|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
1.《ネタバレ》 世の中には、深刻ぶって、もったいつけて、いかにも高級そうな顔をしながら、実に薄っぺらい「名画」がたくさんありますが、
この映画は、それとはちょうど対極。
薄っぺらい顔をしていながら、とっても深い。
それに、構成も、よくできています。
古沢良太という脚本家は、駄作も多いですが、時々こういう傑作を作ってくれるから目が離せません。
エイプリルフールの日を舞台にした群像劇ということで、いろいろな角度から、徹底的に「ウソ」というものを描いていきますが、その視点の複雑さと深遠さは古沢脚本ならでは。
日本には「嘘から出たまこと」という慣用句がありますが、この「まこと」とは何でしょう?
そもそも「ウソ」とは何でしょう?
僕たちは「ウソ」と「ウソでないもの」を、どのように区別しているのでしょう?
そういうことをたくさん考えさせられました。
「泣かせよう」としているシーンが目白押しで、まんまと大号泣してしまうのですが、
単なるお涙ちょうだいのように見えて、その裏に多層的なテーマが隠れています。だからこそ、これだけ泣けるんですね。
こういう映画って、「どことどこがつながるか」ということが、途中でおおよそ読めてしまうものですが、これは読めなかったです。
「そういうことか!」と、最後までうならされました。
何がウソで、何が本当かなんて、その事柄に真剣に向き合えば向き合うほど、実はわからなくなる。
だったら「幸福」につながるものを「本当」だとしてしまえばいい。
そういうメッセージが、よく伝わってきて、感動しました。
「宮内庁」にビビる人たちの描写が大げさで、ここだけは良くなかったです。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-04-02 11:54:52)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
5.24点 |
0 | 1 | 4.76% |
 |
1 | 1 | 4.76% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 1 | 4.76% |
 |
4 | 3 | 14.29% |
 |
5 | 6 | 28.57% |
 |
6 | 3 | 14.29% |
 |
7 | 3 | 14.29% |
 |
8 | 2 | 9.52% |
 |
9 | 1 | 4.76% |
 |
10 | 0 | 0.00% |
 |
|
【その他点数情報】
|