みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
22.《ネタバレ》 2作目以降、特に「代理戦争」「頂上決戦」「広島死闘篇」は素直に作品の素晴らしさに打ちのめされても良いが、最初の「仁義なき戦い」はギャグでやっているとしか思えない。 壮絶、痛快、ドタバタ、もう滅茶苦茶。 戦後の闇市における混乱、日本刀で腕をブッた斬られる凄まじい幕開け。 アホだ。 馬鹿ばっかだ。 男は何て馬鹿な生き物なのか・・・人が死ぬたびに「テレレー♪」は卑怯だろ。笑うなって方が無理だ。 実録?実際だぁ? こんなん見て信憑性沸くかボケえ! 山守のオッサンが無敵すぎて笑うしかねえだろうがあっ! ラスボス:山守 「実録もの」特有の胡散臭さ。その臭さが良いんだよ! 今更「ゴッドファーザー」みたいな堅苦しい叙情詩をやるわけにもいかないし。 だからこそ破壊力を!壮絶極まる!血で血を争う破壊力を高めなければならない! 正に「ゴッドファーザー」の「劣化ウラン弾」!それをこんなに面白い映画にしてしまう深作欣二は凄えぜ。弾けた時の一方的な貫通力を極めた怪作なのだ。 任侠?仁義?んなもんはドスとハジキでバキュンキュンキュンよぉ! なぁ文太の兄ぃ? 「最後じゃけん、言うとったるがの~狙われるもんよりも、狙うもんの方が強いんじゃ・・・そがな考えしとると、スキができるぞ」 テレレー・・・ テレレー・・・ ま、何だかんだ言って傑作です。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-11-30 06:33:13)(良:2票) 21.リバイバル上映で鑑賞しました。(フィルム上映だったことが嬉しい!)登場人物の名前を覚えるのが苦手なので、状況を理解するのに苦労しましたが、もの凄い熱気と勢いで圧倒される作品でした。当然、本物のヤクザは知らないし生きている時代も違うのだけれど、きっとこれがリアルなんだろうな、と自然に思えるリアリティがありました。指を詰めるシーンで「やりかたが分からん」から始まりドタバタ喜劇みたいになるのも、今見ると新鮮。「畳は裏返しにするの!」と組長の奥さんに怒られちゃうディティールなんかは、本物を知らなきゃできないですよね。他の映画会社がお上品に思えるほどの、荒くれ者揃いだった東映だからこそ出来た作品なんでしょう。最初の東映ロゴが映るだけでテンション上がるもんなあ(笑)。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-01-21 10:14:50)(良:1票) 20.主要な登場人物が多いにも関わらず展開が早い早い。誰が誰だか分からないうちにどんどん死んでいくので、一体どういう抗争が起こっているのかが一回観ただけでは正直言って分かりづらいです。ただしこれも『ゴッドファーザー』と同様に登場人物が整理できた二回目の鑑賞で初めてその面白さに気付き、その後一気に『完結篇』まで制覇。イヤもう凄い、凄過ぎる。まさに人間見本市。人のいい広能、理想と現実の狭間で苦悩する鉄ちゃん、仁義に殉じた若杉の兄貴、卑怯な槙原、そして狡猾な山守。そう、オフィスをちょっと見渡せば皆揃ってるじゃん! こんな奴らばっかじゃん! そのことに気付き愕然として以来、仕事や人間関係で行き詰まるたびにこっそり夜中『仁義』を見て喝を入れる生活が続いている(ダメじゃん)。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-28 23:44:13)(良:1票) 19.とにかく役者がみんなカッコ良い! 特に、若杉の兄貴はカッコ良すぎ。 坂井の男気にも惚れちゃうよ。 有田の狂犬ぶりも光ってたな〜。 更に更に、音楽とカメラワークが絶妙! 約10年ぶりに見たわけですが、2度目でも十分に楽しめました。 【ぽぽ☆ぽんた (^-^)v】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-04-26 01:10:10) 18.久しぶりに再見。やっぱり大傑作だと思います。異様な熱さと若さと菅原文太のつぶらな瞳。ものすごく殺伐とした話のはずなのに、おおいに笑えるし、なぜか清々しささえ感じます。最大の勝因は、徹頭徹尾イヤらしい山守親分というキャラの創出でしょうか。そしてもう一つ、今さらながらテーマ音楽もすばらしい。映像との見事な一致ぶりは、かの「スターウォーズ」や「ロッキー」のテーマ音楽にも匹敵するかと。これぞジャパニーズ・ヤクザのソウル・ミュージックでしょう。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 9点(2015-01-12 02:01:52) 17.ヤクザ映画というのは殆ど見た事がなかったのですが、食わず嫌いであることを後悔するほどの映画。もうなにより菅原文太に釘付けでしたね。彼の物腰、セリフ、表情、全てがカッコよくて完璧。男が憧れる男って感じです。見る前はもうちょっと単純な勧善懲悪物かと思ってましたが、複雑な人間関係と、リアリティあるヤクザ社会を描いた群像劇。主要人物の大半が、タイトルどおり仁義も糞もない人間の中、ただ1人仁義に熱い文太さんがカッコよかった。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-05-05 22:44:46) 16.おもしろい。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-09-05 15:19:17) 15.原爆写真のオープニングから強烈なラストまで目が離せなかった。あれよあれよという間にたくさんの人物が登場し死んでゆく。まるで「ついてこれない者は置いて行く」と言わんばかりに。 