みんなのシネマレビュー

クローバーフィールド/HAKAISHA

Cloverfield
2008年【米】 上映時間:85分
アクションサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画
[クローバーフィールドハカイシャ]
新規登録(2008-01-21)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-04-05)
公開終了日(2008-09-05)


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監督マット・リーヴス
キャストオデット・アナブル(女優)ベス
ジェシカ・ルーカス(女優)リリー
マイク・ヴォーゲル(男優)ジェイソン
T・J・ミラー(男優)ハッド
リジー・キャプラン(女優)マリーナ
真殿光昭ロブ(日本語吹き替え版)
成田剣ジェイソン(日本語吹き替え版)
咲野俊介ハッド(日本語吹き替え版)
安藤麻吹ベス(日本語吹き替え版)
脚本ドリュー・ゴダード
撮影マイケル・ボンヴィレイン
ロバート・リード・アルトマン(カメラ・オペレーター)
製作J・J・エイブラムス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ガイ・リーデル
配給パラマウント・ジャパン
特殊メイクジェイク・ガーバー
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ティペット・スタジオ(視覚効果)
衣装エレン・マイロニック
スタントコール・マッケイ
エリック・ノリス
その他スコット・ローゼンバーグ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
怪物におそわれようと、戦闘機の爆風にまきこまれようと、あまつさえ、ヘリが落下した衝撃にも耐え抜いた強靱な・・・・・・ 「ビデオカメラ」 の物語?

りけい】さん(2008-04-13)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(9点検索)】

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12


23.《ネタバレ》 もはや映画鑑賞というよりも、疑似体験に近い作りとなっている。「これは凄い!」と唸らざるを得ないほどの驚異的な映像だ。恐怖を感じるとともに、よくぞここまでのものを作ったと呆れるほど感心した。
何も解決しておらず、すべては“謎”で終わっているのかもしれない。見る人によっては、ストーリーなど何もないと憤慨するかもしれない。
しかし、個人的には怪獣の出生や、怪獣が最後どうなったのかなど、まったく興味が沸かず、ただただ逃げ惑うしかない人たちと共に時間を共有できたことが非常に有意義だった。
脚本もそれほど悪くない。大怪獣あり、小怪獣あり、ウィルスあり、トンネルあり、乗り物ありとほとんどフルスペック仕様のパニック映画だ。ちょっと盛り込みすぎじゃないかと思うほど練られている。
人間関係もしっかりと描かれており、主人公と恋人との関係を軸に、兄弟、友人など上手く関係線を伸ばしている。パーティーに出席したメンバーというアイディアも分かりやすく、まったく無理がなく、ナチュラルすぎるほど練られている。
通常の“公式”に則らないのも目新しい手法だ。
主役級をあっさりと退場させる辺りはとても面白い。登場人物が銃をぶっ放して、小モンスターを殺すような展開にもならず、大モンスターを倒せる武器が見つかったり、弱点が発見されるようなことなども当然ない。
怪獣パニックモノにおいて、アンハッピーエンドというのもかなり珍しいのではないか。この“公式”の裏切りがとてもユニークだ。
未知なモノに対して、人々が逃げ惑い、アメリカの圧倒的な武力も役に立たないという展開は、深読みだが“テロリストへの脅威”を想起させられるものとなっている。
普通の怪獣パニック映画は巷に氾濫しており、普通に作りこめば「悪くない作品だね」で終わると思う。
しかし、「ブレアウィッチ」の手法を取ることにより、臨場感溢れる傑作が生まれた。
リアリティが追求され、通常の“公式”に則らなくても自然に受け入れることができたのは、この手法を取ったことによる恩恵だ。
「バンテージ・ポイント」など、最近のハリウッド映画は知恵を巡らして、工夫を施すようになっている。その手法に対しては、当然賛否があると思うが、賛否があることによってマンネリ化が打破され、活性化していくのではないか。
今後もこのような賛否あるアイディアが溢れた作品が登場することを期待したい。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-06 22:54:05)(良:3票)

