みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
364.大学時代にゼミで教材として鑑賞しました。ここまでの低予算で、単なる人の会話だけで、こんなに人をのめり込ませることができるのですね。人が人を裁くというテーマを前に人はどう考え、行動するのか。深く考えさせられた作品でした。 【ClocheRose】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-02 22:58:06) 363.「24」のさきがけのような映画。リアルタイムで進行し、変わっていく陪審員の心。名作ですね。 【あるまーぬ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-01 02:07:25) 362.《ネタバレ》 数時間話し合ったからと言って結局12人の陪審員は他人へと戻るんだな。 【ネネ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-23 16:04:28) 361.《ネタバレ》 個人的には三谷版の方が面白かったですが12人と1部屋だけでこれだけ 面白い作品が作れるなんて凄い 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-22 22:07:55) 360.《ネタバレ》 法廷ものとは言いつつも、やり手の検事・弁護士がでてくるわけでもなく、陪審員が一部屋で議論するだけの地味な映画だけどグイグイと引き込まれ、面白かった。 12人の陪審員一人一人にきっちりとした設定がなされている脚本とそれをきっちりと演じている俳優がこの映画の素晴らしいところだと思う。 陪審員制度のメリットとして「市民の常識が反映される」「集中審議により短期間で結論を出る」、一方、デメリットは「感情や偏見に左右され易い」「プレゼン技術の優劣によって左右される」などがある。これらのメリット・デメリットが端的に表現されている映画だ。日本でも陪審員制度とは異なるが2009年までに裁判員制度が開始されることになっているが、それまでに一度は観るべき映画のような気がする。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-08 11:54:23) 359.《ネタバレ》 結局少年が有罪であったのか無罪であったのかは作品中では明らかにされない。もしかしたら話全体が実は全くの机上の空論であるのかもしれない。それでも消化不良に感じてしまうことがなくこの作品が面白いのは、何より十二人という登場人物一人一人の個性が丁寧に描き分けられていることにあると思う。脚本の良さに感服。 【kinou】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-24 22:23:18) 358.三谷幸喜の「12人の優しい日本人」は鑑賞済みで高評価だっただけにある意味納得、ある意味がっかり。 三谷幸喜がよくパクってるだけじゃないか、と叩かれる理由がわかりました。 展開やキャラクター性、着地の仕方は同じ。これじゃあ・・・。 他の感心した作品もこれぐらい参考にした作品があるのかもしれないと思うと三谷幸喜への評価も変わってきちゃう。 本作は文句なく満点。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 10点(2007-06-06 00:10:31) 357.《ネタバレ》 そもそも少年がシロだって確信している訳でもないくせに「何となく無罪」「みんなクロ判定だから」的な切り出し方をするH・フォンダの姿勢はいかがなものか。実は何かとっておきの隠し球を持っていて、それで一気に場をひっくり返すのかと思いきや、主張のほとんどは単なる屁理屈。確かに説得力はあるしいくつかは真実かもしれない。でも真実じゃないかもしれない。あくまで可能性。それなのに「可能性はある」の一点張りで有罪派に噛み付いたってしょうがないよ。しかしこの映画で一番怖いのは、そんな確信のない証言にひとり、またひとりと自分の主張を変えていく「その他」大勢。十分な議論や検証が行われることなく冤罪が成立してしまうことより、その冤罪が「長いモノに巻かれる」ことしかできない人間(日本で裁判員制度が開始された場合、大多数がこの「その他」だろう)が、その場の雰囲気でなんとなく判決を決めてしまうことの方が、僕は遥かに怖い。というわけでどっちつかずの5点(←おい!) 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-02 17:39:41)(良:3票) (笑:1票) 356.もともとの時間が短いというのもあるがストーリーに引き込まれる感覚はすばらしくあっという間の1時間半であった。とても昔の映画とは思えない出来映え。あと暑さを表現する様が学生の頃よく見た黒澤映画の雰囲気に似ているなあと思う。 【おさむ】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-05-25 17:09:00) 355.《ネタバレ》 今見ると、やはり内容的に単純素朴にすぎる感は否めないが(特に、証拠の精密度に関するいい加減さ)、この作品を時代を経ても鑑賞に耐えうる作品にしているのは、主人公自身、最初から無罪を確信して根拠を述べ立てていたわけではなく、人の話を聞いてさらに自分の考察を深める「議論」をしているところ。それと、事件の「真実」だの「真犯人」だのという要素をきっぱりと切り捨てている潔さ。そう、当事者主義を採用して対審構造をとる以上、裁判所に(狭い意味での)真実発見義務なんてのはないんです。そのことを製作者はよく分かっています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-25 00:31:41) 354.2度目。