みんなのシネマレビュー

THE 有頂天ホテル

THE WOW-CHOTEN HOTEL
2006年【日】 上映時間:136分
ドラマコメディ
[ザウチョウテンホテル]
新規登録(2005-08-12)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-01-14)


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監督三谷幸喜
キャスト役所広司(男優)副支配人兼宿泊部長・新堂平吉
松たか子(女優)客室係・竹本ハナ
佐藤浩市(男優)国会議員・武藤田勝利
香取慎吾(男優)ベルボーイ・只野憲二
篠原涼子(女優)コールガール・ヨーコ
戸田恵子(女優)アシスタントマネージャー・矢部登紀子
生瀬勝久(男優)副支配人兼料飲部長・瀬尾高志
麻生久美子(女優)憲二の幼馴染・小原なおみ
YOU(女優)シンガー・桜チェリー
オダギリジョー(男優)筆耕係・右近
原田美枝子(女優)副支配人の元妻・堀田由美
角野卓造(男優)堀田由美の現在の夫・堀田衛
榎木兵衛(男優)腹話術師・坂田万之丞
不破万作(男優)リネン係・森
寺島進(男優)スパニッシュマジシャン・ホセ河内
浅野和之(男優)武藤田の秘書・神保保
近藤芳正(男優)板東の息子・板東直正
矢島健一(男優)ある業界団体の委員長・荒井
川平慈英(男優)ウェイター・丹下
梶原善(男優)徳川の付き人・尾藤
石井正則(男優)ホテル探偵・蔵人
堀内敬子(女優)客室係・野間睦子
唐沢寿明(男優)芸能プロ社長・赤丸寿一
津川雅彦(男優)会社社長・板東健治
伊東四朗(男優)総支配人
西田敏行(男優)大物演歌歌手・徳川膳武
相島一之(男優)駐車場の誘導係
阿南健治(男優)垂れ幕業者
田中直樹(男優)飯島直介
八木亜希子(女優)飯島民子
高島彩(女優)悲鳴をあげる女性
飯田基祐(男優)バーラウンジのマネージャー
種田陽平(男優)
井上肇(男優)医師
山寺宏一ダブダブ
清水ミチコホテルの館内放送
脚本三谷幸喜
音楽本間勇輔
作曲グスタフ・マーラー「マーラー交響曲第2番 復活」
撮影山本英夫〔撮影〕
木村信也(撮影助手)
清久素延(スティディカムオペレーター)
製作島谷能成
亀山千広
東宝
フジテレビ
プロデューサー市川南〔製作〕
石原隆〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特殊メイク江川悦子
美術種田陽平
赤松陽構造(タイトル)
編集上野聡一
照明小野晃
その他IMAGICA(協力)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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11.みなさんのレビューを観ていてとても端的なのは、劇場で観た派の前半レビューは、すげーおもしろかったという方が多く、テレビ公開されてから観た派はうぜーという評価。三谷幸喜ものは起爆剤が必要です。それは隣の人が笑っていること。起爆剤がなければ着火していない花火のように不発で終わる。「12人の優しい日本人」のWOWWOW公開にあたり、三谷幸喜がライブであることに固執していたのには自分の作品の特性、つまり、よりライブに近い環境でしか真価を発揮しない特性を良く分っていたんだな。私は劇場で観た派ですが、幸運にも可燃性の高い人々のおかげで爆笑の渦でした。私にとって不発だった「みんなのいえ」も、もしかしたら劇場で観れば起爆したのかも? 正義と微笑さん [映画館(吹替)] 9点(2006-01-22 01:04:40)(良:1票)

10.《ネタバレ》 初めて見た三谷作品がこれで,すごく気に入って劇場で5回観ました。
一番のお気に入りはラウンジで松たか子の「ワタシイソガシクテナカナカアエナイ!」の台詞です。大爆笑してしまいました。
他にも「かなり圧がかかったじゃない!」「感謝のしるしだ!」「お嬢さん,あんた歌いに来たんだろ」「私は鹿が大好きだ!ふむむん!」など。大好きな映画であります。 まきげんさん [映画館(邦画)] 9点(2011-07-12 16:54:45)

9.かなり面白い映画でした。何よりも感心させられたのが三谷監督の映画の取り方(?)。きっと監督はチャレンジャーなんだと思います。TVドラマの「HR]でもそうでしたが、一つ一つのシーンをぶっ続けでカメラワークだけで主人公達を追って行き、長いところだと15分くらいカット無しで撮り続けています。その間俳優さん達は映ってない所でも各々で演技を続け、【映画】でありながら【演劇】的な物になっています。主人公は流れからすると「役所広司さん」になる訳ですが、全ての人が主人公であってそう見せる事により映画の「内容」と言うよりは「存在感」を散らかせて楽しい映画に作られたような感じがしました。こんな映画作ろうったって中々作れないと思います。スタッフと役者さん、何よりカメラマンにお疲れ様と言う意味で9点。 エルキューさん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-12 14:41:21)