22.「いずれ、こういう映画が作られるだろう」と思ってた人って、結構いたんじゃないですかねえ。しかし、いざ出来上がってみたこの作品、意外に重いモノを我々に突き付けているような気もします。『ブレアウィッチ~』等の偽ドキュメンタリ、あるいはインチキ・スナッフフィルム、こういったモノが、「手っとり早く、ホンモノらしく見せる」という事を目的としていたのに対し、本作は大前提として、誰の目にも明らかなフィクション(怪獣映画)。また「カメラが激しくブレる」というのは、かつて、動物が人を襲うパニック映画でよく見られました。肝心のショックシーンで、カメラが激しくブレて何が何やら判らなくなるんだけど、ま、ハッキリ言って明らかにゴマカシな訳で、もしカメラが止まってたら、あまりにショボい映像で更にワケワカラン映像になってしまう。一方本作はと言うと、大体、本作のようにCGでモンスターを表現する作品では普通、CGで何でも描けちゃうのだから、カメラをブレさせてゴマカす必要など無い訳です(本作のCGのクオリティを見ても明らか)。後、ついでに言えば「ビデオの消し残りシーンの挿入」なんてのも、ちょっとした思いつきには違いないんだけど、製作者の計略ぶりというものを感じてしまう。では一体、この映画、何をしようとしているのか。それは、“セットがあり俳優がいて、その外側にカメラとスタッフ(と我々)がいる”という従来の映画の形自体を否定しようとしているのでは。「カメラワークが見事だよね」「カットの繋ぎが上手いよね」「主演の誰それの演技が見ものだぜ」等々の、いわばお約束的・楽屋話的な評価を拒絶する。カメラは映画の場の“外側”にいて場を“捉える”モノ、ではなく、本作では、カメラは場の“内側”に“居る”モノ。映画のあり方に対する告発。当然、「通常」の映画の歴史が積み上げてきたモノの重みたるや、計り知れないんだけど、だからこそ、この映画の、「従来への安住」に対する告発、いわば「映画のHAKAISHA」としての側面、というものにも、非常な重みを感じてしまうのです。勿論、こういう作品が、この先何本も作られても仕方が無い(同じノリの続編が出来たら、多分、私は怒る)んだけど、本作に対して、映画の本流が、これからどういう回答を出してくるか、という点には、大いに関心があります。まあ「無視する」ってのも、間違い無くひとつの手には違いないんですけども。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 9点(2009-06-03 23:18:41)(良:2票)

21.《ネタバレ》 何気ない序盤のパーティーのシーンから屋上に出たと同時に
その場の空気が変わり、爆発音とともにパニックに陥る主人公達。
パニックに陥る群集をハンディカメラでとらえる事で
まさに自分がその場にいるような臨場感と恐怖を感じた。
そして、パニックの中、出てくる『ヤツ』。全体像が見えないからこそなお恐い
そして「ヤツの正体を知りたい」とあおられる好奇心。
この感情こそが、この映画の一番の醍醐味ではないかと思った。
ストーリー的にはヘリが墜落した時点で、物語が終わっていたほうが
すっきりしたエンドでよかったと思う。最後間延びした感じ。
マイナス1点は、ラスト付近のシーン公園で『ヤツ』がおそいかかってきて
顔を含む全体像をカメラがはっきりとらえる所。
あのシーンで、『ヤツ』に対する好奇心が一気に冷めたような気がした。
あのシーンが無いほうが、『ヤツ』に対する謎が最後までうやむやで
よかったのではないかと思う。
N.Y.L.Lさん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-20 22:26:40)(良:2票)

20.《ネタバレ》 未だに忘れもしない98年作の『GODZILLA』・・・俺はコレを見たとき「何じゃこりゃ~!ゴォジラァ~~~じゃなくて、トッカゲェ~~~じゃん!Oh、No-----!」と思い、コレ以降はトラウマになり、モンスター系のハリウッド作品を避けてきました。そして、それから10年の月日が経過した・・・そして、気になった作品があった。それが本作。タイトルの『クローバーフィールド』までは良いが、『HAKAISHA』という、いかにも外人が使うダサい日本語的なサブタイトルで嫌な予感が・・・しかし、その予感は逆にいい意味で裏切られた。なんと個人的に今年度BEST3に入るんじゃないかと思うぐらいの完成度の高い超絶モンスター映画だったのだから。『ブレアウィッチ』ばりのハンディカメラによる映像は本当にその現場にいるかと思うくらいのリアルさ!飛んでくる自由の女神の首やHAKAISHAの襲撃シーン、そして中盤のスプラッター的な流血シーンは完全にホラー映画なんじゃないかと思える恐怖度で、瞬きが出来ませんでした。85分という、近年の映画にしてはかなり短い時間も全然短いとは思いませんでしたね(満足感は2時間映画ほどアリ)。間違いなく、これらのシーンで寝ちゃう人はゼロでしょ。あとPG-12だけどR-15の方がいいんじゃないかな?グロイのが駄目な人は絶対に×な内容です。そんでもってキャストは無名の若手ばかりだけど、演技も上手く高評価ですね。ラストにHAKAISHAの顔が映るけど、キモかったですね。いかにもアメリカって感じ。点数は10点と言いたいけど、前半のパーティシーンが退屈極まりないのと、バッドエンドなので観た後は絶望感で一杯なので-1点の9点!とはいえ納得の合格!ハリウッド、恐るべし!!【追伸】DVDだと魅力半減なので絶対に劇場で見てください。そして酔いそうな人も一度は観るべし。映画の世界に引き込まれること必至ですので。
ピルグリムさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-09 14:20:31)(良:2票)