面白いし、あっと言う間にエンドマークというのも確かなのですが・・・。突っ込みどころがないかと言うと、そうでもないかな、と。でも、まあ、あまり深く考える必要もないので。・・・というわけで、7点としました。 【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-11 21:42:15) 353.何回目の観賞か?何度観ても、何年経っても、色褪せない人間ドラマの名作。 一室で12人だけの映画。脚本、撮影、音楽、役者全てよし。当然監督も。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-04-10 10:58:51) 352.《ネタバレ》 うーん面白い!こんな地味な映画なのに引き込まれてあっという間の一時間半でした!・・・って観終わった直後思ったのですが、冷静に考えると「いや待てよ、結構ムリな展開じゃないか」とも思えてくるんですよね(笑)。 例えば「暴力をふるうような父親を殺した少年に対し普通に死刑が求刑されてしまうこと(いくら尊属殺人だからって厳しすぎやしない?、アメリカってそういう国なの?)」とか「有罪の証拠がかなり怪しいのも事実だが、無罪かもしれないという主張だって全てあそこにいる素人の推定によっているだけだということ(いくら「疑わしきは罰せず」が民主国家の司法の大前提だとしても、現実的に考えるとその辺に殺人者がゴロゴロ野放しになるってことにもなりかねないのだし)」だとか。 多分この映画の真髄は、被告人の無罪を立証する論理的緻密さやリアリズムやアッと驚くような謎解きなどではないのでしょうね。11対1の評決を0対12にひっくり返す爽快感だけの映画だったらうそ臭くて観ていられない。それよりもむしろ全く違った12人の男たちそれぞれが望む望まざるとに関わらずその信念を互いに検証せざるを得なくなる過程の心理描写と、このような状態において自分ならどのようにするだろうということを観るものに考えさせてくれる点、そこにこそこの映画の価値があると思うのです。 もっとも、もしもこの映画が2006年製作だと聞いたら、きっともっと「うーんおかしい」とか「もっと綿密に練られた脚本じゃないと納得できない」とか思う気もしますが。そう思わせないのは、古典だの名作だの言われる作品の強みってものなのかもしれませんけどね。 【ぞふぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-04-05 12:17:14) 351.脚本、演出、演技が上手い映画だった。見応えがあり白熱した展開に引き込まれました。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-14 22:14:10) 350.《ネタバレ》 一人の人間の真実を追究する姿勢や証拠の再検討によって、最初ははなから 審議をする気のなかった他の陪審員の心が動いていく…。私も途中からあの 議論の中に引き込まれてしまいました。 劇中、陪審員の誰かが、民主主義の素晴らしさについて何か触れていたと思います。 しかしながら、一人の(おそらく)無実だったであろう少年が 陪審員達の非真摯な対応で危うく死刑になりそうになっていた過程を見て、 民主主義の構成員である私たちの意識次第では、素晴らしい どころか恐ろしい社会にもなり得るのだな、とひしひしと感じました。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-12 01:06:55) 349.《ネタバレ》 確かに1時間半がすごく短く感じます。12人ひとりひとりの社会的背景や性格のズレが見事に描かれていて、それが討論の熱気へとつながる。最初はきれいだったそれぞれのワイシャツの胸や脇が汗でにじんできているところなんかとてもリアルでした。余談ですが、日本も近々裁判員制度が変わりますね。ひょっとしたら自分もこういった「人を裁く」立場になるかもしれません。もし自分がこの12人の中の一人だったら、この12人の中のどの人物に近いか考えてしまいました。時期的にも、非常に良い時期に鑑賞したと思います。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-27 17:57:47) 348.言い争いが徐々に説得されて、最後の最後までどうなるのかとハラハラしてみることが出来ました。職場でもこういったことがあるよ~な気がします。自分が堅物で偏屈にならないようにしないとね。 【dilfy】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-02-25 23:07:46) 347.殆ど一場面にも関わらず、こんなに釘付けにさせられるなんて、神がかりですね(笑)。ローリスク・ハイリターンの典型みたいな映画です 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-24 22:24:38) 346.確かに良作だと思う。でも、わざわざ映画でやるほどの話ぢゃないでしょ。よって、可も不可もなし。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-22 20:36:58)(良:1票) 345.私ってば、鑑賞する際にあまりにもまぬけすぎる過ちを犯してしまった。LDで観てたんだけど、なんと裏面から観てしまっていたんです。やけに短く終了したなーと思っていると、面が切り替わってオープニングになり、初めて裏面から観ていたことに気づいた。しかし立場逆転は後半からだし、見る順序間違えてもものすごく楽しかった。 場面がほとんどあの部屋だけなのにずっと引き込まれた。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-17 02:38:15)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS