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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 SFやファンタジーも良いですが、やはり現実に即した問題解決を描いた映画が一番面白いと思わせる、素晴らしい映画でした。同僚の家を訪ね歩いて対話を続けるところは常に堂々としていますが、途中で家に帰り泣き崩れて「もう寝る!」とかボロボロだし、リアリティがありました。夫は直接的に妻を救う事は出来ませんが、根気よく声掛けを続けた事はとても参考になりました。物語の途中から始まったようなイントロですが、この映画の前後も色々なエピソードや背景があるのだなと自然と思わせる良い切り口で、サッカーのコーチや黒人の期間工など皆さんの演技も素晴らしかったです。タルデンヌ兄弟の他の映画も観てみたくなりました。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-06-16 13:05:05)(良:1票)
1.《ネタバレ》 マリオン・コティヤールがとある出来事で傷付いて、
(と言ってもこの映画内ではずっと傷付いているんだけども)
車に乗り込んで、買ったばかりのミネラルウォーターのキャップを夫に開けてもらい、
一心不乱に身体に水分を流し込み、走る車の車窓から傾げた首で風を切り光を浴びる。
苦しさを解き放つ為に。
ああこのワンショットはちょっと力強過ぎて凄いなと思って泣けた。
マリオン・コティヤールの芝居と、決してフレームの中で動くことのない車体と、
それとは逆に車窓外を流れ続ける街並みとが、サンドラという女性の風景だなぁと。
まぁよくわからんけど、そんな感じだ。
ダルデンヌ兄弟の芝居を引き出す能力は本当に凄いものだ。
エンドロールを眺めながら、この映画を端的に表現している曲をふと思い出した。
自分の幸せを願うことはわがままではない
私の涙が乾くころ あの子が泣いてる
このまま僕らの地面は乾かない
誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてる
みんなの願いは同時には叶わない
小さな地球が回るほど優しさが身に付く
もうー度あなたを抱き締めたい
できるだけそっと
というやつだ。まぁそういうことだと思う。
弱者であるとかそんなことじゃなくて、感情を有する人間の本質と
だからこそ平等とか平和なんてこの世には存在し得ないという糞哀しい真理。
ならばせめてものってことだ。
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる、という言葉選びの素晴らしさをも思い出した。
曲と言えば、ダルデンヌ兄弟があんなところでヴァン・モリソンなどを流し、
なにやら感傷的なドラマを生み出したことには少し驚いた。こんなことも出来んのかと。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-06-06 01:18:32)
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【点数情報】
Review人数 |
12人 |
平均点数 |
6.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 16.67% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 4 | 33.33% |
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7 | 4 | 33.33% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 2 | 16.67% |
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10 | 0 | 0.00% |
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