みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.《ネタバレ》 人が死ぬような事件が起きるわけでもなく、ごく日常的な中にこういった事件を盛り込むのは思わずにやっとさせてくれる。同じ時間を何回も繰り返し映すというありふれた手法ながら、非日常ではなく日常の中というのは独特だろう。 エンドロールのウソは、ここをみて初めて気づきました。このサイトに感謝です。 【θ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-19 09:03:14) 17.《ネタバレ》 うん!これまたやるじゃん!内田けんじ監督!脚本の良さ、面白さにアイデアの上手さ、偶然が重なって起きるとんでもない出来事をテンポ良く描いているので飽きずに楽しめる。やはりこの監督さん、若いのに上手いなあ!どうすれば面白い映画になるかって事がしっかりと解っているのだと思う。だからこそ面白い映画を撮れるんだろうと思う。映画の基本は第一に脚本てことがこの作品を見れば誰もが解るぐらい本当に上手いです。そんな上手い脚本とやはりこの作品、有名人を使ってない所もわざとらしさが全く無くて好感が持てます。主人公の一人、宮田君のトボケっぷりが素晴らしい。探偵で親友の勇介が宮田君の元彼女のあゆみに騙され、やくざに連れて行かれてることなどまるで知らないでレストランで知り会ったもう一人の女、真紀に別れる際に嘘の電話番号を教えてもらって、嬉しそうにしている時の喜びを身体中で表している所の素晴らしさと教えて貰った番号に電話しても電話しても繋がらないのに、彼女はそんな人ではないと責めずにいるそんな男のだらしなさ、哀れさが抜群です。ところでこの作品を見て、女の人はどう思うのかという事も含めてちょっと興味がある。内田けんじ監督の女の人に対する皮肉と読める場面を最後の方で見せていると感じた。個人的にはこれより一つ先の「WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース」の方が私としては好みですが、これはこれで十分、面白かったし、今の金ばかりかけて、やたらうるさい音楽とめまぐるしい映像だらけのハリウッド映画よりも何倍も好きです。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-09 18:32:41) 16.とても地味だけど、面白い。題材も人物も舞台も、派手な要素はひとつもないのにも関わらず、脚本だけ、しかもシンプルなアイディアを膨らませるだけで最後まで魅せ切っている。これはほんとうにすごいことだと思う。時間軸の操作という手法にもまだまだ可能性があったんだなあと思った。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-04 23:37:07) 15.何というか、パズルが解けた時のような快感を伴う作品でしたね。ストーリーの流れは1つでも視点を変えれば、これだけいろんなものが絡んでいるんだなと思いましたね。 まあ、この作品は内容を知ると面白みが半減してしまうので、予備知識無しで見てください。 たぶん、見終わった後もう一度見たくなると思います。 しかし、30過ぎの独身にとっては結構身にしみる部分の多い作品でした。 【TM】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-10-08 21:48:48) 14.物語を複数の視点から描いたり、時間軸をずらしたりして構成している意欲作。 パルプ・フィクションやブギーポップは笑わないのパクリとまで言ってしまうと褒め過ぎかも知れないが、構成がやたら上手いので素直に楽しめる。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-15 05:26:22) 13.こんな脚本書いてみたい。 【ビアンキ】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-09-03 12:51:01) 12.うまいなあー。その一言に尽きる 【サイレン】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-03 00:18:29) 11.日本版『パルプ・フィクション』+『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と言ったら大袈裟です。でも、そんな感じです。時間軸を行ったり来たりしながら、四人の登場人物に視点を置いて物語が語られて行きます。ストーリー自体は複雑ではないのに脚本がとても巧妙に作られていて、お馬鹿なぼくにもとても簡単に理解し楽しむ事ができました。登場人物たちがみんな揃いも揃って不器用で冴えない奴らばかりで、みんなすごくちっぽけな人間に見えます。でもそれがなんとも言えない爽快感だとか小さな感動を与えてくれます。また、登場人物たちにはそれぞれの目的があり、その目的を果たすためみんな必至になって悪戦苦闘しますが、やはりみなさん不器用なのでことごとく空回りします。おバカさんの為の上質おバカムービー。 【ボビー】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-25 19:54:52) 10.《ネタバレ》 登場人物それぞれの視点でひとつの事象(及びそれに付随する事柄)を描くスタイルは、目新しいものではありません。しかしそれでも唸らされます。それほどにつくりが巧妙です。芋づる式に明らかになっていく真相。ごく普通のラブストーリーと思われた本作が、いつの間にかサスペンス、気付くとコメディに化けています。いくつもの顔を見せる作品に、どんどん引き込まれていきます。