19.《ネタバレ》 とにかく大迫力で、終始ビビリながらの鑑賞となりました。いい意味で「もうつらい、早く終わってくれ!」と思いました。「逃げ出したい」という気持ちは当然あるけど、それと同時に「見届けたい」という気持ちもあるので、最後まで登場人物たちについていけるんだと思います。そしてクライマックスのあの長い間は衝撃的。もう助からない人間だけが見る最後の光景。ヒェー!  手法やアイデア自体は斬新というわけではないけど、全編に細心の注意が払われているように思います(上映時間も、DVテープで撮影した時間とほぼ一緒)。撮影テクニックやら合成のマッチムーブ、役者たちの演技もトータルでバッチリ決まった快作です。 ゆうろうさん [映画館(字幕)] 9点(2008-10-22 23:01:42)(良:1票)

18.《ネタバレ》 面白かった!
これは凄いですね。ハンディカム視点を怪獣パニックでやりますか。この組み合わせに釘付け。
それからパニックがリアルすぎる・・・。
怪獣をテロリストに置き換えてもそのままの筋で成立しそうですよ。
自由の女神の頭部が飛んできて携帯で写真撮ってますが、あれなんかそのまんまですよね。

それにしても絶望感の表現が良かったです。よくわからないうちにとんでもない状況に追い込まれて、ああなる。
ハッピーエンドでもバッドエンドでも成立しそうですし、良くできてますね。
時間の配分とかも巧妙で、引き込まれてあっという間に終わりました。

怪物の造形がまた良い。は虫類っぽいデザインにしなかったのが大成功ですね。
身近な生き物っぽくないっていうもの奏功しています。

この映画ではニューヨークの怪物でしたが、首都圏で大規模なテロがあったら自分はそのとき何が出来るかな・・・。ちょっと怖くなりました。
それからちょっと思ったんですが、映画とは関係なくアメリカ人が惨殺されると喜ぶ人がいるような気がしてそれがちょっと怖い。リアルに怖いんですけど・・・。 黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-10-13 20:14:30)(良:1票)

17.《ネタバレ》 こりゃ凄い映画でした。よくこんな企画が通ったなぁって思います。何故ならモンスターパニック映画のセオリーを全部無視しているからです。モンスターは何なのか?どこから来たのか?などは普通は最後までみりゃわかりますが、それどころが主人公達の結末は?モンスター倒せたの?などなど、語られない事がおおく、起承転結の流れが完結しないまま終わってしまうからです。物語としては未完であるにも関わらず、ここまで凄いと思うのは「臨場感」コレに全てを費やしている点です。手持ちカメラで撮影された記録映像、という設定を頑なに貫き通している辺り感服です。普通なら途中の軍人さんが、あのモンスターは何なのか?とか説明しても良さそうなもんですが、そういうのを全部省いて、リアルに事件に巻き込まれた人物達のストーリーにした所が凄い。更に凄いのは、モンスターとかは全部無視するものの、人物達のストーリーとしては出来るだけ丁寧に描いている点。一番やられたなって思うのは、記録されたビデオテープが二重に上書きされているもので、以前に撮ってあったのが主人公と恋人との仲睦まじい光景。この映像を初めと最後で挟む事で、あまりにも悲惨な流れを少し緩和していて凄い。あれがなければ、ただ単にモンスターに殺されて終わりの、なんとも後味の悪いものにしかならない。けど臨場感は残して、映画っぽくしたくない、その両方をまとめる策が、あのテープの二重上書き作戦だったんじゃないかと思いました。次回作も期待です。 六爺さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-28 10:49:47)(良:1票)

