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【クチコミ・感想(9点検索)】
7.《ネタバレ》 硬派な作りであるけどユーモアも失わない、そして閉塞感も船酔いもない(笑)艦長や医師は勿論、コックのおじさんとか、脇キャラクターもなかなか個性的。ムダにロマンス要素とか入ってない潔さは誉めたい。何回か見ると伏線やキャラの関係が見えてきて更に面白いですね。男性向きとか言われているけどそんな事は無い、私はすごーく好きだぞこの映画!! 【kiryu】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-08 01:02:07)
6.やっぱり帆船は映えますね。所々に挿入される風を受けて帆走する船のカットはどれもすばらしく美麗。
海の男のドラマに徹していて”女子供が出しゃばったあげくに事態を更に悪化させる”展開がないのは好印象。
戦闘シーンであれこれと操船するんだけど、それぞれの船の位置関係が分からなかったので船の位置や動きの分かりやすい俯瞰カット等があると良かった。一番印象に残った台詞は「ナポレオンを王と呼びたいか?/ノー!」「フランスの国歌を歌いたいか?/ノー!」。世界中どこの国でも当たり前である事をほんの数年前まで私を含めほとんどの日本人が忘れよう・忘れさせようとしていた言葉だと思う。*最初は勘違いから違う物を期待していたり、人物の分かりづらさのせいで今ひとつ満足できませんでしたが、視点を変えてもう一度見てみるとガラッと評価が変わると思います。あと気づいたんですが、”船酔いさせない”撮影って実は凄いかも。 【リン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-22 00:06:32)
5.非常におもしろい。曲も好き。エンディングソングまで楽しめる。途中のバイオリン演奏よかったですよね。ラストのコミカルな演奏もほっとさせてくれる。船の結構細かい知識までさらっと出ててよかった。ノットのはかりかたとか。コロンブス等で見知った知識が多少役に立った。相手戦艦との駆け引き、船医とのやりとりは見ごたえあった。そうそう、あとこの映画で印象にのこったのは手術だね。3回くらいハードでリアルな手術ありましたね。船物としては珍しいと思った。ガラパゴスのあたりも個人的には好きだった。2回くらいは見ないと細部までわかりずらい作品かもしれない。私個人の評価としては最近のベスト『ハウル』『ボーンスプレマシー』よりも上でした。パート2もやれなくはなさそうなので期待を込めて-1点。 【joumonn】さん 9点(2005-03-27 04:02:11)
4.久しぶりにシネマらしいシネマを観たような、そんな映画でした。帆船のリアルさは元より、音も含めた細部にまで相当なリアリズムを感じましたね。息も詰まるような追跡劇は圧巻の一言。ウィアー監督のこだわり勝ちでしょう。内容はユーモアたっぷりだけどガンコで短気で、それでいてカッコイイ船長のキャラクターが相当生きてた。映画全編に行き渡るあのどっか抜けたようなユーモアは、ラッセル・クロウの演技の賜物でしょう。それが最後の戦闘とラストシーンのやっぱり笑える展開に繋がる構成力も見事。最高の一言です。劇場型映画が多い中で、こういう、ドキュメントの一部分を完全に切り取って構成しなおして再現し、観客に疑似体験をさせられる映画というのは貴重だし面白いです。というかこれぞ映画という感じですね。センスがないと作れません。物語は小説でも読めるわけですしね。男臭さと汗臭さも含めて10点、といきたいところですが、もうチョイと水兵にも焦点を当てて欲しかったのと、距離が命となる砲撃戦の場所取り合戦による操船シーンがあるともっと良かった。-1点。 【DeVante】さん 9点(2004-11-19 11:26:14)
3.いや~面白かった~期待通りでした!限りなく10点に近い9点です! 私の感性にドンピシャ! 男のロマンをかき立てると言うか..この映画は男にしか分からないでしょう~(男の脳がそういう仕組みになっているので仕方がないのです) 軍艦を操り大海原へ..そして軍人としての生き方、人としての優しさ..迫力満点の戦闘シーン..リアルさを追究した正統派映画が少なくなった昨今、私的に嬉しい限りです.. 男性(特にS40年以前生まれの方)にオススメ! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-08-03 12:38:47)
2.ウィアー監督はやはりただ者ではないと感心させられた映画。ストーリーは大きな盛り上がりが一山あるというよりは、いくつかの山脈が連なっている印象。なので盛り上がりに欠けるように見えるかもしれないが、ラッセル・クロウ演じる艦長は魅力的だし、脇役陣もしっかり機能して安心して見れる。また、緻密な美術につぼを押さえた手抜きの無い撮影、隙の無いSFXと技術面が素晴らしい。アカデミー賞ノミネートも納得。 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2004-07-24 00:56:13)
1.《ネタバレ》 重くて暗い話がストーリー性がある、とか思われるかもしれないが、これは久々に本格的な海洋ロマンだったよ。群像劇としても一級だし、もちろん戦闘シーンも大迫力。
ガラパゴスに上陸できると思ってたら艦長の方針変更で望み断たれる医師が可笑しくも哀れ。準備万端できちんと着替えているのが哀れさを増す。そこへ片手切断された少年が差し出すコガネムシ、この暖かさ。結局ガラパゴスに上陸した後の動物達のほのぼの。こういうシーンを盛り込みながら緊張感あふれる戦闘シーン、という緩急が素晴らしい。ナポレオンだなんだといいながら敵を1隻の船に限定している事でストーリーを引き締まったものにしているのも上手い。
ラッセル・クロウも文句なしに格好いいし、指導者としての葛藤、決断がこの映画の大きなテーマとなっている。それぞれの登場人物も葛藤に悩む。こういうテーマはP・ウィアーの得意とするところ。
後は船内のきしむ音などリアルに再現した音響も素晴らしかった。傑作です。 【GO】さん 9点(2004-03-06 22:46:33)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
139人 |
平均点数 |
6.14点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 0.72% |
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2 | 1 | 0.72% |
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3 | 7 | 5.04% |
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4 | 9 | 6.47% |
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5 | 25 | 17.99% |
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6 | 42 | 30.22% |
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7 | 30 | 21.58% |
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8 | 13 | 9.35% |
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9 | 7 | 5.04% |
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10 | 4 | 2.88% |
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【その他点数情報】
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