みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
108.《ネタバレ》 私は大デブと言う訳ではないが、まあ言ってみれば「プチでぶ」ってとこだろうと思う。「スポーツやってらっしゃるの?」と聞かれることが多いが、実はかなり肉弛んでます(苦笑)まあそんな私がケイト・ウィンスレットに共感を抱くのはご想像いただけるかと。ハリウッドもスレンダーな女優が多くなってきて、そこに現れた二の腕のぶっとい彼女に、ドレスなのに斧を持った姿があまりに様になりすぎるその体格に、「頑張れ・・・君はデブの希望の光だ!」と勝手に希望を託していたんである。その希望は打ち砕かれ、太りやすい体質の彼女はその後体質がアダとなって作品に恵まれなかったが・・・やはりこの映画は「ターミネーター」のキャメロンらしいと言うか、男が死んで女は愛を胸に生きていく・・・なんてまるっきりそのままやんか。と今になっては冷めた見方もできるのだが、当時の勢いで行けばやはり9点は堅いと思う。 【合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)】さん 9点(2004-12-18 23:06:01)(良:1票) (笑:3票) 107.私がこの作品で一番好きなのは、主人公2人の愚直なまでの誠実さ、まっすぐさなのです。変に屈折した、もしくは中途半端に悟ったような登場人物ばかりを見ていると、本作の2人の一途さは、まるで大西洋を包む夕陽のように眩しいのです。売れすぎたせいでお子様ランチ扱いされる作品ですけど、この作品は本来中年向けですよ。それと、沈んでいくタイタニックは、それまで栄華を誇った貴族制度の崩壊を示しているのですね。そう思って見てみると、それを示すポイントがいくつも出てきます。映像については、単に金をかけただけでなく、前半の青空や夕陽と後半の漆黒の闇の対比、最初の船体の光景と最後の「何もなくなった」光景の対比、「徐々に」水位が上がってくる描写など、きちんとそれぞれに意味があるのがよい。あと、あまり注目されませんが、脚本もかなり注意が払われていますね。設定が「老ローズの回想」なのですから、ローズが知る余地のない描写はあってはならないのですが、この映画では、ローズが現実に体験したこと、またはそこから合理的に推測・想像できる範囲のことで、すべてのシーンをカバーしています。そして最後に、観衆の誘導役として絶妙なポイントで登場し、回想に重みを加えることに貢献しているビル・パクストンの功績は忘れてはならないと思う。すべての要素がきちんと機能して、壮大な内容を作品内に一杯に収めきった傑作。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-06-29 00:11:39)(良:4票) 106.イイ映画ってさ、宣伝を見ただけでワクワクしてくるじゃない?俺がタイタニックのことを初めて知ったのは、確かスピード2を見に行ったときの予告CMでだったかな。映画の宣伝ってタイトル自体は一番最後に出てくるよね。だから俺はその予告を見始めた段階では「タイタニック」=「船が沈む話」であることは全然知らないワケ。その点に注意して聞いてくれ。やたら豪華絢爛な船を舞台にした身分違いの恋物語、こう言っちゃうと何だか普通の映画に聞こえそうだが、映像センスが抜群だったし「これは何て面白そうな映画だろう」と俺は思った。んで、しばらくしたら何てこった、いきなし船が氷山にブツかって沈没し始めるんだぜ!?マッタリ恋愛ものだと思って油断していたら、突如壮絶なサバイバルパニックムービーに大変身ですよ奥さん。何じゃこりゃー、コイツはいよいよ面白そうだ。この時点で俺は公開されたら絶対に見に行くことを決意したもんです。最後には「ジェームズ・キャメロン監督」のクレジットが登場。さすがキャメロン監督、あんたの名前を見てもいないのに2~3分の宣伝だけで俺の足に劇場へ赴く決意をさせてしまうなんて大したもんだよ。と感心しているところへ「タイタニック」の表題が…。あぁ、これはあの伝説的な沈没事件を元に作った映画だったのか!――そんなこんなで、宣伝だけでこれほどまで俺に多くの感情をもたらしてくれた映画なんて、後にも先にもこれ一本なんです。スピード2の内容が余りにクソだったことも相まって、その日の俺の頭の中はまだ見ぬ大作「タイタニック」のことでいっぱいに。やっぱりというか何というか、蓋を開けてみれば各地で大ヒットしちゃいまして、「俺はあのバンドのことをインディーズの頃から目をつけてたんだぜへへーん」的な感情も芽生えたりしました。死んでください、過去の俺。 【コバ香具師】さん 9点(2003-07-04 02:05:35)(良:1票) (笑:1票) 105.