みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
379.恐怖と怪奇さで鳥肌がたった。題名も内容もキャストも良い。レクター博士の発言と行動の動向、主要テーマのバッファロー・ビルの事件の展開、主人公クラリスの活躍、これらが満遍なく同時進行していく。一つに偏ると物語の広がりがないと思うがこれらはバランスがとれている。それは役者の名演と内容の重厚さ、しっかりと作られた脚本、それをまとめる監督の力によるものだと思う。残酷で不気味だがサイコ・サスペンスの頂点であると思う。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-21 01:38:26) 378.アンソニー・ホプキンス演じる「人食い殺人鬼でありながら、知性溢れる天才精神科医」というレクター博士のキャラクター性は強烈に魅力的。 それまでホラー映画の中の殺人鬼と言えば、単に凶暴な怪物のような描き方をされる事が多かった所へ、「知性」と「狂気」を持ち合わせたキャラクターを造形した、この作品の意義は大きい。 特に刑務所の中に居ながらにして、相手の性格や心理などを推察してしまう「プロファイリング」の面白さとも相俟って、非常にオリジナリティのある作品に仕上がっている。 その後ブームに乗っかって量産されたサイコホラー映画とは一線を画する出来。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-18 21:27:46) 377.《ネタバレ》 アンソニー・ホプキンスは確かにすごかったし、ジョディ・フォスターとの対決みたいなのも見ごたえ十分。 でも、肝心のバッファロー・ビルとかはあまりにもあっけない。なのでこの点数 【θ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-12-18 18:10:04) 376.アカデミー賞主要4部門受賞も納得の良作。最初から最後まで緊張感を持続させたまま一気に見せてくれます。 【丸に梅鉢】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-21 20:59:02) 375.レクター博士のインパクトは強く他作品で彼を見ると博士のイメージが・・・。 とにかく悪役キャラとしての魅力を如何なく発揮している。 今なお色褪せぬほどだ、というわけでバッファロービルの薄さに合掌。 知能と美貌を併せ持つジョディーの存在も大きな柱。 静的な怖さが際立つ、珠玉のホラーサスペンス。 【HIGEニズム】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-11 15:45:34) 374.この作品のアンソニー・ホプキンスとジョディー・フォスターはオスカー受賞も納得出来るほど素晴らしいけど、作品としてはあまりにも過大評価され過ぎている気がします。評価して良いのはレクター博士とクラリスが一緒にいる時のハイレベルな駆け引きのみ、2人が絡んでいない部分は誰でも撮れる普通のレベルだと思いますよ。 【眼力王】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-05 18:28:11) 373.《ネタバレ》 この映画は最高です。アンソニー・ホプキンスが演じる人食いのレクター博士の迫力には驚きの余りです。牢獄に入っているのにも関わらず恐怖感がこちらに伝わって来るところがとにかく凄いです。レクターが食事の用意に来た監視役二人を殺害するシーンは人間では不可能に近い殺し方ですが・・・妙に芸術的ですし(笑)レクターがペンブリーの顔の皮を剥いで変装したところははっきり言って鬼としか思えない行動だろう。ばれなかったのも不思議でしたけど・・・。殺人犯のバッファロー・ビルはどぅでも良いです・・・最後にはクラリスとの銃の撃ちあいでさよならですしね。ラストシーンのレクターの一言「おめでとう。これから古い友人に会いに行くよ」を言って電話を切りますがその時点でチルトンの死は確実ですね(笑) でも、初めて見た時はこのように好印象で10点をつけた作品なんですが2回目見るとテンポが悪く感じて点数が半減しました(焦) 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-17 22:59:58) 372.《ネタバレ》 アンソニーの悪ぶりも恐ろしいのだけど、個人的にはバッファロービル役のテッドレヴィンが女装してカメラの前で羽ばたくシーンが強烈で、本編の中では一番恐ろしかった。