みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
6.《ネタバレ》 ヱヴァってこれでいいんじゃないですか、文句なし。ヱヴァに整合性を求めるのはバカを見るだけで、結局この奇想天外(?)なストーリーの中で子どもたち(という年齢では今回なくなってしまった)が虐げられ翻弄され葛藤する姿を観るという作品。それは悪趣味でありながら多くのオタクが厨二心に思い浮かべた、不条理な世界で少年少女が心を擦り減らしながら絶叫し戦うという理想の形の気がする。正解の無い設定やらの謎解きは全てが終わってからオタクたちがやってくれたものをネットで検索して自分が納得できる形に近いものを選べばいい。今回も設定はとりあえず置いといて、心躍るバトルがありハリウッドにも負けないクオリティの圧倒的な表現があり、そしてラスト、彼らが茫洋とした砂漠を歩き始める象徴的なシーンがあり宇多田のエンディングが流れて満足しました。ヱヴァってこういうもんだと思うしか無い、意味不明なんて言うネットの意見ですら監督はしめしめと思っているだろうし、きちんとエンタメとして、映画として成立し綺麗に終わってしまったらと思うと自分はそれは違う気がする。例えばマトリックスの第一作目がシリーズ最高傑作だったのはその後に予感させる無限の可能性あったからで2作目3作目の失敗は善悪の対立という単純で安易なものに終わってしまったこと。その点先が読めないという点でヱヴァは本当に素晴らしい。続きはゆっくりと待ちます。 【05】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-02-04 01:05:27) 5.《ネタバレ》 混乱するシンジとリンクするように観客も混乱させられてしまいました。破のラストからは想像できない展開に頭も体もしびれました。シンジへのミサトの説明不足と、カオル君から止められても二本の槍を抜くことを止めなかったシンジには少し違和感を感じましたが、怒りながらもシンジを助け連れ出すアスカに自分も助け出された感じがしました。 皆さんの賛否両論もシンジと観客をリンクさせる監督の術中にはまっているのかも。 とにかく次をすぐに見たくなる、期待させる映画でした。 時間が短かったのでマイナス1点。 【しかせんべい】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-11-28 02:23:14) 4.後ろから思いっきりどつかれたような、予想を裏切る冷酷無比なカウンターパンチ。ファンの想い通りにはいかないことこそエヴァがエヴァたる所以だと思う。想像を遥かに超えて、強烈な衝撃を与えてくれた。 賛否両論上等。ハリウッドには創りだせない圧倒的な映像と世界観。日本が誇る最高のアニメーション。 【ばかぽん】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-11-26 01:28:18) 3.《ネタバレ》 え?これのどこが賛否両論になりうるの?っていうくらい感動しました。 素晴らしい出来。紛れもなく映画版最高傑作。庵野さんも自信満々だったでしょう。 コレに比べれば破は音楽センスもおかしいし、いや、その音楽が今回まともになっていてびっくりした。(とにかく破はガキ臭くて大嫌い) 作画は日本のトップアニメーターたちが集結したという印象。これはすごい。 機械も人間もどう動けばかっこいいかわかってる。アングル・カメラワークが素晴らしい。 14年の経過も戦艦登場もなんの違和感もなかった。 ミサトの変化も納得できます。 だって、サードインパクトを起こし、感情制御できないシンジの・・・彼の父親と戦ってるんでっせ。 ヘタしなくてもシンジは今にもフォースインパクトを起こしそう。起こしたけど。 そんな怪物を檻に閉じ込めるのは当然。 自分の中でのエヴァを作り上げちゃってるガチガチ頭のファンに媚びを売らず、 よくぞここまで冒険したと拍手を送ります。 マリの声優さん、上手いねえ。上手くなった。 ラストシーンも素晴らしい。これぞエヴァだと思う。 1点マイナスはカヲルの扱い。 もっと活躍させても良かった。 次回も期待!保守的にならず、またガンガン挑んでほしい。 一番嫌いな言葉「エヴァらしくない」 らしいらしくないなんて監督が決めるのだ。ファンじゃない。 【うさぎ】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-11-25 03:45:13) 2.《ネタバレ》 前作ではそれぞれのキャラクター達が(旧世紀版と比べて)成長した姿を見せ、レイを自らの意志で救い出すようなまさに理想の主人公となったシンジだったが、まさかあの行動にこれほどの代償がつくとは…。 主人公シンジが目を覚ますと舞台は破のラストから14年経っており、観客は劇中のシンジ同様あれから何が起こったのか、今何が起こっているのか分からない状況に放り出される。シンジはまるで観客の気持ちを代弁するかのように問いかける。「説明してよ!」 本作では往年のファンでも想像がつかなかったであろう展開が繰り広げられ、テレビ版や旧劇場版を観ていたときのような「何かすごいことが起きているけど分からない」「聞いたこともない用語が多い、展開が速すぎてついていけない」ため、観ながらあれこれ推測する必要がある(というか強いられる)。 ああ、そういえばエヴァを観るってこういう感覚だったな…と、14年越しに「全く新しいエヴァ」を観ることができて思い出した。そうだ、こうだからエヴァは面白いんだ…。 今回の「Q」は(舞台や展開こそ全く違うが)、テレビ版の「最後のシ者」や「EOE」をなぞっており、理想のキャラクターと展開を見せた「破」をぶち壊しにするような鬱々としたストーリーだが、しかしながら、絶望し放心したシンジ、シンジを叱咤するアスカ、自らの選択で二人について行くレイ(仮)、の三人で赤い砂漠を歩いていくラストシーンは「EOE」の「気持ち悪い」ラストシーンとは対極的で、本作のキャッチコピーであるカヲルのセリフ「希望は残っているよ。どんな時にもね」を信じたくなった。 【eureka】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-11-21 17:23:52) 1.観劇が終って監督がこのシリーズ終らせる気の全くない事が判明。まだまだ次回作では完結しそうにない。パチンコや目薬、コーヒーに楽器のタイアップまでやって制作費をかき集めて本作が当たるかわからないってのに。 上映館も多く満員だったのでまあ当たりそうだけど。私の場合ヤマトもそうだけどヱヴァという必ず観にいくことになる納税先ができてしまった。 上映前の巨神兵は駿の震災へのアンサームービーのような気がする。 【stratos】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-11-20 01:51:49)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS