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ペーパー・ムーン

Paper Moon
1973年【米】 上映時間:103分
ドラマコメディモノクロ映画犯罪もの小説の映画化ロードムービー
[ペーパームーン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-11-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1974-03-09)


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監督ピーター・ボグダノヴィッチ
キャストライアン・オニール(男優)モーゼ
テイタム・オニール(女優)アディ
マデリーン・カーン(女優)トリクシー
ランディ・クエイド(男優)ルロイ
ノーブル・ウィリンガム(男優)ロバートソン
津嘉山正種モーゼ(日本語吹き替え版【TBS/テレビ朝日】)
冨永みーなアディ(日本語吹き替え版【TBS/テレビ朝日】)
小原乃梨子トリクシー(日本語吹き替え版【TBS】)
島香裕ジェス・ハーディン(日本語吹き替え版【TBS】)
石田太郎ハーディン保安官(日本語吹き替え版【TBS】)
青木和代イモジン(日本語吹き替え版【TBS】)
阪脩フロイド(日本語吹き替え版【TBS】)
片岡富枝オリー(日本語吹き替え版【TBS/テレビ朝日】)
北村弘一牧師(日本語吹き替え版【TBS/テレビ朝日】)
平林尚三ロバートソン(日本語吹き替え版【TBS】)
山田礼子ウェイトレス(日本語吹き替え版【TBS】)
高村章子パール・モーガン(日本語吹き替え版【TBS】)
加藤正之法執行官(日本語吹き替え版【TBS】)
斎藤昌エドナ(日本語吹き替え版【TBS】)
沼波輝枝リボン店店員(日本語吹き替え版【TBS/テレビ朝日】)
千葉順二駅長(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴木弘子トリクシー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三ジェス・ハーディン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本アルヴィン・サージェント
作曲ハロルド・アーレン"It's Only a Paper Moon"
撮影ラズロ・コヴァックス
ボビー・バーン(カメラ・オペレーター)
製作ピーター・ボグダノヴィッチ
パラマウント・ピクチャーズ
フランク・マーシャル(製作補)
製作総指揮ウィリアム・フリードキン(ノンクレジット)
フランシス・フォード・コッポラ(ノンクレジット)
制作東北新社(日本語吹き替え版【TBS】)
配給CIC
美術ポリー・プラット(プロダクション・デザイン)
ジョン・P・オースティン(セット装飾)
衣装ポリー・プラット(ノンクレジット)
編集ヴァーナ・フィールズ
録音リチャード・ポートマン
レス・フレショルツ
字幕翻訳高瀬鎮夫
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【TBS】)
その他ビング・クロスビー(スペシャル・サンクス)
ディック・パウエル(スペシャル・サンクス)
あらすじ
「俺の名前はモーゼス・プレイ。ここカンサス近辺で地道に聖書を売ってる男だ。昔の知人が死んだってんで葬式に行ったら、墓地には汚ねぇガキが立っていた。…俺の子? 違いますよ奥さん、私ァね身持ちの堅ぁ~い聖書売りで。え、親戚の家まで届けてくれって? …行っちゃったよ、ガキ残して…しゃーねーコレを餌に田舎のマヌケをカモってやるか。こらガキ分け前よこせだァ? ナマ言ってんじゃ…オラ騒ぐな人目に触れるだろ! 子連れの詐欺師なんて聞いた事ねェ~!」…実の父娘共演、米30年代を活写するロードムービー。

エスねこ】さん(2006-05-07)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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35.記念撮影用に作られた張りぼての月と、見せかけの誠実さで聖書サギを繰り返すモーゼの張りぼての人生、一見父と娘に見えるんだけど実際のところは赤の他人かも知れない張りぼての親子。タイトルにもなった「ペーパー・ムーン」の比喩するところが実に上手いな、と思わされた作品。主人公アディは詐欺師のモーゼも手玉に取るほど並外れた頭の回転の持ち主で、たぶんコレは本当の親子なんだろうなぁと思わされるが、最後までこれははっきりしない。美人ではないし愛嬌があるわけでもない、大人びたアディのふてくされた演技に史上最年少のオスカーは納得モノ。残念ながら親娘ともども、一瞬の輝きで終わる過去の人になってしまったが、才能ってそれだけじゃ輝き続けることができないんだよな、という一つのお手本にはなったと思う。でもこの映画のテイタム・オニールはやっぱり上手い。当代きっての色男で実際にも女グセの悪かったモーゼ役のライアン・オニールも、この役が一番のハマり役。このタイミングで敢えてモノクロで勝負して来たピーター・ボグダノビッチの目のつけどころもスゴイと思う。古臭い画面づくりが、独特のノスタルジックな雰囲気を作り出すことに成功している。カラーで撮ったらタダのファミリー映画になっちゃってましたね。 anemoneさん 9点(2003-12-06 12:50:17)

