みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
82.痛快コメディ時代劇として見ました。映画全体の流れるような静と動の表現が素晴らしかったです。有名な対決シーン。にらみ合う二人に見ている方も思わず息を止めてしまいます。ムッ・・・・・・。あのタイミング!血しぶき噴射担当者は「その時が来たらGOだ」との指示しか受けていなかったそうですが、バッチリ合ってます。「気が満ちる」ってそう言う事なんでしょうね。室戸半兵衛の最期に自分の行く末を見ながらも、生き方を変えることはできない。去って行く三十郎の後ろ姿が切ないです。 【黒猫クロマティ】さん 9点(2005-01-05 11:57:21)(良:1票) 81.現在高校生のまだまだいたずらや遊ぶ事が大好きな子供のわたくし。この映画はそんな遊び心を擽る素晴らしい作品。好奇心を擽る椿三十朗の言葉。随所に盛りこまれた小さなギャグの数々。全てが楽しくて、画面から目が離せなかった。この作品はたった90分間。それ程長いとは言えない。でもその90分に3時間の『七人の侍』と比較できない程の感動と衝撃をうけた。この作品は遊びの要素と真剣で楽しめる要素がギッシリ詰まった、素晴らしい作品です。10点! 【ボビー】さん 10点(2004-12-30 20:00:58) 80.面白い!見てスカっとするね。 【アルテマ温泉】さん 9点(2004-12-29 00:03:34) 79.三船はセクシーだと思う。この映画で見せる男臭さは今の男優にはないものだ。 肩のゆすり方、堂々とした歩き方、どれもハードボイルド。 この男、本当に強いんだろうと思わせてくれる何かがある。 三船のいた日本。彼亡き後の武士の魂は何処へ。 「ラストサムライ」で間抜けな日本語しゃべるトム・クルーズに武士道を語られたくはない。俺は右翼でもゲイでもないけれど、真の男らしさを持っていた三船という俳優とそれを完璧に銀幕に表現しえた黒澤という監督が大好きである。 【くぼごん】さん 9点(2004-12-11 20:35:29)(良:2票) 78.1回目見たときはそれほど面白いとは思わなかったけど、2回、3回と見ていく内に、所々に出てくるユーモアがツボに入ってとても面白く感じるようになった。「あばよ」っていう台詞をこれほどスラッと言える人は今の俳優ではいないなぁ。 【夏目】さん 8点(2004-11-10 17:00:55) 77.面白い。用心棒とどっちが面白いと意味の無い議論をしたくなるのが ファンの楽しみかも。 【amicky】さん 9点(2004-09-26 13:29:26) 76.三船はカッケー!殺陣速っ! 【ロカホリ】さん 8点(2004-09-21 00:40:54) 75.用心棒より断然好き。 【太郎】さん 9点(2004-09-05 12:55:34) 74.好き。 ・・・ポッ 【おでんの卵】さん 10点(2004-09-04 02:33:00) 73.三船敏郎と加山雄三たち、若侍がならぶとその肉厚さにびっくりします。まさしく膂力のありそうな浪人という言葉であらわせますね。 確かに鞘に納まるタイプじゃないないな。 【きつま】さん 10点(2004-09-02 23:14:40) 72.すごいね、この映画。笑いあり泣きありチャンバラあり、娯楽映画として必要なものをきっちりと詰め込んでいる。ラストの緊張感も見事。40年以上も前の映画なんだ…黒澤恐るべし。 【ふくちゃん】さん 9点(2004-08-29 19:23:19) 71.《ネタバレ》 個人的に黒澤作品の中では「七人の侍」が一番好きなんですが、この作品もそれに次いで好きな作品です。冒頭の三十郎が助太刀する強引とも思える展開も、その後の展開を見ていくうちにそういった細かいことはすべて吹っ飛んでいきます。またカメラワークも、決して役者をアップで写してるわけではないのだけれど、そこに映し出されている一人一人皆主役のように画面に存在感をアピールしてくるあたりが今の映画監督にも見習って欲しいですね。そして、この映画最大の見所はラスト、敵役の仲代との、“映画史上最も速い剣術シーン”と称される一騎打ちのシーン。このシーンの、2人が対局した時の緊張感、そして一瞬で勝負が決まるこの瞬間は物凄い衝撃があります。