みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
21.《ネタバレ》 人間ドラマとホラーを絶妙なバランスでミックスさせた傑作です。この映画特有の雰囲気を作り上げちゃっているところに、この映画の個性が感じられます。 トム・クルーズのレスタトは、ヴァンパイアという運命を受け入れ貪欲なまでに欲望に忠実であるところに美しさと魅力を感じます。そしてブラッド・ピットのルイスは、人としての魂の輝きが失われないままヴァンパイアとなってしまったその切なく、苦悩する姿にひきつけられます。そして、このレスタトとルイスの相反する個性が、お互いの存在をよりくっきりと鮮明に浮かび上がらせるわけです。相乗効果というやつですね。 更に、この二人だけでも充分すぎるほどの存在感なのに、そこへ登場するのがキルスティン・ダンストのクローディア。てっきりルイスのおまけのような、マスコット的なキャラクターかと思いきや、立派な第三勢力として強く輝きます。 彼女ははっきり言ってレスタト側です。だからこそ、レスタト同様、ルイスに強くひかれたのでしょう。レスタトもクローディアも、人間としての心の最も美しい部分を残したままヴァンパイアとなってしまったルイスのその魂の輝きに、メロメロになっちゃっています。この危ういバランスの三角関係が何とも背筋が寒くなるような緊張感を生んでいる前半が、個人的にはこの映画のハイライトでした。 難を言うならば、前半の完成度が高すぎたために、レスタトが退場になってからの後半がどうしても蛇足気味に感じられてしまうのが残念といえば残念。 もちろん、後半は後半で楽しめるんです。映画としてのエンターテイメント性は十分です。でも前半ほどの魅力が感じられないというか、半減しちゃっている気がするんです。それくらい、レスタト、ルイス、クローディアの3人のドラマが良かったってことなんですけどね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-12-09 00:50:50) 20.《ネタバレ》 まず感じたことは、これほど“つかみどころ”のない映画も他に覚えがないということ。 それは面白味が見出せないということではなく、「ああこういう映画か」と認識するや否や、つかみかけた映画の世界観のテイストがするりと手の中から抜けていく感じを冒頭からエンディングまで終始受け続ける作品だった。 序盤は、ハリウッドのスター俳優としてこれからどう転じていくかという一つの岐路に立たされていたトム・クルーズと、その後釜を虎視眈々と狙い始めたブラッド・ピット、二人のスター俳優の新旧の“色気”が画面に映し出されるままにせめぎ合う完全な“女性の欲求くすぐり映画”だった。 そういう映画だろうという予想が、この映画を無意識に敬遠していた要因でもあったので、「ああやっぱりこういう映画か」と若干テンションが下がり始めた頃、掲題の女優が登場。一気に“ちっちゃいキルスティン・ダンストの才能爆発映画”に転ずる。 キルスティン・ダンストがこれほど子役の時代に出演している映画とは知らなかったので、前述の二人のスターをも凌駕する衝撃的な存在感を目の当たりにして驚きが隠せなかった。 その後映画は、ヴァンパイアたちの悲しく激しい対立と運命が描かれつつ、シリアスにそして切なく深まっていく。 「ああ、なかなか悲哀深い映画だった」と結論付けようとしたところ、ラストで更につかみ損ねた。 延々とインタビュー形式で綴られたヴァンパイアの悲しい運命の物語が、何百年に渡る“ぼやき”として軽快なロックと共に一笑に付せられた瞬間、映画ファンとしては幸福なほくそ笑みを浮かべずにはいられなかった。 豪華過ぎるキャスティングの印象が強かったせいか、ミーハー女子好みのある種ベタで王道的な映画世界が展開されるのだろうと思っていただけに、想定外に毒っ気が強く、カルト的な映画世界に最終的に圧倒された。 結局のところ最後まで“つかみ切れない”映画で、美しい部分はとことん美しいし、悲しい部分はとことん悲しいし、馬鹿馬鹿しい部分はとことん馬鹿馬鹿しい。 とにもかくにも、ちょっと他にない類いのユニークな映画であることは間違い。 ああ、生き血をすすりたい欲望を抑えるルイよろしく、なんだかじわじわと滲み出てくる「愛着」を抑え切れない……。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-01-09 02:51:59)(良:1票) 19.《ネタバレ》 大好きな映画です。世界観がきっちり描かれていて、女性作家の作品らしく程よい耽美さがあるのに、吸血表現など意外にリアルだったり。今では考えられない豪華キャストの競演と言われてますが、私のイチオシは何といってもクローディアを演じたキルスティン・ダンストですね。バンパイヤになった瞬間の、上目遣いにI want some more.と血を更に求めるところに始まり、見境なく吸血して殺しまくったり、大人と激しく口論したり・・・12歳でこれだけ迫力のある演技が出来るのは大したもの。レスタトの首を掻っ切るシーンは特にゾクッときました。ルイとの絆の描き方にも無理がなく、日光に晒され灰と化したクローディアをルイが見つけるシーンは、一緒に泣いてしまいました。ブラピもトムもバンデラスもスレーターもいいんですけど、私としてはこの映画はキルスティンの映画です。 【あっかっか】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-15 13:48:31) 18.《ネタバレ》 すごくいい映画でした。 ヴァンパイアとして生きてきた生涯はつらいものであり、愛するものを失ったり、それでも生きていかなくてはならなかったり。 それらがまるで実話のように描かれています。 その生涯の話だけでも十分素晴らしいのに、インタビュー形式で物語を進行させる辺りも素晴らしい! よく出来た映画です。