荒々しいカメラワーク、目を覆いたくなるような残酷描写、数多くの名台詞・・・。すごい。なんなんだこれは! 【eureka】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-11-03 23:46:59) 14.いきなりのインパクトあるオープニング、そして畳みかけるような無秩序と暴力。 おもちゃのような血の赤色が、軽くひびく銃声が、たわいなく死んでいくヤクザたち(というよりチンピラか愚連隊って感じ)のはかなさに、むしろベストマッチ。コメディ感とシリアスさ、愛嬌と怒号が、渾然一体となって画面の中を駆け抜けていく。 役者陣も若く、イキがよく、男の恐ろしさと迫力、そしてセクシーさが充満している。 戦後の痛々しいドキュメント。青春映画。そして日本の風土が生んだ「ヤクザ」の映画。 正直、もっと早く見ておけばよかった!! 【せい】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-08-22 23:03:14) 13.《ネタバレ》 素直に面白いといえる作品 ヤッパリ、悪役というか仲間なんだが 彼らのずる賢さ、不甲斐なさが菅原文太をカッコ良く見せる 親分は泣いて殺ってこいと言い、他のやつらはいろいろ理由をつけて断り 結局、損な役回りになってしまう ヤッパリ、こういう悪役って物語の上では重要と再認識 【よしき】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-11 13:50:20) 12.《ネタバレ》 ヒロインなんか出てこない男たちだけの熱いドラマ。最初はベタだなあと笑いながら観ていたが(特に若杉が自殺を図るのを見た広能が若杉に「呼んでもええか?」と尋ねるシーン)、あっという間にこの映画の世界に入ってしまった。正直、一度で全て理解できるほど丁寧に描写されていないのだが、テンポといい、撮影といい、音楽といい、そして俳優といい、とにかく最高である。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-22 22:59:26) 11.銃の反動がリアルだなと思った。あと文太かっこよすぎ。 【ネネ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-06 01:00:17) 10.《ネタバレ》 ↓でも言われているとおり、顔というか、役を覚えないうちに人物が死んでいきます(チャララ~ チャララ~♪の音楽と共に)。どんどん死にます。でもなんとなくはわかります。んで、最後まで見ると、もう一度見たくなります(最低でも二回は見てください)。菅原文太含む主要三人は渋くてかっこいいし、広島弁もかなりドスが効いてていい感じ、いい意味で、勢いに乗りっぱなしの映画だと思います。 【SAKURA】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-04-26 23:00:05) 9.太平洋戦争での敗北⇒既成の価値観の崩壊⇒社会の混乱、という時代背景における血みどろの人間関係。「仁義なき」ということを裏返せば、旧来の価値基準に代わって、カネや暴力といった即物的なものが新たな尺度になったということ。また、明治期の自由民権運動が博徒と無縁ではなかったのと同様、形式的な国家権力を補完する形でヤクザ組織をはじめとするインプリシットな権力が存在するということも、社会史の常識。本シリーズでも、警察と持ちつ持たれつのヤクザ組織が、時代の変化の中で、社会との共存=経済ヤクザ化を図ったり、あるいは逆に一段と凶暴化・地下化する様子が描かれます。必ずしもリアルだとは思いませんが、生の過剰さがぎゅっと凝縮されて、ある種の爽快感すら感じます(笑)。菅原文太の存在感は、この1作目が一番ではないでしょうか。 【アイアン・バタフライ】さん 9点(2004-03-28 13:32:13) 8.極道の人間関係に、社会そのものがある。一般社会との違いは制裁方法だけ。子供のようにカッとなる男たちに比べて、登場時間の短い女たちにむしろ男気を感じた。ソリッドな文太さん、懐の深い梅宮アニキ、ギラギラした松方親分が光りまくっている。 【ラーション】さん 9点(2004-03-14 01:33:59) 7.中学1年で初見、その後中学3年のときの修学旅行が広島だと分かった時、歓喜に涙したのは良き思い出です。通算50回は軽く観ています。個人的には山守(金子)がベストワンです! 【猫と猫】さん 9点(2003-11-06 14:54:21) 6.シリーズ全体では10点満点。原作は美能組元組長、美能幸三の手記を元に飯干晃一が書いたドキュメントで、こちらもお勧めですが、この深作映画はそれを超えています。菅原文太、松方弘樹らの演技も熱いし、金子信雄演じる汚い親分がはまり役すぎです。 【shakunin】さん 9点(2003-10-24 02:09:16) 5.深作アクションの最高峰というか邦画の最高傑作!ヤクザものはちょっと・・という方も「バトルロワイヤル」に感動された方も、だまされたと思って、まあ、見てつかあさいや。 【mickey&gon】さん 9点(2003-08-06 16:49:20) 4.「あんたはしょせん、ワシらが担いでる御輿やないの。御輿が勝手に歩けるんだったら歩いてみぃや、あぁ? なぁおやっさん、喧嘩はなぁんぼゼニがあっても勝てんので!」もうかなり前に観たきりだけど、松方弘樹のこの台詞は何故か憶えてる。 【じゅんのすけ】さん 9点(2003-06-28 06:13:43) 3.弾はまだ残ってるからね 【えたひにん】さん 9点(2003-03-29 16:11:26)
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