みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
76.《ネタバレ》 ぎゃああああああ! 今日一番ビックリしたことは、あの人があの、あの、あの「海を飛ぶ夢」を演じた人だった、と知ったことです。すごいインパクトであることから、きっと何かで私も見てる人なんだろうなあ、と一応想像してはいましたが、意外すぎ! すごすぎる~~~! でも、コーエン兄弟はやっぱり合わないわっ!ということもいよいよハッキリしました。うまいけど、きらいです。 あ、あとねジョシュ・ブローリンという人ってニック・ノルティに似すぎでは? きっと勘違いしてる人、いると思う。それと、ウディ・ハレルソンは好きな役者なので、もっとひねりのきいた役柄であってほしかったけど、あっけなく終わってしまって、それもつまんなかった。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-03 01:00:47) 75.《ネタバレ》 正直コーエン兄弟の映画は全て制覇してないどころかあんまり観てない状態で鑑賞したけど、この「ノーカントリー」だけ観ても彼らが凄まじいストーリーテラーだということがまざまざと感じれる一作だった。突然小金を手にした少年二人がそれをめぐって言い争いを起こすシーンがあったが、もしカバン一杯の札束を大人が偶然手にしたとしたらどうだろう。その金をきっかけに追いつ追われつの殺し合いが始まる。ベトナムから生還した強みで勝機を見出したハンテッドとそれを追う純粋な暴力、さらにその後を追い、およそ常人には理解しえない「血と暴力の世界」に困惑する男。緊迫の追跡劇を通してメッセージを突きつける手腕は見事としかいいようがない。またこれだけ息詰まる死闘とヴァイオレンスが散りばめれらているにもかかわらず、その作風はどこかユーモラスでおかしさすら持ち合わせている。おかっぱアントンの恐怖を通り越した滑稽さとそれでもなお漂う圧倒的存在感や荒涼とした大地で繰り広げられる命がけの逃亡はもはや超一流の芸術作品のような品格すら漂わせる。まぎれもない傑作だ。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-02 14:19:34)(良:1票) 74.《ネタバレ》 エンドロールの後何かあるのかな??と思ってしまう映画。ラストが唐突であっけにとられた。それだけに、何だったのだろう?と考えさせるだけの力を持っているのは、繊細に表現されたディテールとモス、シガー、保安官、彼らの深みのある演技の賜物。シガーの静かな狂気はさることながら、モスのただ者ではないベトナム帰還兵っぷりも見事。川から上がった後、冷静に薬室の水気を抜いてから発砲したり、追手を感じわざと二つとなりの部屋から金を取り返したり、緊張感があり世界に引き込まれた。そんなモスがあっさりとメキシコ人に殺され、シガーも何の関係もない交通事故で重傷を負う。退職した保安官は死んだ父の後に着いて行く夢を妻に語る。作者が言いたい事とは違うと思うが、諸行無常という言葉を思い出した。「諸行は無常であってこれは生滅の法であり、生滅の法は苦である」 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 11:03:44) 73.ドラえもんの空気ピストルよりよっぽど怖い。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-24 17:38:51) 72.《ネタバレ》 かなり最後の方まで張り詰めた緊張感を保って凄い映画だと思っていた。みな、演技がすばらしいし、特にありがちな“対決”を見せずにすませるところなどは、その先に何が待ち受けているのかとハラハラしていた。しかし、結局、最後のまとめ方がいまひとつ。後味があまりよくない映画となってしまった。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-22 03:12:22) 71.《ネタバレ》 最後の終わり方が理解できず結果として後味がよろしくない。それまでは練られた構成と俳優の演技で引きつけられただけに残念な感じがより大きく感じられた。それにしてもあっさりと人が死んでいくものだなぁ。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-17 23:04:32) 70.殺し屋を演じるハビエル・バルデムが際だっているが、淡々とした内容でよくわからん。 「これで、アカデミー賞作品賞か?」って感じです。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-16 04:46:27) 69.暗殺者の描き方がスゴイ。キモイ。今までいろんな映画でキモイ魅力ををもった殺人鬼が色々登場しましたが、この映画のシガーは俺の今まで観た映画の中の殺人鬼ベスト10に入ります。牛を殺す空気銃や酸素ボンベで静かに迫る姿はとっても怖いし、普通の人に因縁をふっかける場面は、ドキドキしました。そいつが、お金を奪った男を追いかかけまわすってお話。ただし、そこまでエンターテイナーよりのサスペンスタッチの追いかっけこと、キモ怖い魅力満載の殺人鬼を作っておきながら、この監督さんは語り口が独特なので、ふつうのホラーサスペンスみたいな映画として作ってません。主役を別におき、しかもその視点をメインにして見せないし、よく映画を観ないとわからない描写もあります。そして一見、何を表現したかったのかわかんないけども、ちゃんとテーマもあるみたいなのです。もちろん観た後、そーゆうのを色々考えたりして余韻を楽しむオマケつきの映画として、純粋にサスペンスとしても楽しめる緊迫感もあります。ただ俺は後半の急速な展開にテンションが若干盛り上がりきらなかったのでそこがちょっと微妙。でも全然退屈ではなかったです。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-14 18:54:05) 68.《ネタバレ》 ただのサスペンスじゃないんですね。設定が面白かっただけに、最後が哲学的に終わったのが個人的には合いませんでした。 【キッド】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-14 13:11:29) 67.金を盗んだ男と殺人鬼のおっかけっことくれば、いくらでも派手に面白くできたろうに、そこはコーエン兄弟。妙味はあるけど後味はない。淡々として渋く、釈然としない。無口で変な武器を持った殺人鬼が妙に怖い。コーエン兄弟は真面目に撮ると、なんか一般人を寄せ付けない雰囲気が出る気がします。