《ネタバレ》 観るまでは「パニック物に恋愛をからめたもの」、くらいの認識でいたので、その視点で見たら、退屈だったかも。 映画館では見ていません。 映画館で見れればよかったなと思う反面、映画館で観れる頃に見ても、良さがわからなかっただろうと思います。 最後におばあちゃんのローズが宝石を投げるシーン。 あのシーンの気持ちがわかるのかどうかで、・・・ わかる、と言い切るとちょっと違うかな、 どう感じるかどうかで、 映画の評がずいぶん違うだろうと思います。 あのシーンが、この豪華な映像で生きている。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2019-03-31 09:13:44)(良:1票) 104.《ネタバレ》 娯楽映画の傑作です。史実であり、実際、人が大量に死んでいるのに娯楽映画とは不謹慎な気もしますが... 恋愛映画にはほとんど興味がないのですが、ディカプリオとケイト・ウィンスレットの演技がリアルで、軸となる若い二人の物語にすんなり共感できました。 普通に演じたらケイトの添え物にしか見えないだろう役を、ディカプリオが自分で肉付けして、すごく素敵な青年(死語)に作りあげていて感動します。ケイト・ウィンスレットも、今ものすごく株が上がっていますが、やっぱり当時から抜きんでていたんですね。今の若い女優にはなかなかない、あの線の太さがとてもいい。可憐でもセクシーでもない魅力。貴重な存在ではないかな。 いろいろツッコミどころはありますが(例えば、二人が船内のクルマの中で結ばれるシーン。私にはギャグとしか思えない演出がありました)、タイトル通りのスケールの大きさに爽快感を感じます。 文字にしてみると単なるメロドラマのようですが、ケイト演じるローズは、貴族の名を捨てても自分の信じる生き方を貫こうとする清廉な女性。無名で無一文の画家とつきあい、相手の才能に惚れこんで、あの時代にヌードにまでなる。若さゆえのハジケ方とも言えますが、なんだか気持いい。 ディカプリオ演じるジャックは、浮浪児のようでいながら、出自など気にせず、借り物のタキシードで貴族のディナーに堂々と乗り込み、楽しんで帰ってくる。 二人ともマンガや偉人伝に登場するような大物系キャラクター。 この若い二人が劇中、最初から最後まで一生懸命生きている感じがして、とても魅力的です。 【hatomix】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-03-10 02:53:44)(良:1票) 103.やはりいいです。この映画、生き残ろうとする人間と死を覚悟した人間の対比が大変よくできています。舵を再び取りに行った船長も人を殺めた後自殺する船員も船の一番下で停電させない様に必死だった作業員も愛する家族の事や両親の事を思いながらあの冷たい海に沈んでいったわけじゃないですか。そんな人の生き様、死に様を丁寧に描いているから俺の感情をしっかり掴んで離さない。えっあのバカプッルですか?船の中でカー○ックスというバカ行動でしたね。最後の回想シーンも二人ではなく回りの人達の満面の笑みと拍手に感動しましたので、この二人から謹んで1点引かさせてもらいます。 【一番星☆桃太郎】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2004-10-03 01:57:29)(笑:1票) 102.《ネタバレ》 2つ。一つ目は裸婦画を描くシーン。想いを寄せる男性の前で服を脱ぎ、絵を描かせる時、それはまさに二人っきりのいわばmake loveであると思うのだが、その時に、あの嫌な感じの(極端に嫌な感じに描かれた)フィアンセからもらった高価な宝石を身につけられるローズの意識に首をかしげる。おばあちゃんになるまでずっとジャックだけを想うのに、あの宝石は大切にとっとくあなた、それを君にあげた男は憎きあのフィアンセなのだよ。賄賂で助かろうとしたり、見知らぬ子を拾い上げ親だと嘘ついて助かりやがった、すぐに感情的になり手が早いあのフィアンセなのだよ。もう一つ。映画の終盤、婆ローズは探索船の上で、その宝石を海に投げ入れる(あのフィアンセからもらった宝石なのにあんなに大切に80年もとっとくというのも気持ち悪い)。その後、ベッドに入る。船室には彼女がそれまでやってきたことの写真が飾られている。乗馬とかいろいろ、それらはかつてジャックから語られた生活の様子であった。ジャックと死別し、その後の彼女はその時のジャックの台詞をたどるのだった。泣ける純愛である。さて、そのジャックの台詞の一部に「・・・そして、暖かいベッドで死ぬんだ。」というのがある。