BGMの使い方も秀逸で、作品づくりの技術の高さを感じさせます。また、登場人物たちも皆いい味を出しています。人を疑うことを知らない男、友人思いの探偵、女詐欺師、組長さん、そしてひとりぼっちの女。それぞれに暑苦しくない、いい雰囲気がでていたと思います。そして主軸となる2人の恋物語。ラストがいいじゃないですか。物語の構成といい、偽りのエンドクレジットといい、観客をいい意味で欺き続けてきた本作。「運命じゃない人」というタイトルも、もちろんフェイクですよね。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-08-08 18:42:49) 9.緻密に練り上げられたプロットに脱帽!登場人物のキャラも皆ハッキリとわかりやすくて素晴らしいです。 【エムラ兄妹】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-08-07 22:22:34) 8.《ネタバレ》 脚本がよくできている。そこでそんなことが起こっていたとは!そんなとこ見られてたなんて!!と驚く。キャラもそれぞれ面白い。私としては、宮田より神田の方が友達思いのいい奴だと思う。宮田はバカなだけだろう。しかし、あの子がお金持って行っちゃうとは思わなんだ~。以外にワル。でも帰ってきたから良し。 【にゃ~】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-07-12 22:57:53) 7.《ネタバレ》 これはスゴイ。筋書きにちゃんと整合性がある。これが脚本に力があるということなのだろう。最初、なんだ2時間テレビドラマじゃん、タイトルからしてラブストーリーものだろう、とタカをくくっていましたので、目からウロコです。よくハリウッド映画では、売れっ子俳優が自分の見せ場を作ってもらうため、監督や脚本家にワガママを言うので、原作から大きく外れた映画になってしまうというのは定説です。しかしこの映画、無名の俳優を使っているのもありますが、『まず脚本ありき』を徹底しているので、みんなが一致団結している。失恋した女といえば…。ヤクザの組長といえば…。それぞれのキャラクターのイメージに自分なりに固定観念がありましたので、あれよあれよと脚本の素晴らしさに惹きこまれました。この映画を観て感嘆したのは2つ。①電話番号をうかつに人に教えないほうがいい ②自分の知らないところで色んな事情が動いているという点。素晴らしい。エンディングを迎え、スタッフロールが流れたのでDVDのリモコンの停止ボタンを押そうとしたら…、いや、焦りました。あとは観てのお楽しみ!! 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-06-05 18:10:51) 6.なかなかgood。脚本もうまいが、それよりも全編通しての自然さがいい。俳優もそれぞれはまり役だったと思う。自分が知らないところでいろんな事起きてるな~という感じで、ひょっとすると我々は誤解で生きてるのかもなーと考えたりした。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 22:18:45) 5.構成が、まぁ目新しくはないけど、上手い。 【paraben】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-22 16:23:37) 4.《ネタバレ》 面白い!脚本の勝利ですね。主人公の2度目のガッツポーズシーンは笑わせてもらいました。 【wins1980】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-16 23:35:41) 3.《ネタバレ》 演技もさりげない感じでその中にも結構いいせりふがあったりして、あまり期待しないで見ていたのだが見てよかったと思う。やくざのエピソードも最後をしめるのにふさわしかった。予告は見ていなくて本編の後に見たのだが、見ているとストーリーが少しわかってしまうので前に見なくてよかったと思う。 【HK】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-04-07 21:03:20) 2.面白い!「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」や「パルプフィクション」のように入り組んだ内容で、まとめるのに結構苦労するタイプの映画を良くぞここまでのエンターテイメントに昇華してくました!はっきり言ってロックストックやパルプフィクションほど面白いかと言うとちょっと無理があるかも。でも日本人の新人監督でこのような人が出てきてくれたうれしさに思わず9点つけてしまいましたw。恋愛の話が含まれてるのもいいしね! 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-06 02:38:44) 1.パルプ以来、いくつかのエピソードを絡み合わせる脚本というのは珍しくもなくなったが、これはそんな幾多の作品とは一味違う。絡み方が尋常じゃない。とにかく遊びまくって、練って練って練られた脚本だと思う。しかもすっきりとまとまっている。5つのエピソードが縄をつむぐように一つの太いドラマを作っていく様に深く感心した。それは変やろ、と突っ込んでしまうようなところが、その後すべて納得の行くものになっていくのが快感だった。笑いもほどよく、まったりじっくり楽しめた。まさしく小粒ながらピリリ。 【ぷりんぐるしゅ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-08 01:37:34)
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