みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
3.元々災害パニック映画が好きなので甘めの採点かもしれないが日本の大作映画もここまで出来るようになったか~と素直に感動。CGシーンの出来栄えも見事。多少緊張感をそぐような演出があった点がマイナスですが全体的には大満足の1本でした。 【北狐】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-19 10:53:08)(良:1票) 2.「日本の超大作映画」というだけで、「駄作」とほとんど決めつけても決して行き過ぎではない「確率」というものは確かにある。が、しかし!この映画は、多くのそういう映画とは一線を画す見事なスペクタクル映画だったと思う。 オリジナル作品も数年前に観ていたが、明らかにそれを超える出来栄えだった。リメイク作品としては非常に珍しい。 この映画は迫力のVFXが最大の売りである少し古風な言い方をすれば「特撮映画」である。実際ストーリーなど二の次でも構わない(いや別にストーリーも悪くはなかったが)。 崩壊していく日本列島を描き出した「特撮」に確固たる感情の揺れを覚え、涙が溢れた。それだけで、この映画の価値は高い。 日本映画の「特撮」はようやく「感動」を紡ぎ出せるレベルに達した。いや“戻った”と言うべきか。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-01 22:29:47)(良:1票) 1.《ネタバレ》 昭和版も見ているが、なかなかの面白さだった。見所はやっぱり特撮で阿蘇山の噴火、熊本城の破壊、東京都心の陥没、灰に包まれる名古屋など名シーン多し。昭和版は東京大地震以外特撮的な見所が少なかったので(だからドラマ版が製作されたわけだが)、この点は素直に良かった。また、平成「ガメラ」でも随所に見られたニュース描写はさすがTBSが協力しているだけある。特に地震の震度表示が日本列島全体に表示されるシーンは恐怖さえ覚えた。 ただ反対に本編の方は若干不満は残る。もう、いろんな人が突っ込んでいるので今更言うまでも無いが、「登場人物がウロチョロ」「恋愛描写が稚拙」「函館の謎の観光客」などのシーンは違和感あって、せっかくの緊迫感が台無し。特に恋愛描写の稚拙さは、同じ原作者の「さよならジュピター」を見ているようだった。これは監督のデビュー作「ローレライ」にも言えたことだが、豊川、国村、石坂の脇を固めた役者陣がいなければ、完全に人間ドラマは破綻していただろう。まぁ、その分豊川の田所博士は昭和版の小林桂樹とはまた違った味を出していて、良かったけれども。 とにかく、不満点は散見されるものの、映画館を出て素直に「面白い」と言える出来で良かった。邦画にもこれぐらい上質なエンターテインメントがコンスタントに出てくれば、現在の邦画好調の流れも持続するのではなかろうか。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-12-20 00:18:41)
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