改めて、ただ長いだけの殺陣シーンでは限界があるということを思い知らされました。という事で点数はストーリー8点プラスラストの“0.3秒居合い抜き”に1点の系9点。 【クリムゾン・キング】さん 9点(2004-08-20 03:57:07) 70.どこか出来すぎかなと思うけど、それほど気にならずに見れました。それもこれも椿三十郎のキャラクターのおかげでしょう。自分のことを悪者だと言ってのける室戸にある種共感し、評価さえしているあたりが三十郎の魅力ですねー。ここが「遠山の金さん」や「水戸黄門」との差でしょう。単なる善人ではなく、自分のやりたいことをやりたいようにやる、それがたまたま良い行いになっただけで、ひょっとすれば悪に加担する室戸のようになってしまうかもしれない。そんな野性味を持った三十郎は魅力的だけど、そのままでは社会には適応できないし、無理に適応させれば室戸のようになってしまうのかも…それを解っているから自ら去っていく三十郎、かっこいい~~。しびれました!そんな三十郎を演じきった三船はさすが世界の三船です。お見事! 【ペリエ】さん 7点(2004-08-15 21:53:20) 69.三十郎のユーモアのある粋なせりふがとてもよかった。ストーリーもうまく緩急がついてだれることなく最後まで引き込まれる。何度も繰り返してみたくなる最高の映画。 【HK】さん 10点(2004-08-15 02:06:01) 68.みなさんのおっしゃる通り、娯楽として楽しめる作品です。時間もコンパクト、用心棒よりも三十郎の殺陣のシーンが多い、そしてストーリーはいたって単純。そこに椿やら鶯やらの風情と、ユーモアをちりばめた粋な作品ですね。最後の仲代との決闘シーンは静から動への急激な変化という点で黒澤監督らしかったと思います。 【デューク】さん 8点(2004-06-30 22:46:11) 67.おとぼけキャラたちがそれぞれ個性あって、面白かったですねぇ。最後の一騎討ちはシビレました。ただ、三船がとっ捕まって、中代が殺さないで慌てて出て行ってしまうくだり。あそこは“そりゃないだろ、殺してからいけよ!”と、ご都合主義を感じてしまった。カメラワーク、カット割、そのへんをもっと、日本の監督たちは見習うべきです。 【ダブルエイチ】さん 7点(2004-06-28 21:16:05) 66.日本を代表する役者:渥美、勝、高倉、松田を以ってしても、この時期の三船敏郎の神がかり的な「存在感」に勝る者はない。 四十年のときを経てなおも輝き続けるいぶし素浪人。 電光石火のごとく見張りを切り殺し、若侍の下へ歩み寄りの激しいびんたのシーン。 「生きるか死ぬか」を心底分かっている男の凄みが見事に出てましたね。 いやシビレました。 こんな役者は二度と出ないでしょうね。 恐るべし!!! 三船敏郎。 【Beretta】さん 10点(2004-06-28 12:55:05)(良:1票) 65.用心棒よりこちらかな。ユーモア感が前作よりぐっと増していて、それは三十郎は本来修羅の道(まさに前作の舞台そのもの)に生きる人であって、こちらの映画の世界観から微妙に浮いている違和感から来ているように感じます。だからこそ、彼と室戸だけのシーンはいっそう引き締まるのではないかと。ストーリーには本当に無駄がなく、なにしろ三十郎という人間の説明すら省かれているので(^^; やはり用心棒をみてからこちらを観た方がすんなり入り込めると思います。 【あさしお太郎】さん 10点(2004-06-28 04:51:15) 64.黒澤作品の武士部門では緊迫感と疾走感の流れがよく、一番好きです。 今も昔も若大将は若大将。青大将も青大将でした... 【axion】さん 10点(2004-06-23 03:07:20) 63.黒澤作品の中では、最も娯楽色の高い作品だと思います。ファンとしては、もっとこういった作品を何本か作ってほしかったと思いますが、監督はもっと他に残さねばならないテーマや構想があったのでしょう。でもきっと黒澤監督は、「娯楽物だっておれが作れば、誰にも負けないよ」とあっさり言ってのけるのでしょう。あっぱれ。 【やまさん】さん 10点(2004-06-20 22:24:44)
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