16.《ネタバレ》 近年の作品の中でも珠玉の一本だ。ここまでの臨場感と驚きに満ちた映画があっただろうか。観客がまるでそこにいるかのような……なんて表現はこれまでで使い古された感があるが、いやいや、そういった表現は本作にこそ相応しい。一種のアトラクション要素を持っている作品で、誰もがフィクションであることをわかっているにも関わらず、ホントの恐怖を味わえる。怪獣映画に慣れ親しんできた日本人としては、海の向こうでこのような作品を作られたことが、何だかとても悔しい。また、全編に渡る怪獣映画へのオマージュには何だか涙が出た。冒頭のパラマウントマークをバックに響き渡る足音は、明らかに1作目の「ゴジラ」へのオマージュだしね。とにかく、映画館に行って見なければ絶対に損な作品!途中、若干グロに走ってしまったのが減点対象だが、そういった点さえ削ぎ落とせば、誉め言葉しか見つからない良作だろう。 ドラりんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-24 07:02:35)(良:1票)

15.「ブレアウィッチ」の手法で怪獣映画を撮る。このアイディアが出た時点で、このプロジェクトが始動した時点で、この映画の成功は約束されていたという人もいるかもしれない。しかし、僕はこの映画の脚本が優れているということをあえて指摘したい。
冒頭のパーティーの場面。あれこそ、まさに必要な場面だ。登場人物の紹介を説明的にならない程度に行い、そして、後半につないでいく。前半のくだらない感じ、軽い感じが後半の重々しさ、悲壮な決意の伏線になっているのだ。その後の逃走シーンに関しては、非の打ち所が無い。無理なく無駄なく、パニックや恐怖を描けている。斬新な表現力で、従来のパニック映画に一石を投じた。と評するのは的確だし、簡単だが、僕はあえてこれの続編(できるのか?)にも期待したい。わずか90分程度でこのボリューム!という驚きは確かにあるが、まだ今作で描けていない部分はいくらでもある。別の視点から「クローバーフィールド」を眺めてみたい。
唯一残念なのは、主人公のパーティーが遭遇するイベントが少してんこ盛り過ぎること。災難のフルコースといった感じで、災難が次々と降りかかる。怪獣との距離が近すぎ、少しわざとらしく感じるシーンもあったので1点減点。「ブレアウィッチ」の衝撃にはかないませんが、傑作であることは確かです! 枕流さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-20 02:14:06)(良:1票)

14.《ネタバレ》 ~Cloverfield~地名をモトにした映像記録の暗号名。シロツメクサ原野とか。
ジャンパーか何かを観に劇場に行き、入り口の注意書きを見て興味が湧いてしまい、予定を変更して観たのがこの映画。
【全く新しいアトラクション・タイプの映画です云々・・・】これは気になるでしょ観たくなるでしょー。
一番大きなスクリーン。ズゥンン!!!と大音響で震える館内。ワクワクして心拍数上がりまくりの中繰り広げられる若者のラブラブホームビデオ…あれ?セレブな若者のホームパーティが延々と映され、勝手にやってろと正直飽きてきた頃に・・・
突然の揺れ、建物のヤバい音。屋上から見える遠くの火災。上空から降りかかる火球。ここからがまさにジェットコースター。ゴロリと転がる自由の女神の首。それを写メする人々。避難した商店から外に出ると廃墟になってる街。避難する人々。電気屋を襲う暴徒。街なかで発砲する軍隊。戦車までいる。
途中映像酔いに絶えられなくて、2組4人が脱落した。
同僚の甥っ子(小学生)もお婆ちゃんと見にいって、マリーナの最後のシーンで脱落したと後から聞いた。
何の説明もなく怪獣が暴れる足もとに放り出される感覚。ロブやハッドと逃げながら(何故か)ベスを助けに行く流れ。あくまで記録映像として始まり、記録映像として終わる内容。
あぁこれ、怪獣映画だったんだ。
エンドロールに流れるゴジラ映画のオマージュと言える重厚なテーマソングで、これ以上無い“体験してしまった”感に満たされた。
マリーナは助かってほしかったな。怪我をした後に初めて見せる笑顔、死の直前の蒼白の顔の美しさが印象的。
この映画は何の予備知識もなく観ることで、最大限に楽しめる作品の一つだと思う。
基本この手の映画は、一度観たら満足して再試聴は遠のくんだけど、私は大好きで、いまでも毎年、夏になると観たくなる映画。
一度観ただけでは単なる垂れ流し(風)映像に思うかもしれないけど、ちゃんと細かくカットされている。
例えば最初のアパート(あんなセレブ向け高層タワーマンションがアパートだと??)のシーン、ロブがベスの写真立てを撮るシーンや、火球が迫るロブのマンションから逃げるシーンとかでも細かくカットが入ってる。
後々、東日本大震災のニュース映像で、人が死ぬ瞬間や、撮りっぱなしの映像に遺体が映らないとかの“放送上の編集”を見て、この映像も同じ様な編集がされたんだろうなって思ったりした。
バッテリー問題、不死身のベス説、トラビスはどこにいった?。主人公たちに優しい軍隊。いろいろアラは多いけど、これはアトラクションなんだと思えば許せてしまう。
よくブレア・ウィッチ・プロジェクトと比較されると聞くけど、比較する必要も意味もない、怪獣映画の完成形だと思う。 K&Kさん [映画館(字幕)] 9点(2021-07-17 16:12:18)

