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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 久々に、自分にささる映画に出会いました
まずは、絵柄がとてもきれいです
描く対象の深刻さゆえに、もちろん映像には最新の注意をこめて撮影や処理したのだと思いますが、それにしても美しく、かわいらしく、素敵な映像です
カメラワークやライティングや、様々なテクニックのおかげなのでしょう
この映像に、ちょくちょく不気味な音や、不気味な絵が入る、というのが、とてもささります
そして、私的には、ここで描かれている「関心領域」は、①自分たちの生活が豊かで描いたものであるかどうか、②自分の社会的地位や自分たちの国家・民族が誇りを持てているかどうかというところにあり、それが虐殺するユダヤ人によってもたらされているという非人間的な状況に全く無関心な状況がこの映画の描くところだとすると・・・どこまで意識されてつくられているかどうかが分からないが、最後のアウシュビッツ博物館における③日々生活が淡々と流れる様子(だって、ユダヤ人の大量虐殺という圧倒的な悲劇なんてなかったような淡々とした日常なので)だって、十分関心領域なんだな、と勝手に納得しました
なお、私的にはヘスの嘔吐は挿入すべきではなかったと思います
むしろ、しっかりと「凡庸な悪」を演じさせてほしかったです
嘔吐するなんて、なにか罪悪感を感じているみたいで、そんな救いのある描写は不要です 【みんな嫌い】さん [インターネット(字幕)] 9点(2025-03-14 00:17:37)
1.《ネタバレ》 忘れることのできなくなるトラウマ映画。直接的なバイオレンスシーンは挿入せず、遠くの運動会みたいな音で想像をかきたてる。そして、最後に博物館の実物を見せる。ああ、ヘスとその家族の暮らしぶりは、大量のカバンや靴を前にしても、もはや心が動ずることがなくなった、博物館の掃除夫たちのそれと同じなのだ。■年代や場所、登場人物について説明する字幕、ナレーションは一切なく、それで普遍性を確保している。このことに時代やロケーションは関係ないんだ、と。■作中、開かれている会議は、いわゆる「ヴァンゼー会議」であり、これ以降アウシュビッツにおいて「最終的解決」に向けて、ホロコーストはさら加速し、よりむごたらしくなっていく。つまり、この映画は、もっと悲惨なことになっていく場所へヘスが戻っていくところで終わる。この理解でいいのだろうか?(自信がない)■どんなに悲惨なありようも我が身に関係なければ、どれほどにも受け止められるか。それらを一つ一つ、キチンと受け止めていて生活が成り立つのか。■はあーーーーーーーーーーーーーーーーっ(深いため息)。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 9点(2025-01-18 18:06:50)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
6.91点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 9.09% |
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6 | 4 | 36.36% |
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7 | 3 | 27.27% |
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8 | 1 | 9.09% |
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9 | 2 | 18.18% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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