みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
369.皆さんのレビューはすべて読まさせていただきました。そのうえで、ただ一言だけ言わせてください。 アカデミー賞にふさわしいか否かという論点でしかレビューできない方、ただ単に笑ったとか下品だったとしか感じなかった方、何のおもしろみも見出せなかった方、あなた方はとても幸せだと思います。いつまでも何も疑うことなく、既存の「幸せ」のなかで暮らしていってください。でも自分にとっては、そういう方があまりに多かったことにかるい絶望を覚えました。だからと言って、ここでくたばってしまうわけにはいかんのですがね。俺はどう生きるのか。どう戦っていくのか。そんなことを考えるのはしんどさの極みですが、もはやここから逃げることはできません。この作品はアメリカだけの話じゃない。俺の話でもあり、あなたの話でもあるんですよ。 あー、とても一言じゃ終わりませんね。とりあえず、いろんな意味で正月早々に見る映画じゃないことだけは確かです。とまぁキリがないので、これにて失礼させていただきます。 【708】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-02 04:58:55)(良:1票) 368.前半はつまらなく感じたけれど、病んだ部分が噴出してくる後半部、私ものすごく共感してしまった。病んでない人の方が少ないと思われる今、この映画、ああ、わかるなって人ホント多いんじゃないですかね? 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-31 17:37:12) 367.主要キャストから脇役まで綺麗にアメリカ白人で揃えられた映画。プロットだけ見れば中流家庭が崩壊していく暗い内容になるはずなのだが、レスターたちが平凡な日常から抜け出していくというあくまでもポジティブな視点で作られている。そこがこの映画の最大の皮肉だろう。とくにレスターが笑顔のまま死んでいくラストにはやや戦慄を覚える。もうアメリカ人は「普通の人々」ではいられないのかもしれない。アメリカ人の感想が1番気になる映画。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-20 12:23:36) 366.ストーリーは一般家庭の平凡な問題を取り上げているだけなんですが、不思議と引き付けられ、最後まで楽しめました。悲惨な最期ながら後味の悪さを感じないのは、スタッフの手腕というべきでしょう。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-17 21:27:05) 365.《ネタバレ》 最高ですね。予備知識がなかったのでオヤジの恋愛とヒューマンドラマが巧い具合にマッチしてるな~と、途中まで思ってたら実はアメリカの社会的な問題を含んだ悲劇だったのでかなり驚きました。一見アメリカの社会問題のすべてを描いた映画のように見えますが、ひとつ大事な問題が抜けているのです。それは人種差別問題です。しかもこの映画よく見ると、WASP以外の人種が登場しないのです。さらに劇中に印象的に登場する白い紙が風に吹かれて墜落する映像まであります。これは明らかに白人のメタファです。そうこれは、アメリカの白人社会の没落を描いた映画なのです。この映画、喜劇から悲劇への展開の見事さに加え、さりげなく白人が力を持つアメリカ社会を批判するテクニックといい、文句なしです。それにしてもケビンスペーシーは普通のおっさん演じんの巧すぎですね。 【ジャザガダ~ン】さん [地上波(吹替)] 10点(2005-10-28 19:36:11) 364.平均点が高すぎる。みどころはケビンの肉体のみ。まだロード・トゥ・パディッションのほうがよかったよ。オスカーはあてになりません。 【joumonn】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-23 18:13:36) 363.普通に飽きることなく見れたし、面白かった。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-21 18:08:19) 362.随所に映える赤が美しい。けど、そのせいでラストが予想できちゃった。まだまだ若造の自分には意味がわからないところがたくさんあったけど、それでもとても惹かれる。ケビンが恋心を思い出してから、どんどん強くなるのが楽しい。自信回復とか、力関係とか、ゲイと海軍さんとか、アメリカらしい映画だなあ。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 13:36:11) 361.表向き変なヤツほどまとも、まともに見えるヤツほど狂ってる。 登場人物は、自分の周りにいそうなやつばっか。 わかりやすく強調されデフォルメはされた狂気は、確かにいま自分の周りにある現実の 一面をを見せてくれます。 【チビすけ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-06 22:09:51) 360.アカデミー賞であげるべきかどうかでモメた作品として何度か耳にしていました。学校のアメリカ人の教師がすすめてくれて授業で扱われているらしいけど大丈夫なんかなって思いました。これよかったけどみんなでみたら気まずくなりそうに思えるんすけどねぇ んーでも亜米利加の黒い部分をうつしているものはあんまりみかけないんでね 縮図かな 【ヴァッハ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-26 13:06:24) 359.十人十色の平凡な人生。そこから脱却しようとする人達。様々な転機。そして・・ラスト。テンポ良く進む割に多種多様なテーマを含んでいて、笑って考え模索する映画。