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【クチコミ・感想(9点検索)】
1.どいつもこいつも欲の皮の突っ張った奴ばかり、という設定が実に爽快。なまじ現実離れした「正義の味方」が登場しないだけでも、私的には大満足です。しかも派手なドンパチではなく、徹底的に裏でジメジメコソコソやる姿がいかにも日本的。「金環蝕」とはよく言ったもので、真ん中の漆黒をそっと覗き込むようなゾクゾク感がたまりません。
とりわけ秀逸なのは、やはり宇野重吉でしょう。「ショーチックバイッ」と歌う好々爺のイメージしかなかったのですが、すっかりヤクザな金融屋でした。あのいびつな歯並びも、いかにも昔のアウトローという感じ。それに、仲代達矢のこういう悪役も滅多に見られません。インテリで冷徹な策士を怪演していました。この両者が料亭で対峙する場面は、『椿三十郎』における三船敏郎との対決シーンに匹敵する緊張感を醸していたように思います。ここまで傑作。
ただし、その後の国会小委員会からが長い。たしかに重要なシーンだし、三國連太郎の見せ場ではありますが、見ていて疲れました。これは私の問題ですが。
ラストの締め方からも察せられますが、制作者はこの作品に「怒り」を込めていたのかもしれません。しかし現代から見ると、一級のエンターテイメントに仕上がっています。昔の政治の世界には、良かれ悪しかれ強烈かつ〝重厚〟なキャラがいろいろ揃っていたんだなあと、ある種のノスタルジーさえ覚えます。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-11-15 04:02:22)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
6.29点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 4.76% |
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5 | 6 | 28.57% |
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6 | 4 | 19.05% |
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7 | 7 | 33.33% |
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8 | 2 | 9.52% |
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9 | 1 | 4.76% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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