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【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 クリス・マルケルによる傑作SF映画。
近未来の廃墟となったパリ。その地下で拘束される男が過去(観客から見た“現在”)と現在(観客から見た“未来”)を時間旅行する物語。
何処かディストピア小説を思わせる構成は、後の「12モンキーズ」にも受け継がれている。
「フォトロマン」と呼ばれる白黒のスチールを連続して映す手法(要は紙芝居(ry)は、後のゴダールや押井守の「紅い眼鏡」など様々な映画に影響を与えたという。
冒頭の空港と女性の記憶、目覚めればそこは戦争で廃墟と化した街。
実験が繰り返され己を失いそうになる主人公。彼は世界を救う救世主となるのか、それとも時の奴隷のまま終わるのか。
別の時代から来て出会う男女が見つめるセコイアの木。
このセコイアの木が「めまい」と「12モンキーズ」を繋げていく。
「12モンキーズ」では劇中の映画の中に「めまい」が出てくる。それぞれに共通する事は、全員脳味噌の中をぐるぐる掻き回されているという事だ。
鳥の膨大な鳴き声と共に目覚める女性・・・あのシーンにはどういう意味があったのだろうか。
博物館の幻想的な雰囲気・・・“凍った太陽とある女”の記憶で締めくくるラストは切ない。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-09-03 19:35:16)
1.随分前に見たので詳細は忘れましたが、静止画にナレーションという、今ではあり得ない手法、そしてそれがとても魅力的だった事に、すごくびっくりしたのを覚えています。ここのレビューを読むまで、これが短編だったということを忘れていました。それくらい濃密な映画でした。 【コーラL】さん 9点(2004-01-05 21:48:05)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
6.35点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 5.00% |
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2 | 1 | 5.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 10.00% |
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6 | 7 | 35.00% |
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7 | 2 | 10.00% |
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8 | 5 | 25.00% |
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9 | 2 | 10.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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