みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
325.《ネタバレ》 こういうパズル的発想の作品は好きですね。一回見ただけでは良く分からないのが困りものですが。DVDで時系列バージョンをみてやっと把握しましたよ。過去から逃げるために未来を放棄した・・・というところですか?しかし時系列バージョンはどうしてもコントっぽくなってしまいますね(笑)。 【mono】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-20 02:51:41) 324.《ネタバレ》 こうした症状は実際に存在するらしい。じゃあ自分もなるかもしれないのか・・・。 落ち着いて考えれば、こうしたラスト以外はありえない(真犯人?はすでに分かっているのだから)のだが、ついていくのに精一杯で全く気づかなかった。 ただ、この作品は考えさせられるところが多い。 まず、過去というのは自分に対していかなる意味を持っているのか。過去の上に現在は立脚していると考えられがちだが、本当は現在のために過去を考えているという方が正しいのかもしれない。都合の悪い過去は廃棄され、ときには捏造される。 次に、復讐とは何のためにするのか。復讐は「犯人を殺すこと」が目的のはずなのに、いつのまにか「復讐」それ自体が目的化し、犯人であることはもはやどうでもよくなる。ただ心を慰めるために復讐し続ける。 こういったものは、どうも中韓の歴史問題とかにもつながっていそうで、大変に興味深い。 【θ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-18 23:24:15) 323.こんな記憶喪失があるのか? なかなかテンポとスリルがあって面白い。 でも頭が悪くてきちっと繋がらない。再観賞必要。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-11 20:40:27) 322.《ネタバレ》 少しずつシーンが逆行しながら進むというのがいいですね。モノクロのシーンが挟んであるので、どの時点で切り替わってるのかも解りやすい。短いシーンの繰り返しなのでサクサク観られました。主人公自身がおかしくなっている、というのは早い時点で気付く人も多そうですね。かわいそうな人がいっぱい居たなぁ… DVD特典の「シーンを時系列順に並べたバージョン」を観ると話が解りやすいです。しかし、やはり記憶消失の描き方が中途半端かな?「10分前のことを忘れる」と言っても、例えば10分間のことを10分目に全部忘れて、次に11分目から20分目までを記憶するって訳じゃないでしょう。11を覚えたら1を忘れ、12を覚えたら2を忘れるとかじゃないの??まあ私は病気は詳しくないので解りませんが… あと、事件後の記憶が保てないなら、あの車を自分の車だとは思わないのでは……最後にどうしても許せないのは、ナタリーにお咎めなしな点じゃぁ~~! 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-12-10 02:23:50) 321.《ネタバレ》 すごい構成の映画ですね。脚本も最初から、こんなストーリーになっていたのでしょうか。見終わるまでは、最後に犯人が出てくる、ミステリーかと思っていました。しかし、ラストがこのような形になっているということは、この映画の目的は犯人探しのミステリーではなく、主人公のような症状の人間を通して、そのことを食い物にする悪人を描いたと言うべきでしょう。しかしながら、犯人が誰なのか気になるところです。皆さんは判りました?私は未だに判りません。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-07 23:21:20) 320.この監督の作品はどれもが傑作だと思います。デビュー作「フォロウイング」も「インソムニア」「バッドマンビギンズ」も面白いですが、この「メメント」もオリジナルの作品で極めて斬新でショッキングな作品で見ごたえがあります。主人公の足跡を結末から辿るという発想がまずすごいですね。いきなりクライマックスという事は、つまり誰かを殺してからそこに到るまでの経緯を辿るという作品ですが、物語の最初の部分に衝撃が待っていて「今までの2時間はこれだったのか!」と卒倒しました。人間関係も複雑に絡み、奥さんが殺されるまでの一連の経緯から、主人公の意外な行動まで、1つ1つが全て伏線なので本当に一級品のサスペンスです。この作品は難しいと仰る方もいますが、DVDなら何度でも見返せるのでオススメします。「フォロウィング」で試した時間の逆行のアイデアを、活かせるシナリオと共に高めた傑作だと思います。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-24 14:33:37) 319.《ネタバレ》 このアイデアを思いついた監督は,さぞ小躍りしたことでしょう。「やったやった!すごいの考えついちゃった!」いや確かにその通りで,私もすごいと思うのですが,どちらかというと映画に物語性を求めるたちなので,こういう複雑な手技を出してくるのは,脳力の足らない私にとっては今一つ。シーンが変わるたびに,主人公のぶつ切りされた記憶をこちらも思い出さねばならないので,それだけでも大変だった。でも時間軸を元に戻したら,別に何てことはない話だと思うんですがね…その斬新な発想ついでに,ストーリーにも新味を加えて欲しかったというのは,きわめて贅沢な希望でしょうか?後進の監督にチャレンジしてほしいけど,作品の出発点があまりに際だっているので,亜流を許さないかもしれません。本当なら5点くらいだろうな,と思いつつ,やはり他人とは違うものの考え方をしたという点を評価して,プラス1点。相撲で言うなら,これは技能賞でしょうね。 【Roxy】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-07-18 09:44:12) 318.《ネタバレ》 パート毎に遡ってゆく。 見る者の混乱を誘うが、段々と物語の全容が明かされ面白くなる。 主人公はすぐ忘れるし、観る側も話の整理に四苦八苦。 記憶は真実ではない、記憶は思い込みだ。 記録の正確性には勝らない。 だが、その記録さえも記憶や感情と混同してしまっては元も子もない。 思い込みによる物語の捏造。 永遠に「ジョン・G」を追い求め殺し、また次のジョン・Gを探す。 無限に続く螺旋、哀れな主人公をガイ・ピアースが熱演。 【HIGEニズム】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-07-01 18:32:47) 317.《ネタバレ》 これもアイデアの勝利です。 ただし私はこの手の作品を見慣れてしまって(中毒のようなもの) こっけいさよりも感動とか哀しみとかを求めてしまうので、 また別な趣味あるいは時間を置けば楽しめるかもしれません。 しかし「マトリックス」のキャリー=アン・モスって、 こんな悪い子役ができちゃうんですね。 うまいなぁ~ 主役のガイ・ピアースは「L.A.コンフィデンシャル」しか観ていませんが、 こういった天然真面目な役もできるんだ。 この映画は脚本をいじっていて時間軸をややこしくしています。 が・・「パルプ・フィクション」の存在が大きかったので、 私には斬新に感じられなかったなぁ・・ あの作品と「ユージュアル・サスペクツ」以来、 サスペンス映画を観るたびに怪しんで観ているから(苦笑) その上を行くとまでは至ってはいません。 よかったところは、 架空の(実在するんですが)ふたりです。 ひとりはサミーという訴訟を起こしたかわいそうなオヤジの役(役というのがキー) そしてもうひとりが頻繁に名前が出てくる極悪のような存在のジミー。 こいつはまるで生霊のごとく生き続けます。 ココ面白いアイデアですよ(爆) 全編に渡り怪しい奴と思われるのが刑事のテディ。 こんな怪しさ爆発のやつは怪しくはないと思っていましたので、 完全にこいつの目線で作品を観てしまいました。 それがイマイチ主人公にのめりこめなかったのかも・・ あとで特典を観ると監督は主人公の視点で観客が観る事を期待、 そうなると面白く観られると言っていました。 ので・・私は見方を間違えちゃったわけです。 これから観られる方はぜひ! 主人公の見方で観てください。 ややこしいことには違いないけれども、 紙芝居を入れ替えるかのごとく、 元に戻してまた次に移る作業を演出でしてくれるし、 あとで全てばらしてくれるのでストレスはたまりませんよ。 こう・・思い返せばよくできた面白い作りなので、 本当にまた忘れたころに観てみようかな・・ ちなみに私は自分の記憶力にはわりと自信はありますが、 暗記力が全くだめです。 覚えようかと努力する暗記力はだめだから試験とかには弱い。 ただし覚えようとしていない勝手に入ってくるものは覚えちゃう・・ 全く役には立たないんですよね。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 14:44:26) 316.シーンが切り替わるごとに明らかになっていく事実。しかしその事実も次のシーンで真実でなかったことが明らかになっていく。これの繰り返しで、周りがフラフラするような全く新しい不思議な感覚を味わいました。女性を殴った後で、それを忘れまいとして必死で筆記用具を探す主人公の姿がとても切なかった・・・。面白かったですよ 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-01 00:19:47) 315.なんといってもアイディアが秀逸。しっかりしたストーリーとあいまって、快作です。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-25 18:49:20) 314.