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-01 04:58:53)(笑:1票) 17.ラストが最高でした。キルスティンはこのころはまだ小ブサイクでとどまっていたのに現在はストロングになってしまったなということを発見しました。 【マミゴスチン】さん 9点(2004-04-09 11:48:17)(良:1票) (笑:1票) 16.《ネタバレ》 これこそヴァンパイアの世界をです。何回もみましたが初めに見た時は怖くて半目でした・・・この恐怖感が最高です。レスタトがヴァンパイアとしては一番怖くてカッコイイです。執念深く何度も生き返るところが良い。クローディアはヴァンパイアの苦しみを表していると思います。ラストシーンで臆病になっていたレスタトが再び脅威を振るうのが良いですね。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 9点(2004-03-23 05:07:04) 15.アン・ライスの原作のイメージをこわさない、しっかりした作りで楽しく見れました。さすがに原作者本人のこだわりの監修入ってるだけあると思いましたです。特にレスタトとクローディアは良かった~ ルイはだめって程じゃないけど他に比べたらミスキャストかな。なんかルイって言う前にブラピに見える。 【ぽん】さん 9点(2004-01-27 08:34:05)(笑:1票) 14.これってトムクルーズが主人公だったのか、てっきりブラッドピットだと思ってました。そうなると役柄もあるんでしょうけど、かなりブラッドピットに食われてるね。同作品のⅡの計画があったみたいですけど、トムクルーズがその辺を察して出演を断ったみたいですね。 【 バース】さん 9点(2003-12-28 09:17:31) 13.私が映画をたくさん見るきっかけになった作品。それまでも普通に映画は好きだったけれど、コレを劇場で見てから数年間、異常なまでにどっぷりと映画というものにハマった記憶がある。今見るとそこまでかなあ?という気もするが、でも単純に面白いと思えた。ロックとゴシックの融合。こういう雰囲気って大好きだ。トムクルーズが意外に目茶苦茶ハマり役で、かっこいい。 【凛】さん 9点(2003-09-23 00:41:28) 12.トム・クルーズかっこいい!!最初見たとき、全然気づかなかった!すっごいおもしろかった!ただ、公共施設の中の無料ビデオコーナーで見たため、近くでビデオ見ていたちっちゃい子供が五月蝿くて・・・。それに、吹き替え版しかなかったのが残念・・。機会があれば、字幕の方も見たいなぁ~♪ 【法子】さん 9点(2003-06-05 19:24:40) 11.強い! 【RS】さん 9点(2003-03-13 01:53:50) 10.みんなきれい。キルスティン・ダンストがとてもきれい。堂々としたキャラクターが大好きです。 【るみ】さん 9点(2003-03-03 19:52:35) 9.クローディアがすごくおもしろい登場人物だと思う。うまく表現できないけど、アン・ライスの想像力ってすごい!!と思いました。ドラキュラもので、ホラーでなくここまでドラマ的な内容にしたのはすごいと思います。キルスティンダンストには恐れ入りました。よくありがちな、ただアイキョウ振りまいていればいい役柄ではないのに、ブラピ、トムに負けず劣らずあの存在感!!あの髪をカットする時のシーンは本当に彼女の苦しみが伝わってきました。だけど中盤、サンティアゴやアルマンが出てきてから異様に内容がこ難しい&非常につまらなく中だるみするのは残念!あの劇場のシーンはいらなかったと思う。そして血を吸う役があんなに魅力的なのに吸われる方の女が、娼婦という設定からか、ロクな女が出てこないので絵にならないのも残念。しかし無名俳優なのにトム&ブラピにキスされるのもスゴイですよね。この役だからこそ!ですね。羨ましい話です(笑)あとは・・レスタトの登場時間の少なさに女性の観客はなんでよーと言いたくなるのでは。 【こず】さん 9点(2003-02-11 02:07:33) 8.私が見た映画の中でもかなり評価の高い1本。キャストはもちろん音楽や衣装まで何度見ても凄い!と思ってしまう。ヴァンパイアが何百年という月日を越え、各時代に合わせて暮らしている様子がおもしろい。 【結葵】さん 9点(2002-12-12 23:23:36) 7.ヴァンパイアモノの中では今のところ1番です。トム・クルーズはかっこいいと思ったことはあるけど、綺麗だと思ったのはこの映画が初めてです。でも、この映画のブラッド・ピットは好きじゃないです。 【cocooon】さん 9点(2002-12-10 10:06:58) 6. 面白い。 【相対性理論2】さん 9点(2002-08-16 10:13:37) 5.洋画劇場かなんかでやってて、何気なく視てたらはまってしまいました(^^) お店でビデオが売ってたので即購入!!!!・・・家で堪能しました。見終わった後にカバーの背表紙を見たらなんと!!!!トム・クルーズと書いてあるではありませんか!!知らなかったです(;=;) 「あの俳優は誰だろう」などと・・・それからトムが好きになりました(^~^) 【sakurachiru4】さん 9点(2002-08-13 00:48:41) 4.すごいことになってる。 【ultra soul】さん 9点(2002-05-20 22:56:17) 3.う~ん、雰囲気だけで十分得点高し。妖怪モノなのに、ハデな演出が一切無かったのが、非常によかった。 【ゴッドファーザー】さん 9点(2001-11-18 22:44:11) 2.これまでのトム・クルーズのイメージが一気に崩れた・・・トムのファンとしてはちょっとショックだったのを覚えている。でも、やっぱ好きだけど。作品としては、すっごいおもしろいし、いいと思う。 【aya】さん 9点(2001-07-24 19:04:50)
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