなったかという説明や、ケイティのあの場面での笑顔とかの演出も本当は不要なくらい)。 時間が経つにつれ恐怖がエスカレートしていくこと、家ではなく人物に憑依している設定なので、家を出ても何の解決にならないこと、霊能者が何も力になってくれないこと、夜中だけでなく、昼間も恐怖が襲ってくること。これだけの要素が重なれば息苦しいくらいの恐怖となります。また、身近にいる愛する人が徐々に豹変していってしまうという意味では少し「シャイニング」とも重なる怖さも感じました。 2階で寝てる人、ヤンチャな小動物を飼っていて夜中でも当たり前に物音がする家に住んでる人、霊感を持つ彼女と同棲してる人なんかは自分の生活とリンクしてよっぽど怖いかもしれません。 また「ドーン!」というお化け屋敷的な音で驚かされる恐怖もあります。それなのでお化け屋敷が全然平気な方や、ホラー映画にわかりやすい結末を求める方には不満な作品かもしれません。しかし映画は予算でも役者でもありませんね、アイデアと見せ方1つです。7点+ケイティのオッパイに+1点。「ブレア」に6点つけたのですが、ブレアの良さを残しつつ、恐怖へ向かうスピードを感じたので2点多くつけました。惜しむべくは中盤の間延び。あと5分~10分短くても良かったかも。 たまに電車待ってる時に上体が前後に揺れてるおじさん見かけますけど、今後はそれを目撃する度にこの作品を思い出しそうです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-30 23:17:37)(良:3票)
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