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【クチコミ・感想(9点検索)】
1.優等生顔のヘンリー・フォンダが映画の中でヒドい目に合うと、大抵、なんだか溜飲が下がる気持ちになったりするもんで、そういう意味で貴重な俳優さんだと思っているのです。本作でもしっかりラストでヒドい目にあってくれるのですが、本作の場合にはどうにもやり切れなさ、虚しさが残ります。どっちかというと、ここでは超堅物の憎まれ役で、特にアパッチ族との間を取り持とうとするジョン・ウェインの存在により、ますます、困った頑固オヤジぶりが際立ちます(ジョン・ウェインが優等生役でも不思議と憎たらしくは感じませんね。似合わないけど)。 むしろ、中盤のユーモアやロマンスによって、物語に大きな幅を持たせていることで、ヘンリー・フォンダ演じる中佐の存在もうまく物語に包み込んでおります。そして、彼の言動が、単にエキセントリックなものではなく、何か、自らの弱さに裏打ちされた強がり、とでもいうようなものを感じさせるが故に、ラストの悲劇が、ああ、何とかならなかったものか、という虚しさを伴って、心に響いてくる。ま、自業自得と言えばそうなんだけど、それでもなお彼の悲劇を悼むような、このラスト。 これ、ニューシネマの先駆けとか言っちゃあ、ダメですか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-05-16 22:58:27)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
19人 |
平均点数 |
5.95点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 5.26% |
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2 | 1 | 5.26% |
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3 | 2 | 10.53% |
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4 | 1 | 5.26% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 4 | 21.05% |
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7 | 5 | 26.32% |
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8 | 4 | 21.05% |
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9 | 1 | 5.26% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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