アンソニーとジョディの印象が強すぎるため、テッドのイカれた殺人鬼の影が薄いのが少し残念だったな。 【アンナ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-26 23:23:25) 371.普通に会話をしているだけなのに常に緊張感が存在していることが凄いです。いくつか甘いと感じる部分もあるけど、不思議な緊張感が最後まで持続している貴重な映画。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-17 12:47:50) 370.緊張しっぱなしで時間が経つのが早かった。あとはみなさんと同じです。 【いざ、ベガス】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-07-17 00:25:49) 369.当時小学生だった私はこの映画がいい意味でトラウマになってます。 【あしたかこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-07-15 16:05:00) 368.ぞくぞくしました。面白かったです!レクターの最後の言葉が強烈で不気味な感じがしました。もう一度みたい!理解不足なところもあるし、余裕を持って見てみたいです。 【うらわっこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-10 02:37:17) 367.《ネタバレ》 何でこんなに評価が高いのか全く分かりません。オチもないしストーリーもないと思うんですが・・・。確かにレクターの醸し出す雰囲気はすごい良いと思うんですが。 【CTU】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-26 21:34:34)(良:1票) 366.2回目鑑賞。好きな作品の一つ。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-26 18:09:44) 365.《ネタバレ》 レクター博士が良すぎます。自分が悪役好きになったルーツの作品です。 【きいろくま】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-24 00:07:52) 364.おもしろい 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-21 08:00:02) 363.ここのジョナサン・デミ作品評をつらつら眺めていて気がついた。『羊たちの沈黙』以外はえらく評価が低い…この人、名監督だと思っていたけど違うようだ。そう思ったら、本作の評価がどうして高いのかわかってきた。 この映画の価値は「レクター博士」の発明にある。ほぼ全て檻の中で演技しなければならないレクター役は、俳優にとって厳しい試練だ。アメリカ式のメソッド演技では、何カットもこなす前に早晩限界が来るだろう。レクターはアクターズ・スタジオ風の「なりきり演技」では突破できない矛盾だらけの難物だからだ。そこでやってきたのがアンソニー・ホプキンス。シェイクスピアのたっぷり染み込んだ舞台俳優だ。彼はほぼ立ったままで、表情も変えず、人物を象徴する装飾品もなく、長い長い科白だけで演技した。この爺さんはアメリカ演劇を無礼なまでに無視して、シェイクスピアを持ち込んだのだ…多分これはデミ監督の発案じゃないだろう。ロジャー・コーマン門下生の彼に、こんな大胆な発想ができるわけがない。この映画の特色は「ハリウッド演技の否定」から始まったと言って過言じゃない。 レクターの演技を生かすにはカウンター側のサポートも必要だ。しかもレクターは作中ほとんど主人公クラリスとしか話さない。こちらもシェイクスピアで行くべきか? だが、キャスティングされたジョデイ・フォスターはホプキンスに、張り裂けんばかりの大声で「NO!」を叩きつける。彼女の演技は教科書的なメソッド演技だと思うが、素性は天才子役だ。中学時代にデ・ニーロやカイテルと対等に渡り合った怪物サラブレッドで、知能指数もめっちゃ高く、素の人間としてはコッチの方がよっぽどレクターだ。そんな彼女は、シェイクスピア劇風のセリフの抑揚ではなく目の演技で対抗する。ほとんど表情のみで、強気の中に潜む「弱い少女」を浮かび上がらせる。これこそサラブレッドならではの、神域メソッド演技だ。