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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 本作に付いて私と同じ思いを持たれている方が多勢いらっしゃる様で少し嬉しくなります。
私の場合は土曜か日曜の午後、日本テレビか東京12チャンネルで放送されていた洋画劇場が初見です。
頭が人間の蝿が蜘蛛の巣に掛かり「たっ、助けてくれぇ~」と叫ぶ驚愕のラストシーンは、
その秀逸な吹き替えの効果と併せて、当時家に遊びに来ていた叔母と一緒に震え上がった記憶があります。
人間に取って得体の知れないものは理屈抜きで「恐怖」の対象に成り得ますが、本作の場合、それは「頭が蝿の人間(脳は人間のまま)」よりも圧倒的に「頭が人間の蝿(脳は蝿のまま)」です。
昆虫には感情が無いと言われていますが、それに疑問を持ってしまうかの様な描写は当時まだ小学生だった私に確実にトラウマとして残りました。
以来、数限りない多くの虫達を人間の都合で葬ってきましたが、殺虫剤に苦しむ彼らの姿を見る度に、
本作のラストシーンがフラッシュバックして何ともいえない嫌な気持ちになります。
もし、彼らが人間と同じ言葉を発する事が出来たら・・・
いや、もしかしたら元々彼らはずっと前から言葉を発していて人間がそれを理解出来ていないだけだったとしたら・・・
この世は既に断末魔の悲鳴に満ちた忌むべき世界なのかも知れません。
あ、貴方の傍に蚊が飛んでますよ。 【たくわん】さん [地上波(吹替)] 9点(2019-08-19 13:51:33)(良:1票)
2.《ネタバレ》 昭和の終わり頃にね、民放テレビ局はどこも、放送終了前の土曜日の深夜という時間帯に隠れた名画を放送してくれてたんです。そんなエクセントリックな時間帯に観た映画はことさら記憶に刻まれる事になったもので、当該映画はその代表格。
リメイクの1986年版と比べても、個人的にはこちらが怖い。ストーリーが静かに進行し、誰もが善意で行動し、誰かを救うためとか愛してるがゆえに起こしてしまった行動の結果で語られるため、鑑賞者の心に無理なく入ってきます。特撮技法がチープだとか笑えません。行き過ぎた善意と化学が生んだ悲劇。犯罪者として裁かれる道を選んだ夫人も、何も知らないふりして生き続ける事にした刑事たちも、罪が無いのに重い人生なんだろうな。観た後に眠れなくなった思い出の映画。 【役者の魂】さん [地上波(吹替)] 9点(2019-07-06 05:56:37)(良:2票)
1.ヴィンセント・プライスさんの気品のある演技が良いなあととても気に入りました。
恐怖と言うよりも、無念さのほうを強く感じてしましました。
訴える力のある作品。
【たんぽぽ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-03-29 22:29:40)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
33人 |
平均点数 |
7.30点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 3.03% |
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5 | 2 | 6.06% |
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6 | 5 | 15.15% |
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7 | 10 | 30.30% |
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8 | 10 | 30.30% |
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9 | 3 | 9.09% |
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10 | 2 | 6.06% |
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【その他点数情報】
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