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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 何故サム・ライミ監督が支持されるのか理解しました。娯楽性豊かなアクションにコメディ&グロテスクのエッセンスがベストマッチ。執拗に汚物を飲まされ、髪の毛を引きちぎられるヒロインに、歯無しババアの噛み付き攻撃。オモシロ気持ち悪い。これはクセになります。そして忘れてならないのは、カメラワークの巧みさ。奇抜なアングルを用いなくても、印象に残るシーンを随所に作り出していました。役者のイイ表情を逃さず捉えるのも上手いのでしょう。人物造詣もお見事です。とりわけヒロインのキャラクターが気に入りました。ババアを車外に蹴りだし勝ち誇る人間臭さ。霊媒師に払う大金を自力で工面しようとする責任感。イイですね。それに呪いのボタンの処分の時のこと。もし彼女が躊躇無く同僚を地獄に蹴落とせるタイプの人間ならば、共感出来なかったでしょう。かといって復讐を考えない程お人好しなら手に負えない。彼女の良心は、私たちが持てる標準的なもの。だからうんと肩入れして物語に望めました。ラストがまた秀逸です。このままの無事のハッピーエンドを望めない事くらいは、物語の流れを見れば分かります。でもここまで後味の悪い結末が待っていようとは。突き放した感じにピリピリ来ます。情状酌量、社会的制裁、本人の反省等々、量刑を手加減する言い訳に慣らされている自分に気づきました。この結末に慈悲はありません。でも道理には適っています。そこにある種の心地よさ感じるのは何故なのか。最悪と爽快さの同居。自分でも知らない感情を引き出されては、褒めない訳にはいきません。サム・ライミ監督、恐れ入りました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-11-15 18:27:13)(良:4票)
2.《ネタバレ》 あの日、話題のスプラッターを観に行った。無名の監督が撮ったものが恐ろしくてアメリカを震撼しているという。オカルト好きな自分は胸躍らかせ観ていた。横に座っていた2人組のお姉ちゃん達ががクスクス笑っている。「この怖いシーンで笑うなんてなんて不謹慎だ」と思った。が確かに笑える。どうしていいのか分からなくなってしまった覚えがある。 ぼくらのサム・ライミが帰ってきた。スパイダーマンで巨匠になってしまい、もう僕らのところには帰ってこないかと思っていた、そしたら鼻血ブーにゲロゲロゲーに目玉ポーンなどなどバカバカしいほどの御下劣のオンパレード可愛いヒロインのいたぶられぶりに萌えてしまう。しかし映像的に汚くならず悲惨になればなるほど笑えてくる。地下の駐車場のババァーとの戦いはサイダ対ガイラを超える名シーンになっている。ヒロインも可愛いだけでなく自分の出世のため弱者を痛め、時には汚い言葉を吐いたりするところが良いと思った。 これに比べれば「スパイダーマン」なんて駄作だね。
【こねこねこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-06-19 22:19:33)
1.サム・ライミという人はキリスト教的価値観にとらわれない人だなあ。「がんばれば道は開ける」とか「許しを請えば許される」とか、そういう安っぽい(西洋的ともいうけれど)考え方を、鼻クソのように丸めて捨ててます。場内爆笑のテンポ感あふれるホラー描写、すさまじいスピード感、すべてが一級品。サム・ライミよ、古巣に帰ってきてくれて本当にありがとう。文句なしに10点っていきたいところが、邦題が最悪、-1です。ていうか原題がすばらしすぎるんだけどね。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-11-14 16:13:09)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
84人 |
平均点数 |
5.76点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 3 | 3.57% |
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2 | 1 | 1.19% |
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3 | 6 | 7.14% |
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4 | 10 | 11.90% |
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5 | 15 | 17.86% |
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6 | 18 | 21.43% |
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7 | 17 | 20.24% |
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8 | 9 | 10.71% |
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9 | 3 | 3.57% |
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10 | 2 | 2.38% |
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【その他点数情報】
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