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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
4.読了後視聴。青い空と海と少年との交流が素敵に描かれています。 【TERU】さん [インターネット(邦画)] 9点(2022-09-25 20:57:51)
3.傑作、堂々たる出来。
共に横に並んで座るというイメージがこれ程までに意味を持つとは驚きです。小さな探偵くんに対し、頑張れと一方的に投げかけるのではなく、共に考えよう、一人ではないと呟く湯川。冒頭の議論のように、向かい合い、人に教授する立場の存在であるにも関わらず、横に一緒に座る。そのイメージは本当に力強い。面会室のガラスに阻まれ、向かい合うことしか許されない杏と義親とも対比されているかと思うと一層、感動的。あの事件だけでなく、文明の発展に伴い未来に残され、未だ答えの見つからない遺物に対しての、物理学者という立場としての言葉にも聞こえました。行きは、一緒に電車で島にやって来た2人。帰りは、一人。父ちゃんはうたた寝。行きは、進行左方向、帰りは右方向。ここにも相当、示唆なものを感じざるを得ません。
事件の動機が弱いのは確かでありますが、夏休みにたまたま島にやって来て、たまたま事件に巻き込まれる形となったあの子をストーリー軸に据えるのであれば、脈絡がないほどストーリーの理にかなっている。 【うー】さん [地上波(邦画)] 9点(2014-09-13 21:28:25)
2.《ネタバレ》 子供嫌いの湯川が献身的になるところや深い家族愛ととても切ない物語にグッとくるものがありました。サスペンス部分は普通ですが人間ドラマとしてみて”実に面白い”作品。 【とむ】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-09-11 00:49:13)
1.《ネタバレ》 それまで反復されてきたセリフが最後に映画を支配するメッセージとして結実した瞬間に「ああ、なるほど!」と納得しました。
開発の問題も、それぞれが抱え込んだ問題も、そしてこの物語が受け手に向って投げかけたものも、全てはそこに集約されてゆくのだと。
であるならば、当然、そこに明快な判りやすいオチなどが存在する訳もなく。
犯罪とそれにまつわる人々のあり様は基本的に前作『容疑者Xの献身』と似たような話に思えます。ですが、今作では海洋資源開発の是非が早々に語られる事で、パーソナルではない、もう少し広い何かを語ろうとしているのが垣間見えます。そして、それは湯川の言うように決して0か100かではない、選択の問題。
数値化できない人の心に対する湯川なりの解答。
美しく捉えられた海の映像に対比されるように描かれる閉ざされたそれぞれの心。
杏の日焼けした健康美と内に秘めた秘密。
幾つにも渡って描かれる対比構造が、この映画のキーとなり、そのメッセージを織り成してゆきます。
登場した人々に対して道を示した湯川は伝道者のような存在であったのかもしれません。
『ガリレオ』自体には興味が無い状態ゆえ、前作では『ガリレオ』的部分が余計に思えたのですが、今回はそれを全く感じさせず、一本の独立した映画として冒頭から終わりまで一切ダレる事なく楽しませて貰えました。
杏と比較してしまうと可哀想なくらいに魅力を消されまくっているつまんない吉高由里子はどうかと思いはしましたが。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-07-01 23:50:50)
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【点数情報】
Review人数 |
80人 |
平均点数 |
5.62点 |
0 | 1 | 1.25% |
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1 | 2 | 2.50% |
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2 | 3 | 3.75% |
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3 | 6 | 7.50% |
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4 | 5 | 6.25% |
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5 | 16 | 20.00% |
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6 | 21 | 26.25% |
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7 | 14 | 17.50% |
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8 | 8 | 10.00% |
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9 | 4 | 5.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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