みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 人が人を愛する事“LOVE”とは違うもっと深い愛、自分を犠牲にしてまで人を愛する事が出来る人、「自分は神が持つペンにしか過ぎない、文字を書くのは神です」と言ってのける。困難で有れば有るほど強く立ち向かい。弱い者には深い愛を捧げる。彼女は偉大です。そんなマザー・テレサでも「神の愛は押し寄せる波のようです。もう私は先へ進めません」と弱音を吐く場面にはホロリと来ます。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-07 10:17:49)(良:1票) 3.《ネタバレ》 冒頭の、混み合っている駅のホームで、誰にも看取られずに命尽きようとしている男性のそばに、マザーテレサがうずくまるシーン。そのとき、すっとカメラが引いて、周囲の人々が姿を消す。貧しい人に愛を注ぐのに、周囲の雑踏が全く目に入らなくなる、これが彼女の類まれな集中力。1人1人の頬を両手ではさみ、声をかけるマザーの慈愛のこもったしぐさは鳥肌ものだった。彼女が亡くなった当時、世界各国に散っていた元孤児たちが「マザー、マザー」と実母のように嘆き悲しんでいた報道を思い出す。 イギリスやスペイン等のキリスト教がらみの時代劇を観ると、宗教と国家権力がどろどろと癒着した残酷極まりないエピソードがいくらでも出てきて、そのたびぞっとさせられてきた。本来キリスト教は、貧しき隣人を愛せよと人類愛に満ちた教義で説くはず。それなのに、神に仕える神父や修道女が虐げられた人々に直接奉仕することが、どうしてこんなにも難しいのだろう。マザーが修道院を出て、自ら神の家を設立する過程を初めてこの映画で見て、そこからしてガツンと大きな衝撃を受けた。つまり、冒頭から私は驚かされっぱなしだった。真の意味で、神に自らを捧げている聖職者が、どれほど存在するのだろうか。 3ドルの水の価値に言及する彼女は、『シンドラーのリスト』で「これだけあれば○人救える」と人の命を金に換算して苦しむシンドラーの姿と重なる。神の鉛筆になる者の苦悩は凡人にははかりしれないが、彼らは何と尊い存在だろうと深く考えさせられた。 【tony】さん [インターネット(字幕)] 9点(2017-05-18 01:21:40) 2.始終涙が止まりませんでした。彼女がすんなりと活動できなかった訳がようやく分かりましたマザー・テレサについて知りたいと思えば、この映画を見る事をお進めします。 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-10-06 10:18:08) 1.以前より劇場が増え、10大都市ではない地方で、このような名作を劇場で観られるようになりました。 ありがたいことです。 そして、この作品の魅力は”ひたむきさ”だと私は感じました。 マザー・テレサさんの人物の大きさ、監督の情熱、そしてオリビア・ハッセーさんのひたむきさ。 私が若いころマザーは来日され、TVなどで拝見させていただいたその姿そっくりに演じていられる。 その精神までもオリビアさんに乗り移ったかのようでした。 厳しいけれど、清清しい作品。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-31 13:24:59)
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