エロも必要な要素だ!! 【たまごくん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-09 03:44:30) 358.こんな話だったとは・・。すごく良かった。あの風に舞うビニール袋は美しかったよ。誰も悪い人はいなかったのに、崩壊してしまった家庭。脚本が上手い。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-26 23:28:56) 357.傑作だと思います。ごくごく普通の家庭を舞台に、これだけ魅力的な映画を作れるなんて。ストーリー、映像、俳優、どれも素晴らしい。歳をとってからもまた見てみたいと思う作品です。 【オカピ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-09 04:02:09) 356.《ネタバレ》 初め見たとき登場人物の中に誰1人として普通な人はいないと思った。みんな少しおかしいと・・・しかし、違うのだ。この話は普通の人たちの普通の生活の話である。娘の友達に欲情する父親や多少変わった趣味を持つ隣人とその隣人を好きになる娘・・・など。コメディということで多少おおげさに描かれようともこれはみんな普通の人なのである。最後は泣いた。主人公の振り返るとても幸せだったとても普通な人生に。 【めめこ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-27 20:34:40) 355.アカデミー賞とっちゃったかぁ。アメリカが欲していた映画だとしても、自分は欲してはいなかった・・・。 【000】さん [DVD(吹替)] 2点(2005-04-09 23:12:38) 354.ぱーふぇくと。、、、、、、、、、、、と一言にしようと思ったのですが、以下、だらだら。、、、、とにかく絶妙のバランス感覚。これだけ多様なテーマ、よくもまあ上手に、しかも饒舌にならずにまとめたものだと。、、、鏡、ビデオ、窓といった人と人との媒体の使い方も上手だし、ガラス、陶器のように割れやすく脆いものの象徴的配置も巧み。、、、この世界、そしてその中の「わたし」という存在を、どのように捉えるのかという哲学的な視座もしっかりしているし、、、。それに役者が、みんな上手。それぞれの役どころをしっかり理解しているからなのか、全ての役者が、それぞれ人としてしっかりと生命を持っている。、、、、、、そして上手に笑いをいれながら、、、感情、考えなど一人として全く同じ人間などいないこの世界で、どうやって生きてゆくのか、幸せをどこに探したらいいのか、というシリアスな問題を扱う。、、そう。そういう問題って、あんまり深刻に考えたら、いけないんですよね。人生の一番根っこにある問題って、肩の力を抜いて、楽しく、ばかばかしく、考えなくっちゃね。 【王の七つの森】さん 10点(2005-03-21 13:40:36)(良:2票) 353.何て言うかなぁ~ テーマは重いものなんだけどスカっと見れる映画でした。 最初は「これがアカデミー?」って思ったんだけど見終わった後には 「これはアリかも」ってなっちゃう。 バラが綺麗でした。 【あずき】さん 7点(2005-03-20 20:28:54) 352.エンディングにつきるのではないでしょうか。 劇場で観たのですが、確かビートルズのビコーズのカバーが 流れていたと思う。 なんて神々しいラストなんだろうか、 この男の人生はこんなに高貴なものかと。 高貴で特別なのです。周りからどう見ようと、その人にとっては。 変態おやじとさえ思えるスペイシーの好演も、 さらに変態(本当の)精神異常者によって、 笑ってしまうしかない展開になる。 アメリカの夢の裏側。体裁だけの贅沢。家族という名前だけの集団。 実に腹立たしくもそれでいて暗くないコメディにしている。 内容が笑えないリアリティがあり暗いのに、 演出と俳優がうまいのか逆に、笑えてしまうのが怖い。 人事のように見ながらも、人事に思えない。 それは監督がイギリス人であるのも客観的に見える原因かも。 ただ内容が内容なだけに、アカデミー総ナメというのはどうなんだろう。 日常の崩壊をコメディにしてシニカルに仕上げたのが受けたのか。 この作品はよいのだが、大笑いし認めてしまうアカデミーって・・ でもでもよく考えるとこの作品でよかったのかもね。 第72回アカデミー賞で、作品、監督、脚本、主演男優、 撮影の主要5部門を受賞! 空を舞う白いビニール袋、赤いバラ、本当に見事な演出です。 そしてアネット・ベニングの髪型が粋でした。 スペイシーが恋する少女よりベニングです。 この映画は「ガープの世界」のオマージュです。 向こうはまとまりがイマイチで起伏がありすぎた。 両方見比べるのもまた面白いと思います。 【アルメイダ】さん 8点(2005-02-21 10:53:51) 351.《ネタバレ》 淡々とした流れの中に役者一人一人の個性が光っていて、終わってからもひとりで考えてしまうような映画です。アカデミー賞受賞らしいけど、カンヌっぽい気がする。この映画が近所のビデオショップで「コメディー」コーナーに置かれているのですが・・・。この悶々を解決するには私がビデオ屋定員になるしかないのか? 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2005-02-08 20:09:39)(笑:1票) 350.ここまでいろいろ複線をはるとまとめるのが難しいけど、作品としてうまくまとまっていたような気がする。暗い絵も雰囲気を出して撮れてたし、テーマ的にもしっかりしてた。もう一度見たい映画。 【この道を行けばどうなるものか】さん 9点(2005-01-31 00:17:52)
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