みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.80年代以降、「イーストウッド監督作品ではないイーストウッド主演作」ってのが、そこそこ貴重な存在だったりする訳ですが、本作もその一本。監督はあのペーターゼンで(「あの」というのは「あのUボートの」という意味であって、今もって他に代表作を挙げにくいのです、このヒトは)、主演俳優自身が監督してないことが幸いしたのかどうなのか、いかにも「イーストウッドの溢れんばかりの魅力を、この主人公にバッチリ投影して撮ってやるぜ」みたいな感じなんですね。ジジイなんですけれども、背筋を伸ばして貫録があり、ピアノをさらりと弾いて見せたり、同僚の女性警護官とネンゴロな関係になってみせたり、ジジイはジジイでも、なかなか色気のあるジイサンとして描かれてます。まあ、もし本作を自分で監督してても、厚かましく色気たっぷりに描いていたのかもしれませんけれども。 しかしジジイはジジイ。観てるこちらとしても「おい、ジジイ。現役復帰はいいけれど、ホントに動けるのかよ」と言いたくなる。動けるのか、動けないのか?そこが見どころ。 で、まずは、走りながら息切れするところをしっかり見せつけて、「撮影中に斃れるんじゃないか」と我々をヒヤヒヤさせてくれるのですが(演技ですよ、演技!)、ジョン・マルコヴィッチに対する追跡劇などでは、自ら体を張ってるところなんかも見せてくれて、おお、ジジイ、ちゃんと動けるじゃないか、と。はい、すみません、ワタシなんかより余程、動けてます。 そんなこんなで、いよいよ犯人が大統領を狙うクライマックス。この緊迫した空気がいいですね。厳重な警備がカッコよくって、その警備をかいくぐる犯人がカッコよくって、その犯人に対峙するジジイがますますカッコいい。シビレます。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-05-25 12:05:57)(笑:1票) 4.風邪引きのクリントの役、見てて辛かった。ルネに、鼻水見られてたし。完全無欠のハリーより、私は個人的になんですが、(エッチ、しそこなちゃうし。でも、口説くときは動作がすばやくなる!エレベータに入る時の身のこなしったら!)人間臭い役(フランクでしたか?)のほうが好きですねえ。いいあじでています。アイスクリームのデート?、ぜったい、ハリーにはにあわないしね。マルコビッチこわすぎかな。 【レモン】さん 9点(2003-02-03 18:34:29) 3.イーストウッドの渋さ、映画という芸術に対する執念深さがひしひしと伝わってくる部分が絶品!又、犯人役を務め、イーストウッドの演技を支えかつ作品全体の雰囲気を盛り上げたジョン・マルコビッチの存在。そして、音楽を担当したエンニオ・モリコーネも作品全体の緊迫感を素晴らしい具合に盛り立てた所にも拍手を送りたい。 【福田水明】さん 9点(2003-01-23 19:23:20) 2.マルコビッチはまり役すぎます!!クリント・イーストウッドも追い詰められる心理が良かったですよ~ 【美夜】さん 9点(2002-11-12 14:03:57) 1.ペーターゼン監督がイーストウッドを役者として使いきっている。 おかげでイーストウッドが演ったキャラクターの中では一番共感できる。 マルコヴィッチはこの手の役はお手のもんだろう。 レネ・ルッソきれい。 【poi】さん 9点(2001-09-19 11:27:14)
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