ヘリで探索船に駆けつけたときに思い出の写真などを沢山持参したのは、その最後の課題「暖かいベッドで死ぬ」を全うする為だったのか。実際、ラストシーンは、彼女の意識(魂?)が碧洋の海を深く下りて行き、タイタニック号と共に眠る数多くの人々に笑顔で受け入れられ、ついにジャックと時計台の前で再会する。かなり感動的なシーン。でもさ、てことは、最後、婆ローズは、死んだってことなのか?でもさ、そう簡単に人は死ねるのか?運命って殺人的パワーがあるってことか?自殺?それともあれは婆ローズの夢なのか?じゃあ死んでねぇじゃん?ジャックに合わせる顔ないじゃん?。なんだか、婆ローズの魂はタイタニックによって海底に引きずり込まれたみたいである。ホラーになってしまう。でもいい映画。 【no_the_war】さん 9点(2004-04-14 21:57:04)(良:1票) 101.泣きどころが幾つも盛り込まれているのでどこで泣くかは人それぞれだと思うが(特に男女間で泣きのツボが違うようだ)、この映像と音楽の素晴らしさには心の底から感服である。それに付け加えセットの細かさ、衣装などチープさが微塵も感じられない。ロマン派・完璧主義のキャメロン監督の真骨頂といったところか。三時間という大作のせいか中盤で少々間延びしている点が惜しい。やむなく運命に引き裂かれた悲恋物語は手垢がつくほど作られてきたが、今作は堂々と王道をいっているし終わり方も綺麗。 【HARVEST】さん 9点(2004-01-27 05:02:12)(良:1票) 100.《ネタバレ》 ラスト、大階段の時計の前でタイタニックに乗船していた人に見守られながらジャックと再会するローズ。 その中に婚約者だったキャルもいるけれど、彼はどんな顔をしていて、皆と一緒に二人に対して拍手をしているのだろうか? それだけがずっと疑問です。 【miso】さん [地上波(吹替)] 9点(2021-05-14 23:49:17) 99.《ネタバレ》 この作品でレオナルド・ディカプリオさんがアカデミー賞にノミネートすらされなかったことは、その後の映画界に少なからず影響を与えたかと思われる。ここで彼がアカデミー賞を受賞していたならば、その後の数々の名作は生まれなかったかも知れない。が、そんなこととは関係なく、この作品がやはり素晴らしい作品であることに間違いない。たくさんの方が亡くなった実際の事故を題材にしているということについては賛否あると思うが、こういう形であっても後世に語り継ぐことができるのが映画の素晴らしさでもある。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-11-05 01:04:43) 98.当時は中学生だったかな~。映画館で鑑賞しましたよ。 とにかく映像もストーリーも音楽も衝撃的で凄かった。 今となってはタイタニック2を制作されなくて本当に良かったなと思う今日この頃。 【mighty guard】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-10-07 12:18:16) 97.《ネタバレ》 個人的に恋愛映画ってあんまり好きじゃないんだけど、そこはやっぱりジェームズ・キャメロン、もちろん優れた恋愛映画ではあるのだけど、ちゃんとそれだけとは言い切れない要素もたくさんあって、あまりにも有名過ぎていまさら言うのも恥ずかしい面もあるけれど、やっぱり好きです、この赤面必死の超有名ラブストーリー。いまさら僕ごときが言うのもあれだけど、やっぱり名作っすよ、これ。社会が抱える矛盾や不条理を――親から子へと連綿と連なる貧富の格差に翻弄される一般庶民たちやプライドと外聞をもっとも重んじる偽善に満ちた富裕層という、当時の英国社会の病理を丸ごと積み込んだようなタイタニック号の船内で繰り広げられる若いエネルギーに満ち溢れたジャックとローズの燃え上がるような恋…(いま、自分で書いてて恥ずかしくなっちゃいました笑)。そんな人間の機微やきらめきや懊悩など構わずぶち壊してしまう自然の猛威を、後半の怒涛の展開で見せきるキャメロンの見事な手腕には今観ても圧倒させられます。そんな中で、悲劇を運命付けられながらも必死に抗おうとする2人の姿に、当時のまだ純真な心を失っていなかった僕は素直に感動させられてしまいました。有名な「私、空を飛んでいるみたい」という2人のシーンよりも、僕は降り注ぐ救命花火の美しい輝きを背景に微笑みながらローズを見送ろうとするジャックの方が好きですね(若き日のディカプリオがこれまたかっちょ良い!!)。そして、沈没という残酷な現実の前に茫然自失となる船長、「金なんてもう何の役にも立たない!」と叫んで自殺する船員、子供をダシに自分だけ助かろうとするローズの婚約者…。