34.聖書サギとはまた、ベタなんだけれどウマイっ! 悪いことには違いないが、亡くなったご主人の想いに涙し、喜ぶ、そんな未亡人たちはそれでちょっと幸せになれるんじゃないかな。(注 決して詐欺を擁護しているわけではありません。ウソと言ってしまえばそれでおしまいですが、まがいものでも何でもほんわかできるアイテムというのは重要で……うう~表現が難しい)最後まで、詐欺と知られることなく上手にやって欲しいな、と思いました。しかも、アディはお金に困っている家庭には安く、裕福な人には高い金額をふっかける。一律じゃないところもニクイ演出じゃないですか。どういう過程で、こんな聡い子どもに成長したんだぁーー。やられた~。 元みかんさん 8点(2003-12-05 18:51:09)

33.「パパなの?」「だってあごが似てるわ」って確かに似てるけど。
父親が、新右衛門さんやアゴイサムだったらほとんど確定的だったんだろうが、その場合娘のヒロインとしての価値に疑問が。

あばれて万歳さん 8点(2003-12-05 18:25:35)(笑:1票)

32.アディとモーゼの関係をものすごく上手に説明しているラストシーンは座布団二枚あげてもよいぐらいウマイと思いました。もちろんテイタム・オニールは魅力的っす。タバコよくても酒はダメなんですねぇ。 チビすけさん 8点(2003-12-04 23:22:15)

31.憎たらしいクソガキ!・・・・・・・でも、許すか・・。 STYX21さん 7点(2003-11-13 22:14:11)

30. ピーター・ボグダノビッチの映画への愛が随所に感じられる懐古調の佳作ロードムービー。MVPは何と言ってもアディ役で史上最年少オスカー(助演女優賞)に輝き、本作で衝撃のデビューを飾った天才子役テイタム・オニール!!とどなたもお思いだろうが、実のトコロ弱冠9歳でのオスカー受賞に果たした縁の下の力持ち的役回りとしてモーゼ役のライアン・オニールの存在を忘れる訳にはいくまい。如何に天才子役と言えど撮影に臨むプレッシャーは相当なモノだった筈。メインで共演する相手が”実の父”であるコトがどれ程彼女をリラックスさせ、彼女の持ち味を存分に引き出す絶妙のサポートとなったかを思い合わせれば、実はライアンこそが本作の最高殊勲選手であるとしても格別不当なモノではなかろう。「ある愛の詩」のオリバー役を含め、ハッキリ言って個人的に全然好きなタイプの俳優ではないが、本作と「バリー・リンドン」での彼は例外。後味悪いヤツばっかりで辟易だった70年代映画群にあって一際輝く小粋な本作に…8点! へちょちょさん 8点(2003-10-05 00:23:40)(良:2票)

29.ロードムービーって好きじゃないんですけど、これは別。心が温かくなります。親子って知って自然な演技が納得できました。 もちもちばさん 9点(2003-10-02 02:12:36)

28.マデリン・カーンは最高です。ライアン&テイタム・オニールが歩道で同じポーズで座っているシーンが大好きです。遊園地のシーンも泣けました。すぐにサントラレコードを買ってきて、ポール・ホイットンのタイトル曲をヘビーローテーションで聴いていたものです。 omutさん 8点(2003-07-28 02:11:27)

27.あのテーマ音楽もとてもいいし、どうしようもない父親と賢い子供というパターンの元祖だと思う。ちょっと切ない風味もきいてこれぞ名作だと思った。 ジェイムズさん [地上波(字幕)] 9点(2003-06-26 06:56:38)

26.私が産まれる前の作品ですが今見ても全然古さを感じさせない映画だと思います。 滝さんさん 9点(2003-06-20 05:18:19)