《ネタバレ》 この映画の脚本は、ある意味、映画史上最高レベルだと思います。 特に、ラストで主人公が意図的に事実を消し去った場面では、全身に鳥肌が 立ちました。 時間軸を逆にするというアイデアを、それだけで終わりにしてしまうのではなく、 ストーリーの本質的な部分に直結させてしまうところが素晴らしい。 自分が現実世界だと認識しているものは、所詮、あやふやな記憶に過ぎないという、 哲学的なテーマを見事に具現化しているところも、そんじょそこらの新感覚映画 とは一線を画します。 【Ruby】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-24 05:59:19)(良:3票) 313.《ネタバレ》 シーンを細かく区切り後ろから順に再生していくことで、10分しか記憶のもたない主人公と同じ感覚を観客が味わうことが出来る。新しいシーンになる度に当然のように声をかけてくる新登場人物。こいつだれ?それがわかるとまた新たな展開が・・・。この繰り返しでいつのまに映画にのめりこんでいた。記憶の混乱を楽しむ映画です。この演出を最初に思いついた方には最大限の敬意を表します。ただフロッピーなみの記憶力しかない私には1回で理解するのはムリ。あとでもう1回観てみないと・・・。 【ふじも】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-21 12:37:46) 312.この作品、「新感覚」映画ということで、一時期話題になりました。主人公の体に残されたおびただしい言葉の数々(まるで耳なし芳一)。これが主人公にとっての「記憶」。なぜなら主人公は記憶が10分程度しか持たない「前向性健忘症」だったのだ!このような困難な状況の中、体に刻まれた「記憶」を頼りに妻を殺した犯人を追う主人公。断片的な記憶の映像がフラッシュバックされ、徐々に時間を遡っていく。そこに待っていた驚愕の事実とは…。これ、面白そうです。書いていて改めて思いました。しかし自分には合いませんでした。一番難点だったのはフラッシュバックの多用でストーリーを追いきれなかったことでしょうか。ただ手法は斬新、結末も意外ですので、はまる人にははまると思います。 【目隠シスト】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-20 21:32:00) 311.ビデオが出た当初スグにレンタルしてみたのだが、内容を 忘れていたのと、DVD版は特典があるという事でまた見てしまった。 ブランクが開いていてかなり新鮮に見れたので、この逆転時間軸に またもや混乱を楽しみながら見れた。 DVD特典の通常再生は恐ろしい程に楽しくなかった。 もし自分が10分しか記憶が持たなかったらどうするだろうなど 作品を見終わったあとも余韻にひたれるのでいい意味で後味も良い。 【ganmaru】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-04-18 00:47:15) 310.逆さからみても面白いですね。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-03-10 14:46:19) 309.《ネタバレ》 「Xファイル」に同じようなやつがあったんだけど。これとどっちが先だったのかなあ。今となっては不明。メメントは知能を試される映画。私の場合はおのれの脳味噌のデキの悪さを知っただけ。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-25 13:33:55) 308.アイデアも新しかったし、オチも良く見てよかった。時が逆行していくので見ていて疲れるけれど、記憶が出来ない主人公と同じ立場に立つためにはしょうがないというか良く考えられた手法だと思った。小難しいのが嫌いな人には向かないかもしれないけど、とにかく新しいものを求める人には是非お勧めの映画です。 【りょう】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-24 17:27:33) 307.このアイディアで映画にまとめることが出来たことは評価できる。でも別に面白くない。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-24 16:59:33) 306.面白いですか?って感じです。 前評判かなり高かったので期待していたのに、がっかりでしたね。 時間軸をごちゃごちゃさせるの流行ってますが、それ好きな人います? 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-11 19:19:28)
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