人間て本当に弱くて愚かな生き物なのかも知れないけれど、それでも愛する人との永遠の別れという悲劇を経ながらも、アメリカという新天地で新たに奮い立ち子供たちを育て上げたローズの力強い姿に、純真な心をすっかりなくしてしまった現在の僕でもやっぱり感動を覚えざるを得ません。いやー、ジェームズ・キャメロンってやっぱ天才だわ~。うん、いまさらだけど、やっぱり良い映画です、これ。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-25 13:14:17) 96.《ネタバレ》 大作であり良作には違いない。その割りに主演の二人の演技が印象に残らない。それだけが残念だ。二人ともいまはいい役者になっているので当時はまだは発展途上だったのだろう。逆に100歳を超えた方のローズ役のお婆さんはいい表情をしていた。もっと観たいと思わせる目をしていた。ジャックとの約束をたがえず残りの人生を全うした年老いたローズがいたからこそ、タイタニック号沈没の悲惨さ、虚無感、知られることのなかった2人の一瞬の邂逅が際立ったのだと断言できる。本作で一番大好きなシーンは、舳先で腕を広げる場面でもジャックが沈んでいく場面でもなく、実は年老いたローズが最後にダイヤを海に投げ入れるシーンなのである。本当に女は海のように深い秘密を秘めているのだ。好み45/50、演出15/15、脚本11/15、演技6/10、技術9/10、合計86/100→9/10点 【chachabone】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-11 22:34:40) 95.名作は何度観ても面白い。これもそんな映画のひとつでした。現代パートがあることは、歴史とロマンを感じさせてくれていいと思いましたよ。難があるとすれば、パニックシーンがお約束的な感じがする所かなあ。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2012-03-28 15:15:32) 94.単純に面白かったし、泣けました。 スクリーンで見た迫力は圧巻です。 毛嫌いする人も多いが、編な先入観があるのでは? 【朴モグタン】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-14 02:00:37) 93. 観賞前から誰もが、どんなストーリーか知ってる映画なのに……また観てしまいました。 途中で電話とか掛かってきたら観終わるまでに半日は掛かってしまうのに、退屈させることなく観賞してしまう本作の魅力。 シンプルでわかりやすいストーリーの中、隙間なく詰め込んだドラマが、当時、沢山の人々の心を揺さぶったのだと思います。 人間として理想の男性、女性像を描いていると思います。 しかし如何せん、吹き替えがヘタクソすぎます。特にジャック(デカプリオの役)! 本サイトを参考にすると沢山の声優やタレントさん達が挑戦しているようですが、これらのメンツだったら字幕のほうを推薦します。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-09-21 06:16:57) 92.《ネタバレ》 当時小学生でした。親に連れられて見に行ったけど子供だったので眠くて仕方なかったことだけ覚えてます。 はじめてまともに見たのは中学卒業時くらいでしたっけねー。2日で3回見ました。 主役2人よりも演奏してる人たちとかお婆ちゃんローズのほうが好きで仕方ないのです。 最後に海にネックレスを投げるシーンが好きですね。 【赤紫】さん [地上波(吹替)] 9点(2008-03-29 23:29:39) 91.ラブロマンスじゃ一番ええかも、キャスティングも今考えればええし。マイナス1は時間が長い! 【ジダン】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-09-07 06:36:18) 90.《ネタバレ》 船が沈みゆく過程は何度みても息を呑む。ただのラブロマンスじゃないのが名作たるところ。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-01 04:31:44) 89.本当に素晴らしい作品だと思います。この時のレオ様が一番カッコイイんじゃないんですかね 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-13 19:31:35)
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