13.アメリカ大統領「はやく、ジャパンの地球防衛軍にヘルプをアスクするのだ!!」 くまさんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2010-08-28 01:17:11)

12.映画館でみたならもっとすげーかったろう
 
映画の新しいカタチを容易に想像させられる それだけでもーワクワクだ
 
だってストーリーとかショボいんだもん
こんだけショボく作ったのはこのワクワク感をこの映画の先に見せよう 
とかでーでもよく、この内容で十分だったんだろうニャー
 
僕の通ってる英会話学校の教材にマットリーヴスがイケてるって会話があった
こいつかー! とニンマリさせられました おでんの卵さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-19 14:28:42)

11.《ネタバレ》 車酔いする体質ですが、DVDでは酔うまでに至らず手に汗を握りながら最後まで鑑賞。
最初のパーティーシーンが少し長いけど、中盤からのストーリー展開と映像は迫力満点です。
本当にあった話かも...と思わせる作りに脱帽。ツッコミどころも沢山あるけど
映画としてストーリーを成り立たせるには仕方ないので目をつぶれるレベル。
映画館で観た同僚は酔ったそうで、ラストの観覧車シーンの海の部分まではさすがに気付かなかったらしく、教えてあげたら感激していた。  
gyu_yanさん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-14 11:16:03)

10. 良く作りこまれた映画です。まさか怪獣映画にこの手があったとは、気がつきそうで
なかなか気がつかない。CGも凄いし(最近の映画は、どれも凄いけど・・)ビデオの上書きという設定も緊張と緩和という素晴らしい効果をだしているし、ラストシーンにも気になる謎の映像を見せてくれる。作り手がドキドキワクワクニヤニヤ楽しみながら、製作したんだなぁと想像してしまいます。女優さんも、皆、質が高く、私もニヤニヤです。怪獣もの、ホラーもの、パニックもの好きの方は、絶対見ておくべき作品でしょう。ところでエンドロールの最後に聞こえる音(声?)はなんなのでしょうか。非常に気になります。誰か教えてください。 代書屋さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-23 23:14:15)

9.観終わって最初の一言は、「コレって何のメッセージもないなぁ…」だったんだけど、時間が経つにつれてこの作品の凄さが身に沁みて来ました。
ハンディカメラの映像といっても「ブレアウィッチ」とは意味が違う。これはまさに逃げ惑う犠牲者の視点。「ブレア」はビデオを観ても何が起きたのかの確証は得られず、また生き証人もいない。こちらは全世界レベルで知れ渡った出来事の裏エピソードという位置付け。この手の作品には殆ど表現されない世界。
そして、音響も映像処理も素晴らしい。その昔のオーソン・ウェルズのラジオドラマ「宇宙戦争」じゃぁないけれど、お年寄りに見せたら「本物」と思ってしまうんじゃないか?PG-12じゃなくて年齢制限の上限も必要に思えます。
何気なく語られる人間ドラマや、必要悪の如く活躍するKYな彼。小ネタのちりばめ方も上手い。

という訳で、結局高得点献上。これだけの斬新で画期的な作品を正味75分程度に纏め上げた手腕に脱帽。とどめのエンドロール、BGMは間違いなく「ゴジラ」へのオマージュですよね。とにかく凄い作品です。 タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-15 01:04:24)