25.8~9才という成長期に撮影したこともあるのでしょうが、アディー役は複数の役者に演じられているのではないかと錯覚するほどに、テイタムの表情が豊かで魅了される作品です。見てよかったと思える作品はたくさんあると思いますが、この作品は何回見てもその度によかったと思える数少ない作品の一つだと思います。北米ではようやくDVDが発売されます(2003年8月12日予定)。日本での発売を期待しています。できればサントラ付きで。 Oscarさん 10点(2003-06-02 23:09:34)

24.随所で頬が緩む楽しい映画。またアディが素晴らしい。ただ、本来はこれが先駆けであったろう少女(子供)とおじさんの交流という形などが、最近の映画(レオンとか)を見ているため、平凡さを感じてしまいこの点。この映画の問題ではないのだけど、映画に出会った時期で印象が左右されるのはしかたないですよね。 リグビーさん 7点(2003-05-31 22:11:51)

23.小粋なコメディ。ナマイキ顔のテータム・オニールがたまらなくチャーミング。お札を数える仕草とか、大人の女にライバル心を燃やす表情なんかとても演技とは思えません。テータム・オニールの作品を他に何本か観た記憶があるのですが印象深いのはなぜかこの1本だけ。あんなに上手なのにブレーンに恵まれなかったのかな? Reiさん 9点(2003-05-22 19:12:28)

22.たしか中学生くらいの時に、レンタルビデオ屋で借りて見たんだけど、今でもこの映画の暖かさを感じることができる……そういう映画。 キャリオカさん 8点(2003-05-13 17:31:04)

21.ちょっとチャップリンの「キッド」をほーふつとさせます。おませで賢いティータムがとってもうまい。しましま靴下とお月様の少女のイメージが定着してます。 キリコさん 8点(2003-05-11 16:48:31)

20.テイタム・オニールがとてもかわいかった!すごい演技力ですよねぇ。さすがアカデミー賞とっただけあるっ!私は14歳であんまり古い映画を見たことがなかったんですけど、すごくおもしろかったです。ラストで車に自分の写真をおいていくところが、とてもかわいくて・・・。 ちぇりーさん 10点(2003-05-10 11:33:53)

19.私の一番好きな映画です。DVD版が発売されるという具体的な話を聞きませんので、止むを得ず先日2本目のVHS版(英語版)を購入しました。DVD版が発売されたらもちろん即座に購入します。それ程に好きな作品です。 Ozzieさん 10点(2003-04-24 14:35:37)

18.いま見てみると平凡な部分も多々あるなと思うのですが、かわいい映画ですよね。アメリカンニューシネマには思い入れがあるのでこれも好きです。批評が懐古に負けてるか。オジさんを許して。 チューンさん 7点(2003-04-21 22:00:34)

17.実の親子によるロード・ムービー。大人の女ぶってみせるアディがいじらしい。観ていてほのぼのとした気持ちになれる、大好きな作品です。 あでりーさん 9点(2003-04-14 20:54:11)

16.10代の頃の「私のベスト1」。アディに遭いたくなると、今はなき「シティロード」などで上映館を探し、都内や近県の小さな映画館に通ったものです。大人と対等にはりあうオマセさんなんだけど、だけど胸のうちはとってもセンシティブ、そういうところが、私の心をギュッとつかんで離さなかったんだと思います。 おばちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2003-03-21 02:45:54)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 175人
平均点数 8.01点
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200.00% line
300.00% line
431.71% line
542.29% line
6137.43% line
73318.86% line
86034.29% line
93922.29% line
102313.14% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review12人
2 ストーリー評価 8.71点 Review14人
3 鑑賞後の後味 9.21点 Review19人
4 音楽評価 8.90点 Review11人
5 感泣評価 8.20点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

1973年 46回
助演女優賞テイタム・オニール受賞 
助演女優賞マデリーン・カーン候補(ノミネート) 
音響賞リチャード・ポートマン候補(ノミネート) 
音響賞レス・フレショルツ候補(ノミネート) 
脚色賞アルヴィン・サージェント候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1973年 31回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)テイタム・オニール候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ライアン・オニール候補(ノミネート) 
助演女優賞マデリーン・カーン候補(ノミネート) 
監督賞ピーター・ボグダノヴィッチ候補(ノミネート) 

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