それが受賞につながってるのでしょうが、彼らに関してはもっといい加減に撮ったようなモノのが好きです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-12 01:05:34) 66.筋の通った殺人などあるはずがない。アントンはある意味とても現実的な殺人鬼なのかもしれません。開始5分で引き込まれるハビエル・バルデムの演技は一見の価値ありです。 【njld】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-07 16:31:23) 65.《ネタバレ》 逃げる方ももっと色々逃げ方あると思う。 それとサイレンサー付きのあのショットガン。 あのサイズでサイレンサーついてるのあるんだあ。 不死身なのはわかったが、この後どうなったのか うやむやで終わるのはどうなのか。 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-10-05 06:50:40) 64.《ネタバレ》 バビエル・バルデムの圧倒的存在感に尽きる映画。助演男優賞を受賞できたのも頷けます。ドアの開け方からして怖い。それによって、やつがドアに近づいてくるときの緊張感がより一層増して、ぐいぐい引き込まれます。コーエン兄弟の映画観のようなものが感じられる作品でした。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-23 01:49:27) 63.いいわあー!名作。まず、荒野のアメリカ。モーテル。プール。メキシコ国境。エルパソ。”パリテキサス”の観点、風景で良。ストーリー的にいえば、実はわたし、このはなし、全体の75%ぐらいしか飲み込めてないと思う。そしてサスペンスとしてすばらしいね。そんでもって、いわくありげのセリフやお話の数々。これ、原作が”血と暴力の国”でしょ。”年寄りだけにあわない国”じゃなくって、一生、平和に生きてゆきたい普通の人々すべてに合わないよ。普通はね。だから僕は歴史をさかのぼって、もともとは、先住民インディアンを”虐殺”した国ですよ。ってことなのかなあ。とも思った。現代の病理はその復讐か?(というか、国ではなく、まったく、個人的な病理ね)題名は年寄りにあわない”国”だけど、あんまり国と関係ないんじゃないか?でも、銃器のばら撒きは、”国”に関係あるよね。また、なにかの対価としてヒトが(われわれが)”金”を流通させる行いは、 殺人主人公が、コインの裏表で行いを決定することと、対極である。われわれヒトは、どう生きようが自由なのである。国どうしが、勝手にルールを決め、勝手に戦争を始めたり、誰かさんが勝手にサリン撒いたり、誰かさんが勝手に貿易センタービルに突っ込むのと”同様!”に自由なのである。そんなことを単純に思った。この映画。好きです。まあ、みんな仲良く、平和に生きたいものだ。へたを打つと”命より大切なお金”かもしれない。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-17 23:10:17) 62.《ネタバレ》 ハビエル・バルデムがとくかく不気味で怖かった 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-15 00:54:52) 61.ごめんなさい。頭の悪い私には、何がいいたいのか、どこで楽しんだらいいのか全然わかりませんでした。シガーもただの変なおっさんにしか見えんかったです。こんなんがアカデミー賞とるんですね。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 1点(2008-09-14 19:43:22) 60.《ネタバレ》 独特な雰囲気な映画でした。緊迫感のある場面もありましたが凡人の私には全体的に長くて退屈な印象でした。 【より】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-09-14 00:50:07) 59.《ネタバレ》 色々な方の感想を見てやっとこの映画の真の意味が理解できました。ホントに初見で理解できなかった事が恥ずかしい……。 コーエン兄弟の映画は初めて観ましたが、音楽が全然無くリアリズムを徹底的に追求している様で、私には少しきつかったです。徹底的にするのは映画人として正しい事だとは思うのですが、やっぱり少しは音楽も欲しかったのが本音です。 最後に殺し屋が家から出てきて、足の裏を拭く動作だけで、モスの奥さんを殺したんだなと理解させてしまう演出は凄かったです。凄く不気味で恐ろしく感じました。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-11 02:18:49) 58.映画全体の雰囲気は嫌いじゃないけど、率直によくわからなかった。人物の背景が薄いから、追う、追われるの緊迫感をあまり感じない。でも、アカデミー賞なんだっけ? 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-07 21:05:41) 57.《ネタバレ》 結局「この世の中には理屈が通らない人間がいる。存在自体が周りに不幸を及ぼすので誰かが手を汚さなければならない。」という事か。最初は重厚な雰囲気で実に興味深く観ていたが、途中から何やら不安を覚え、結局最後投げっぱなしで終わってしまった。トミー・リー・ジョーンズの出番が少なく、他の主役と絡まないのだからどうしようも無いが、最後意味深な妄想発言で終わる手法に一番カチンときた。監督に能力が足りないのを視聴者の理解不足に差し替えているようにしか思えないのだ。先ず逃亡者であるが、どう考えても好きで自ら危険な道に足を踏み入れている感じがする。普通、金を自分のバックにぐらい詰め直すし、広いアメリカなのだから嫁を連れて出来るだけ遠くに逃げればいいだけの話。そして一番分からないのは、モーテルでのバックの移動。何故その部屋に都合よくメキシコ商人がいるのか?まだ発信機には気付いてない筈なのに。もしおびき寄せたのであれば、何故その時に殺し屋と対決しなかったのか?一番チャンスがあったように思える。今回殺し屋の俳優だけは素晴らしかった、アカデミー賞受賞に相応しいのは彼だけであろう。勝手にショートキルに圧縮ガスを使用するものだと思っていたが、使ったのが素人だけというのは残念。何の関係も無い人を次々に殺害していくというのは、殺し屋のルールとはかけ離れている気がする。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-07 11:17:42)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS