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【クチコミ・感想(9点検索)】
1.《ネタバレ》 やっと観ることが出来た!久しぶりの大林宣彦監督の新作は果たして?観る前は正直言って不安でした。話が何とも暗そうな感じがしたからです。ところが大林宣彦監督自身が私の新しいデビュー!70歳の新人監督であると言ってるようにこれはどこから見ても大林映画、それもあの監督デビュー作「HOUSE」で見せた遊び心いっぱいの何とも若さ溢れるエネルギーを思い存分感じることが出来て、安心しました。まだまだ大林映画健在!私の大好きな大林映画にある優しさ、温かさが画面を通して、またどの出演者の顔からも演技からも見ることが出来た。一見、よくある難病ものと思わせておいてそうはなってない所が大林映画は明らかに昨今の日本映画によくあるものとは違って、この映画は確かに人間の死を描いてはいるけど、死の原因となる病名について描いてない。死を前にしても最後まで明るく振る舞い、死んで行くヒロインを演じて見せた永作博美のあの笑顔が素晴らしく、正に彼女の存在無くしてこの映画の成功は無しと言っても良いぐらい永作博美が良い。南原清隆の彼女に対する優しさ、顔付き、二人が手を繋ぎながら歩く場面や二人で旅をする場面、南原清隆演じる亭主の前で自宅の部屋にペンキを塗る場面も、何かもが観ていて二人が本当に愛し合ってる様子が見られて微笑ましく感じるし、そんな中、遂に死を迎えるとしこ(永作博美)が感謝の記に書いてしまっておいて手紙を健太(南原清隆)が見る瞬間、私は泣かずにいられなかった。何度となく繰り返される過去と現在の場面が交差し合い、そして、亡くなる寸前にとしこの手にタンポポの花を差し出す下の息子、二度目のあの手紙に書かれた「忘れてもいいよ」にはこれまた涙でいっぱいになり、また、大林映画の常連やこれからの常連となりそうな人達皆が一緒に打ち上げられた花火を眺めている。正しくこの時の美しい映像など大林宣彦監督らしい美しさを感じると共に大林映画としての温かさ、優しさに包まれた良い場面を沢山、見せて頂き私はこれを観て大林監督はまだまだ若い。健在であると思いました。最後にこれが遺作となってしまった峰岸徹さんのご冥福をお祈りすると共に大林宣彦監督、これからもいっぱい良い映画を撮って下さい。そして、いつまでも末長くお元気で! 【青観】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-01-31 20:59:59)(良:1票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.75点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 12.50% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 5 | 62.50% |
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8 | 1 | 12.50% |
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9 | 1 | 12.50% |
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10 | 0 | 0.00% |
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