みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
14.ストーリーは嘘の積み重ねで、出演者達が短期間の猛特訓で楽曲をマスターし、すべて替え無しで演奏したことだけが真実という映画。なので、駄目な人には全然駄目でしょうね。しかし、これだけ嘘で固められるとかえってその嘘を楽しみながらテンポよく見ることができ、本人達が猛練習を重ねて実際に演奏したからこそであろう晴れ晴れした笑顔のラストシーンには、思わず拍手を送りたくなりました。けっして上手いというレベルではありませんが、聞いていて何となく楽しくなる演奏で、特に最後のシング・シング・シングはあまりノリの良くないプロのビッグバンド演奏よりも楽しめます。スウィング・ジャズは演奏者がスウィングしてこそ楽しい演奏になるという見本ですね。 実はこの映画、テレビで放送されたプロモーション番組で出演者達の練習風景を見てからい映画館へ行ったので、メンバー達の上達する様子が画かれていないという不満も起きず、なかば出演者達の学習発表会的な見方をしてしまったところがあるので、純粋に本編だけの採点というわけにいかないのですが、2004年に観たなかでは一番楽しめたので9点です。 この映画、ノリが命ですから、CMで途切れ途切れになるテレビ放映では、ほんとには楽しめないでしょう。また本編だけは上達過程が十分伝わってこないので、映画の見方としては邪道ですが、出演者達の練習風景を事前に見てから本編を観た方が楽しめると思います。DVDのスペシャルエディションに収録されているメイキングは単独の番組としても面白い物なので、機会があれば観ることをお薦めしたいです。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-20 18:40:12)(良:2票) 13.《ネタバレ》 田舎の高校の吹奏楽部が傷んだ弁当を食べて食中毒で部員が一人を除いてダウン。 その原因を作ったド素人集団がビッグバンドジャズに挑戦するドタバタコメディ。 補習逃れのために嫌々やってた連中が次第に音楽の魅力にのめりこんでいく様子が楽しい。 ダウンしていた正部員が復帰して、おもちゃを取り上げられた子供のように泣き出す姿がかわいい。 この手の学園青春ものは、「がんばっていきまっしょい」「シムソンズ」と同じく舞台が田舎でないとしっくりこないが、この作品も山形弁と田舎の風情がいい具合にハマっていた。 矢口史靖監督は『ひみつの花園』もそうだったが、笑いのセンスがいい。 ヤンキー風の二人のフォークソング、猪に追われるストップモーション、土手から豪快に転げ落ちる自転車少年、竹中直人演じるジャズ初心者の指導教師。 コミカルシーンがあちこちに散りばめられていて笑える。 ストーリはマンガチックでご都合主義の突っ込みどころも散見。 男と遊び歩いてた連中が練習もしてなかったのに4人の演奏に見事に加わったり、応募忘れの音楽祭に急遽代役での出場が当日決まったり。 理屈に合わないところがたくさんあるので、それに引っかかっていると楽しめない。 あくまでマンガチックなコメディとして、ご都合主義を押し切るノリとパワーを楽しめるならこの作品が大好きになる。 ステージ最後の演奏曲「シング・シング・シング」は、思わずノリノリでスイングしてしまうくらいの勢いと楽しさを感じた。 「すべての人間は二種類に分けられる。スウィングする者と、スウィングしない者だ」 会場にジャズのリズムの拍手が広がったときは鳥肌が立つ。 ジャズにはいままで関心がなかったが、この映画で興味を持ってしまった。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-26 20:44:16)(良:1票) 12.田舎町を背景に、少女たちの明るさや前向きな感じが出ていて、見ているこっちまでポジティブな気分になれました。若い頃は、誰しも自分の好きなことや興味あることに、時間と金を費やしてしまうものです。無趣味な人よりも、こういう一つのことに情熱をかけている人の方が、何だか幸せで明るい感じがします。ただ、彼女らがどうしてそこまでジャズを好きになったのかという経緯が、あまり表現されてなかったと思います。まあ、何かに対して興味を持つことって、案外行き当たりばったりなのかもしれないが… それからラストのノリノリの曲は、自分もつい手拍子してしまいそうになりました。あれは実際に出演者が練習を積み重ねたらしいが、見事な演奏振りについ見入ってしまいました。 【GON曹長】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-23 00:12:36)(良:1票) 11.やばいやばいやばい!おもしろすぎる!!最高でしたー。ただひとりで見に行ったため、笑いどころでクスクス笑いにとどめてしまったのが残念。隣に誰か友達がいたら一緒に大笑いできたんだけど・・・anyway、非常に楽しめました。私も実際にサックスを吹いていたことがあるので、最初のほうで音が出ないと悪戦苦闘する女子高生達の大変な姿とかを見て、自分自身の経験と重なって懐かしく思いました。この映画ではプロによる演奏ではなく、実際に彼女達が演奏しているようで。最初この話を聞いたときはまじ!?と思いました。だってまじうまいですよ。本当彼女達の努力の成果です。人間努力すればここまでうまくなるんですねー。私ももっと練習しとけばよかったなーということで本当おもしろい楽しい青春映画でした◎ 【未歩】さん 9点(2004-11-28 21:30:30)(良:1票) 10.《ネタバレ》 そーそー田舎の高校生ってホントこんな感じ。なつかしいです。かなり笑えました。ちなみに映画館で一番観客が受けたセリフはおばあさんの「先生死んだんか?」でした。 【ガッツ】さん 9点(2004-09-13 02:00:34)(良:1票) 9.本作のサウンドトラックを車に積んでよく聞いています(「メイク・ハー・マイン」が好き)。そのため、うちの小4の娘はサウンドトラックでしか「スウィングガールズ」を知らなかった訳ですが、昨日、やっと現物(DVD)を観せてやることができました。