みんなのシネマレビュー

アーティスト

The Artist
2011年【仏】 上映時間:101分
ドラマラブストーリーコメディサイレントモノクロ映画
[アーティスト]
新規登録(2012-03-24)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2019-06-07)【Olias】さん
公開開始日(2012-04-07)


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監督ミシェル・アザナヴィシウス
キャストジャン・デュジャルダン(男優)ジョージ・ヴァレンティン
ベレニス・ベジョ(女優)ペピー・ミラー
ジョン・グッドマン(男優)キノグラフ社社長 アル・ジマー
ジェームズ・クロムウェル(男優)運転手 クリフトン
ペネロープ・アン・ミラー(女優)ドリス
ミッシー・パイル(女優)コンスタンス
ベス・グラント(女優)ペピーのメイド
エド・ローター(男優)執事
ジョエル・マーレイ(男優)警官
マルコム・マクドウェル(男優)執事
ベイジル・ホフマン(男優)競売人
脚本ミシェル・アザナヴィシウス
音楽ルドヴィック・ブールス
撮影ギョーム・シフマン
配給ギャガ
美術ローレンス・ベネット(プロダクション・デザイン)
ロバート・グールド〔美術〕(セット装飾)
衣装マーク・ブリッジス[衣装]
編集ミシェル・アザナヴィシウス
動物ジョージの愛犬 (本名:アギー)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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6.《ネタバレ》  HDの中に録画されていたので取り敢えず予備知識などは全くなしで見ました。  モノクロサイレントは映画の導入部で、いつ色が付いて音が出るのかと思っていたのですが、そうではないと気がついた時には作品にかなり入り込んでいました。  とても可愛らしい作品でした。フランス映画とのことですがハリウッド映画の様に脚本、映像に高い整合性が感じられ、時間も約100分という事も有り、手の中にすっぽりと収まる良く出来た工芸品のようでした。  サイレントという事で、主人公の少し大袈裟な演技も作品に合っていましたし、脇を固める犬とヒロインも良かったです。出演者全員の演技やストーリーに、ほぼ重たい所がないので軽妙に進みます。  また、音がないという事で映像は丁寧に作っている印象でした。当時の町並み(ヒロインが車を運転して主人公の所まで行くシーンの派手ではないカーアクションや、カット割りも含めて俊逸でした)や、〇〇町のみなさんと言ったエキストラではなく、演技の出来ているエキストラは見ていてストレスがなかったです。  音も色も無く、加えてシンプルですが、良質のラブストーリーでした。 しってるねこのちさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-04-13 15:27:39)(良:1票)

5.《ネタバレ》 ストーリーは単純ですが素直に共感できる映画です。現代のサイレント・モノクロ映画という目新しさやオスカーに関心があるわけではありませんが、チャップリンの作品に負けず劣らず面白い作品だと思います。思わず泣けてしまうシーンもあり、ラストの起死回生ミュージカルでトーキーに変る場面も印象的です。 ProPaceさん [映画館(字幕)] 9点(2014-09-18 20:04:28)(良:1票)

4.カフェオーレの方が観たいんだけど、ないからこれを観た。 カフェオーレもたぶんそうだけど、映画を素直に好きで撮りたいものを撮ったらこうなったという感じ。 逆に、いま流行りものを撮ってる人たちはホントに映画好きか?撮りたいものを撮ってるか? それに金つぎ込む価値ってあるのか?と疑問に思う。 まぁ、なんだってそれなりに価値はあるんだろうけど。   犬が名演技だった。助演男優賞ものだな。犬に魅せられたのはマリリンに会いたい以来だぜ。 カンヌでパルムドッグ賞とったらしい。 おでんの卵さん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-05 01:40:36)

3.評価がとっても分かれると思いますが、私は心からこの映画に感謝したいです。 すでに皆様がお書きになっている好意的なコメントに、賛成です。 加えて私が泣きのポイントっだったのは、時代と才能が一致しないやりきれなさ、でした。 ヴァレンティンがどうしてもマイケルと重なって仕方がありませんでした。 こねさん [映画館(吹替)] 9点(2012-04-29 22:57:36)(良:1票)

2.ザ・映画。ストーリーは単純明快。複雑な人間関係もトリックも何一つない。けれど、映画が好きな人のために作られた映画だから単純に楽しんでほしい映画です。ニュー・シネマ・・・もそうですが、フィルムを使ったシーン、好きです。そういえば、ニュー・シネマ・・・でもアルフレードが火事で大やけどを負いました。それは横へ置いておいて、大袈裟だといわれても、私はあの投げキッスも大好きです。とても楽しい100分でした。 longsleeper21さん [映画館(字幕)] 9点(2012-04-25 14:44:36)

1.ハリウッドメジャーが100周年を迎える今、アカデミー賞がこの映画を作品賞に選び、『ヒューゴの不思議な発明』をノミネートした事には大きな意味、意義があると思います。これは『ヒューゴ』と対を成すような、まるで2つで1つの作品として成立するような映画。『ヒューゴ』がハードウェアとしての映画を最新のCGと3Dを駆使して描いたのに対して、こちらはほぼ同じテーマをクラシカルなスタンダードサイズのモノクロ画面にサイレントで描いています。技法は真逆ではあるけれど、どちらも装置としての映画を語るために明らかにその装置そのものを意識した作りになっているという点がポイント。本来、装置なんてモノは脇役、目立たなければ目立たない程いいのだとは思いますが、今の時代にスタンダードだったりモノクロだったりすると、これが逆に目立つ訳ですね。本編の中ではトーキーというテクノロジーの進化が鍵になって物語が展開するのですが、観客に「映画から音が出るという事」を思いっきり意識させます。その不自然っぷりは主人公の心情を際立たせ、変化の過程の中で時代に取り残されていった者へのリスペクトを描く事で、映画への愛、映画の悦びを具象化していると思います。っていうか、やっぱり映画っていいよね。だってそんなに理屈っぽくならなくても、この映画を見ている間、とても幸せだったものね。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 9点(2012-04-08 14:21:46)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 81人
平均点数 6.65点
011.23% line
100.00% line
211.23% line
300.00% line
456.17% line
578.64% line
61923.46% line
72429.63% line
81720.99% line
967.41% line
1011.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review6人
2 ストーリー評価 6.88点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review8人
4 音楽評価 7.28点 Review7人
5 感泣評価 6.71点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

2011年 84回
作品賞 受賞 
主演男優賞ジャン・デュジャルダン受賞 
助演女優賞ベレニス・ベジョ候補(ノミネート) 
監督賞ミシェル・アザナヴィシウス受賞 
脚本賞ミシェル・アザナヴィシウス候補(ノミネート) 
撮影賞ギョーム・シフマン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ルドヴィック・ブールス受賞 
美術賞ローレンス・ベネット候補(ノミネート) 
美術賞ロバート・グールド〔美術〕候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞マーク・ブリッジス[衣装]受賞 
編集賞ミシェル・アザナヴィシウス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2011年 69回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジャン・デュジャルダン受賞 
助演女優賞ベレニス・ベジョ候補(ノミネート) 
監督賞ミシェル・アザナヴィシウス候補(ノミネート) 
脚本賞ミシェル・アザナヴィシウス候補(ノミネート) 
作曲賞ルドヴィック・ブールス受賞 

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