8.すごい!三谷幸喜の集大成!直球ストレート!
ラジオの時間で垣間見た群衆劇の巧みさが、今度は
ホテルという立体密室空間で縦横無尽に炸裂していた。

主要登場人物が多いのに、それぞれに問題をかかえている。
ここまで風呂敷を広げてまとまるのか!?と不安になったが
見事、それぞれが絡み合い上手くまとめている、

登場人物1人づつの内容がないとか、そういう感想を言う映画じゃ
ないと思うんですよ、この人数で、ここまで話をまとめている!!
そこが凄いんです。

普通に見てるだけだと、ごちゃごちゃ話がつまっているだけに
感じるかもしれないけど、映画の時間というのは決まっているんです。
この映画なら136分なんです。かつ登場人物が20人以上。
それらが絡みつつ、物語の終盤へ向かうってのは至難の業だと思います。
1分たりとも無駄にできないんです。めちゃめちゃ計算されてて、すごい
構成力だと思います。

これほどの構成力があり、脚本がかけて監督も出来てしまう人物は
日本には、いや世界にもそうはいない。
三谷幸喜恐るべし!!!! 六爺さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-22 01:48:07)

7.見事!としか言いようがない。豪華すぎる出演者達をどのように扱っているのか興味があったが、例えるなら数学でいう「ベン図」のように微妙に、そして絶妙に絡まりあい、全てが共通する集合点があのラストシーンに凝縮されていた。できればこの映画を年越しと一緒に観たかった。 ヒロさん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-16 00:07:12)

6.役所さんをはじめ皆さん上手いのですが、本作では生瀬勝久さんに唸らされました。
なんて憎たらしいのでしょう、ここまでタイミングよくおべっか使えるのでしょう。
どこの職場にもいる嫌なやつ(笑)
どんな役でもこなせる役者さんと、感心しました。

このお正月は「古畑任三郎」「有頂天ホテル」と三谷さんに楽しませてもらいました。
2006年を明るく盛り上げてくれる、三谷幸喜さんに一票! たんぽぽさん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-30 16:34:22)

5.《ネタバレ》 観賞後、有頂天とはいかないまでも、あたたかい満足感でいっぱいになりました。あれだけの豪華出演者陣の個性を引き出すことに成功している三谷監督はやっぱりすごいです。どなたかも書いておられましたが、まるで舞台を見ているかのよう。一度はあきらめようとしたミュージシャンの道に再挑戦しようとするベルボーイがいると思いきや、逃亡しようとする汚職議員がいたりとバラエティに富んだ登場人物がとても魅力的でした。個人的には伊東四郎さんと西田敏行さん生瀬勝久さんがお気に入りです。あのテーマ音楽、いいですね。 稲葉さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-28 01:14:19)

4.感動もなにもしないんですが。登場人物それぞれの立場みんなに、プチ感情移入できました。退屈せず、最後まで安心して見られました。 よしふみさん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-22 23:32:44)

3.《ネタバレ》 すごい!!の一言。あんだけ多く各人のストーリーが存在してそれが見事に絡み合ってる。ある登場人物の特徴が他の人物のストーリーに活かされ影響を与え更に他のストーリーに発展して行く、ような感じで次から次へと進んで行く(例えばアヒルを探しているホテル探偵がたまたま出会ったなおみの変装を指摘し話は次の展開へ進んで行くようにorいつも試行錯誤してホテルへ忍び込むヨーコが脱走ルートを考えて武藤田の記者会見計画が進んで行くように)。単にいくつものストーリーが横たわっているだけじゃなく本当に絡み合ってる。それがすごい。よくこんなの作れるなぁと感心する。テーマとしても一本筋の通ったものがびしっと存在してるしこれは三谷幸喜が集大成というのもわかる気がする。とにかくすごいのであと2回くらいは見たい。それにしても麻生久美子はかわいいなぁ・・・実はそれ目当てでした★ とむさん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-22 04:16:57)

2.饒舌な味わいの良質な喜劇。抜群にまとまったシナリオの展開は、まさに至芸。良質なコメディほど、内容よりも後味が残るという良い例。濃密で楽しい時間を過ごすならワインも良いがこの映画もお勧めです。「The wow-chouten Hotel」に泊まってみたい! wunderlichさん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-18 01:13:50)

1.オープニングで何かをインスパイアしたようなアバンティのAのシンボルマークを見た瞬間に徹底的にパロディに徹する三谷監督の意気込みを感じた。西洋が舞台であれば聖なるクリスマスの一夜なんでしょうが、日本が舞台となれば日本人にとって特別な一番長い夜は大晦日、みんな何か悩みを抱え生きている、そんな煩悩はカウントダウンと共に捨て去って新たな気持ちでスタートってのがいいです。ホテルの中のみの出来事という密室性、新年を迎えるまでの時限性、三谷流グランドホテルは細かいことを気にする間もなく次々起こる事件の数々、事件の数だけ笑わせられ、豪華なキャスト陣がみんな大真面目にやってるバカバカしさは最高。画面の中ではセンターだけでなく、隅のほうでもみんな何かをしており、何かが起きており、笑いのタネが転がっているので気が抜けません。最後は何故か幸せな気分になってしまう大団円、この強引な魔力、病み付きになりそうです。”赤い洗面器”が出てこなかった事が唯一不満。 亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-16 16:21:19)

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【点数情報】

Review人数 229人
平均点数 5.81点
020.87% line
141.75% line
2104.37% line
3177.42% line
4219.17% line
53816.59% line
64620.09% line
74218.34% line
83414.85% line
9114.80% line
1041.75% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.52点 Review21人
2 ストーリー評価 5.46点 Review32人
3 鑑賞後の後味 5.93点 Review29人
4 音楽評価 5.79点 Review24人
5 感泣評価 3.36点 Review19人

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