体育座りで、食い入るように画面を見つめる彼女の肩越しからの再見でしたが、やっぱりコレ、何回観ても面白いわ、と思いましたよ。【再見2012.8.12:変更なし】 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-08-16 18:25:15) 8.ビッグバンドジャズやってましたが、こんなんコメディやしゆるーい目でええぞええぞーと見れる人には見れる、見れない人にはとんでもない駄作に見える映画なんでしょねこれは。あくまでコメディとして描かれているので、楽器やってる人間からしたらつっこみどころ満載なんですが、この映画のポイントはそういう細かい部分には一切置いてないんですよね。この映画はゆうなれば、ただおねーちゃん達が楽器持って練習してワーって演奏して終わり、みたいな作品なんで、中身はホント無いんですよ。でもジャズは決して特別な音楽ではないというメッセージと、楽器を演奏したり誰かと音を重ねたりみんなで音楽一緒にやったりする事の楽しさ、そして客席から歓声や拍手を貰う事の喜びみたいなのを、ホントに上手いこと体現してくれてると思うんですよ。この映画を見て楽器を手にした人も多いとの事ですが、それはやはりこの映画の魅力ゆえではないかと思います。ここまで大々的にヒットした「音楽モノ」は今まで無かった故、この映画の功績は大きいと思っていますので、高く評価したいと思います。あ、-1点は竹中のサックスに(笑)。 【Fukky】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-23 07:29:19) 7.面白かった。自分も嘗てバンドをやっていたんで、うんうん、そんな感じなんて懐かしくもありました。ラストはもう号泣ですね。ウォータボーイズの焼き直しと批判される事もあるが、私は男の裸よりセーラー服の女の子の方が遥かに好きなので、こっちを観ます。そして眼鏡の女の子に恋をしましょう! 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-09 00:02:31) 6.《ネタバレ》 大好きな映画です。私はジャズには詳しくないのですが、それでも音楽の楽しさは十分伝わってきましたし、ベタな小ネタも、この映画の雰囲気の中で統一感があって、素直に楽しめました。出演者が練習に真摯に取り組んでいるということを知って見ているので、楽器を粗末に・・という嫌悪感も無かったです。 印象に残ったのは、タイトルが出るシーンと、季節が変わるシーンですね。 いったん外れたメンバーがいきなり上手くなって合流するところについては、夏のシーンから、演奏中に雪がちらついて冬のシーンへつながることを考えれば、あの演奏自体が時間の経過を象徴した表現なのでしょう。レベル差を追いつくための描写を入れるよりも、よほどスマートだと思います。 出演者の素のキャラクターを生かすサービス精神旺盛な演出、三谷幸喜さんの作品に通じるものがあって楽しめました。映画館で手拍子してみたかったなあ。 【ジェフゆないてっど】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-22 14:57:25) 5.《ネタバレ》 スウィングするぞ!この作品はそれだけです。つまり面白い、つまらないと意見が分かれるのは観ていてこのノリに付いていけるか?それとも合わないか?の二つだけだと思います。このノリに付いていけた私はこの映画の彼女達のように観ていてウキウキ、心踊り、そして、音楽にリズムに乗って楽しく観ることが出来た。全くジャズなんて興味もなく、知らなかった彼女達がジャズに目覚めると共に音楽の楽しさ、学ぶことの楽しさを知り、最後は皆で力いっぱいの気持ちを込めてコンクールに出る。人生はやっぱり楽しく生きたい。楽しくなくては人生つまらない。この映画は人生の楽しさをジャズという音楽によって体験することの喜び、素晴らしさを描いた映画として、私は大いに評価したい。正しく「いぐねえ」「いぐねえ」とそんな気持ちになることが出来た。 【青観】さん [映画館(邦画)] 9点(2005-08-29 22:21:55) 4.ちょっと話に無理が多かったけれど、ライブ映像を見る感じで楽しめた。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-03 13:29:26) 3.細かい点で気になるところはあったけど、最後の演奏シーンで満足させてくれます。 あの演奏をずっと聴いていたかった。終了と同時に思わず拍手したくなるようなすばらしいシーンでした。エンドロールで席を立つ人がいなかった、最近の映画ではとても珍しいことでした。それだけ終わった後の余韻がすばらしかったんですね。 【トラッキー】さん 9点(2004-11-14 21:17:54) 2.《ネタバレ》 とうとう見ることに成功してしまいました。ええよなあ田んぼに、高校野球に、せみの声に芋ジャージとセーラー服の夏服。こんな高校生時代送りたかったなあ(女子高生になりたかったちゅうわけちゃうで)。「しこふんじゃった」からこの手の話ずっと竹中直人がコーチ的な役どころで出てるけど、今回はいまいちやのう。で1点減点。 【きつま】さん 9点(2004-10-31 16:50:15) 1.《ネタバレ》 「スクール・オブ・ロック」はロックの楽しさを伝えてくれる映画ですが 本作はビッグバンドジャズの素晴らしさ、ノリのよさを伝えてくれる作品です。 作中音楽教師が「ジャズはよく判らない」という理由で敬遠していたことを 口にするところがありますが、音楽なんて理論だなんだといった難しいことから 入らなくてはならないものではないんです。一番、心に残っているのは友子と拓雄が 川を挟んで「A列車で行こう」を演奏しているシーン、演奏自体はまだまだ 下手な頃のエピソードなので、演奏自体に感動するというわけではないんですけど なんだか青春の一コマが醸し出されていて個人的にヒットしました。 【もっちー】さん 9点(2004-09-18 00:58:29)
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