8.《ネタバレ》 パニック映画では最高峰だと思う。
上映時間が85分なのはテープの寿命が約80分ということ。
手ぶれはそこまで気にはならないかな。

急に事が起きてからのスピード感は絶品でアトラクションに乗っているかのよう。
音が綺麗だからサラウンド効果も素晴らしい。

怪物や化け物に追われるわけ。
・それが一体何なのか
・どこから来たのか
・殺し方は?
・何匹いるのか
・種類は?
・ラストの背景、空から海に落ちたものは?
というような伏線や唐突に来る出来事に対しての見解は一切無く純粋に追われる様を追っている記録作品。
若干消化不良ではある。
そういう裏付けが絶対に欲しい人は見るべきではないが、緊迫感は一級品。

ゴジラ好きの監督で、物体Xやキングコングが一瞬出てくる「遊び」もある。
だからと言ってゴジラのような1匹がやってきているわけではないから、ゴジラが現れた大騒ぎっていうニュアンスではないね。
Sway N Linさん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-06 18:44:21)

7.《ネタバレ》 巨大モンスター、ビル倒壊、親から出てくる小さいモンスター、ウイルス感染、ヘリコプター墜落、地下鉄、無人のスーパーマーケット、軍の陰謀?、そういったこの手の映画のギミックがふんだんに盛り込まれた栄養価満点の映画。見ているわれわれをいかに楽しませようかと思考が凝らされていて、安心してみていられる。やけに日本的なものが多いのはいったいなんだろう、HAKAISHAとか、日本語だろ。あと日本に留学する友達とか、あの怪物はつまり日本からインスパイアされているのか。うーんどうだろう。 no_the_warさん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-31 00:44:41)

6.《ネタバレ》 久々に衝撃的な映画だった。衝撃度だけで言えば、何の予備知識もなくマトリックスを劇場で見たときと同じくらい。
事前に酔いやすいと聞いていたので最後列の席で鑑賞。確かにちょっときたけど、酔いそれほどでもなかった。
映像、シチュエーション、一切情報を明かさない点、など、どれもがうまくマッチしていて、この手の映画では最高傑作といってもいいんじゃなかろうか。スタッフロールのBGMもいい。
ちょうどこの映画が米国で上映された頃、似たような夢を見ていた。ゴジラに襲われ、逃げ惑う一般人という内容の夢だったのだが、その時観た夢から、自分だったらこういう怪獣映画を作ると考えていたものが全て映像化されていた。ビルの上から怪獣を見下ろす光景も含めて。
そのことに、若干悔しくもあり、でも予想以上に早く見れたことに嬉しかった。
ただ、スタッフロール後のセリフについては全く気がつかなかった。字幕無いし・・・ みーちゃんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-02 01:12:17)

5.これは映画と言うより体感型アトラクションなのでは?…観ている最中はそう思ったのだが、しかしあとでよくよく考えてみると、映画の手法を知り尽くした脚本、撮影、それらをまとめた演出の技にあらためて脱帽。撮影手法がよくあるからといって、また逆にこのジャンルの映画としてのこの手法は見慣れないからといって、拒否反応を示す方もいるかもしれないが、まぎれもなく傑作として残る映画だと思う。 ととさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-26 00:19:52)

4.めちゃめちゃ怖かったです。でも評価低い方も結構いますね。レビューを読んで思いましたがビデオのバッテリーの持ちが良すぎるとかあの怪獣はいったい何なのかとかは考えるべきではないと思います。そんなことはこの映画ではどうでも良いのです。皆さんブレアウィッチ~とくらべてますが私は見たことがなく手持ちカメラの映画は初めてでした。だから余計に楽しめたのかもしれません。パーティーシーンも素晴らしいと思いました。本当にリアルでみんなすごく演技がうまいですよね。とにかく全編素晴らしかったです!ただあの怪物を全面に出さなかったらもっと良くなったと思います。マレーナはミーンガールズの黒髪の子なんですね。かわいかったです。 CTUさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-20 11:32:09)

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【点数情報】

Review人数 242人
平均点数 6.48点
010.41% line
162.48% line
210.41% line
3104.13% line
4177.02% line
52911.98% line
64518.60% line
75623.14% line
84619.01% line
9239.50% line
1083.31% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.52点 Review34人
2 ストーリー評価 5.92点 Review41人
3 鑑賞後の後味 5.74点 Review43人
4 音楽評価 5.50点 Review28人
5 感泣評価 3.46点 Review26人

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