みんなのシネマレビュー

やわらかい手

Irina Palm
2007年【英・仏・ベルギー・ルクセンブルグ・独】 上映時間:103分
ドラマ
[ヤワラカイテ]
新規登録(2008-02-05)【えみ】さん
タイトル情報更新(2008-02-15)【+】さん
公開開始日(2007-12-08)


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監督サム・ガルバルスキ
キャストマリアンヌ・フェイスフル(女優)マギー / イリーナ・パーム
ミキ・マノイロヴィッチ(男優)風俗店オーナー ミキ
ジェニー・アガター(女優)ジェーン
脚本サム・ガルバルスキ
フィリップ・ブラスバン
撮影クリストフ・ボーカルヌ
製作カール・バウムガートナー〔製作〕(共同製作)
ディアナ・エルボーム
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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3.《ネタバレ》 どうでもイイ話で恐縮ですが、昔、大阪某所の某店に「神の手」と呼ばれた女性がいたそうな。…とは言っても、同僚が勝手に「神」と呼んでいただけなのだが、聞けば「厚手のデニム越しに触られているだけなのに、二分も持たずに愚息昇天」というのだから、恐るべし。「夜のいてまえ打線」と呼称される同僚の談だけに、眉唾っぽくもあるが、真実味もある。

「その神の手とやらを、味わいに行くかね、君!」と同僚を誘ったが、もう引退してしまったという。残念。その神の手とやらの真偽は、もう闇の中なのである。超残念だ。

…サテ、話を戻してとりあえずこの作品「やわらかい手」の感想ですが。なんだか、その同僚の語っていた伝説を、ちょっと思い出しました。彼女の「手」は、まさしく「ソーホーのいてまえ打線」を完封する軟投投手のごとく、痛快無比な技でした。途中で右肘を故障するも「右がダメなら左があるさ」と、一向に彼女の勢いは止まる気配を見せません。

しかし、その痛快な手捌きなんぞが、この映画のテーマなのでしょうか?イエ、決してそうではありません。注目すべきは、半歩ズレた世界で変化した彼女の人間性と、普遍的な愛情なのではないでしょうか。でなければ、この作品の邦題は「神の手」でもイイはずです。

その掌(てのひら)に宿る掌(たなごころ)を、洒落っ気と慈愛たっぷりに描いた「やわらかい手」。うーん。隠れた名作。まさしく「穴馬的作品」でした。 aksweetさん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-17 00:53:00)(笑:1票)

2.《ネタバレ》 退屈で安全でそれでいて気を遣う良識的な生活を捨てざるを得なくなった主人公のおばあちゃん。骨の髄まで冷えてきそうな寒くて暗い街角を舞台に、孤立無援のおばあちゃんのハラハラドキドキの新しい旅立ちを描いて、「ああああ、いったいこれからどうなるんだろう。アンハッピーエンドだったらどうしよう・・・」などと思うと心配で心配でたまらなくなってきます。けれども大丈夫! 最後にほっとして、そして「ああああああ、な、なんていい映画なんだ・・・」と心の底から思うことができるすばらしい映画です。彼女の雇い主である風俗店のオーナーのまなざしがとても暖かいです。 きのう来た人さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-11 04:58:58)(良:1票)

1.《ネタバレ》 井戸端奥様だった主人公が大切に思う人(孫)のために、大きな壁を乗り越えることで、自分自身が自立して輝いていくのがいい。職歴なし・高齢って本当に女性にとっては絶望的で「どうせ、私はダメよ」って思っている人は多い。「女の子は25歳すぎると職歴ない限り採用しないよ」みたいな職場ばかりなのも現実。そこを愛する人のために自己を捨てることで乗り越えて、自信をつけていく様子に勇気をもらえる。子どもが難病になって心を閉ざしているお嫁さんが、彼女の最高の理解者になっていくのにも感動した。若夫婦の成長と母親としてのイレーナの幸せそうな表情も素晴らしい。いい映画です、女性に観て欲しいですね。 グレースさん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-07 09:39:01)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 7.32点
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100.00% line
200.00% line
314.55% line
400.00% line
514.55% line
629.09% line
7836.36% line
8627.27% line
9313.64% line
1014.55% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 5.00点 Review4人

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