彼女はこの役を演じる事が、必然的に「イギリス演劇界VSハリウッド映画界」の構図になってしまう事を理解していただろうか? オイラはそうだったと思いたい。 長い歴史、多くの作品によって培われてきた2つの演技方法のガチンコ対決。これが本作の魅力の根底になっていると考えていい。もちろん勝者はない。オイラには、対決をフィルムに収めたデミ監督が不当にも《漁夫の利》を得たような気がしてならないんだ…。 【エスねこ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-03 17:38:49)(良:5票) 362.《ネタバレ》 ずっーっと前に1度観てたのに評価をしなかったのは、 もうかなり前の記憶でしたのとオチもわかっていたから・・ 「ハンニバル」をまだ未見でしたのでこの機会に両方観ることに。 まずこちらから2度目の観賞ですが・・ 前に観たときはよくできた映画だとは認めてはいたものの、 正直ソツがなくて今ひとつだったと記憶していました。 が・・この作品がなぜアカデミー賞を総ナメしたのか(この特殊なジャンルであるのに!) ようやくわかったような気がします。 心理描写が深いこととやはり哲学性を感じたから。 そして何よりも主演二人の演技が素晴らしい。 ホラーにも属されるかもしれない危ういサスペンス娯楽でありながら、 こんなに深い描写をしていたんだなぁ・・ 前に観たときには犯人である連続殺人犯がやけにマヌケに見え、 「悪魔のいけにえ」と同じじゃあないかと思っていたのですが、 これはああいう系ではなかったんですよね。 主題はまさにクラリスのトラウマ救済とレクターの好奇心です。 ジョディは体格も小柄でいて中性的な魅力を感じるし、 表情もあどけなくもあり色気もあります。 その賢明さ聡明さは観ていて力強くもあり、 怪奇殺人の犯人のほうが似合うホプキンズと正面から演技合戦をしても、 全く互角以上の真剣さです。 彼女の演技は客観的には観れないくらい入り込んでいます。 幼い頃の羊をかかえ逃げる彼女は救えなかったことが自分のトラウマになっています。 そしてそのトラウマと向き合うことをアドバイスするホプキンズ。 そのまんま犯人の井戸に隠した誘拐された女の悲鳴となるのです。 この単純なのに深層心理をついている脚本は見事です。 猟奇殺人をもとにした刑事ドラマでは「セブン」のほうが好きですが、 この作品も二重の舞台のトラウマと演出で上手に作られています。 なにしろホラー要素もあるサスペンスなのに品さえ感じられるのも、 やはりジョディ・フォスターだからでしょうか。 意思の強さと気弱さとあっけらかんとした陽気さ・・ 見事な演技でしたね。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-02 12:49:38) 361.《ネタバレ》 究極の悪ハンニバル・レクターという題材を手に入れ、さらにアンソニー・ホプキンスという素晴らしい役者を迎え入れた時点でこの作品は勝利していたのだろう。 並外れた知性を持ち、あらゆる倫理規範を軽々と飛び越えてしまう怪物。クラリスはバッファロー・ビルから「羊」を救出するが、レクター博士という獣の前には無力だった。恐怖を感じつつも、その超人的な能力に不思議と惹かれてしまう人も少なくないはずだ。 実際のFBI捜査官は、レクター博士を連続殺人者としてはリアリティがなくむしろカルト宗教の幹部にふさわしいと評していて、それを聞いたときはなるほどと思った(そういえば犯行も儀式的で、被害者の死体が殉教者に見立てられている)。これほど強烈なカリスマ性を獲得した犯罪者は他になく、悪役としては史上もっとも秀逸な人物造型だと思う。 ――と褒めつつも微妙な点数なのは、なぜか個人的にはあまりはまれないから。本作と不幸な出会い方をしたのもあるし、久しぶりに再見してレクター博士も脱走方法も「ありえないなー」と冷静に見てしまった。終盤があまり盛り上がらないというのもストーリー展開としてきれいじゃない。自分はむしろあまりの高評価に違和感を覚えてしまう側の人。素直に楽しめなくて非常に残念に思う。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-12 21:42:51) 360.緊張感漂う雰囲気がなんともいえない。ストーリーも引き込まれるような展開で良かった。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-06 15:47:39)
【点数情報】
【その他点数情報】
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