みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
7.《ネタバレ》 自分の生き方を変えさせてくれるような、圧倒的傑作です。タイムスリップものは、その奇抜な設定を存分に使い切るか、サスペンス方向に転がっていくか、どちらかの展開になるケースが多い。でも本作はそれらとは一線を画す、希望に満ちた素晴らしい落としどころを用意しています。悪人がいない登場人物、みんなそれぞれに短所と長所がある、そんな世界観が最高です。映画館を出たときに、きっと見える景色が少し変わっている。とても素敵な作品。 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-10-24 16:01:32)(良:3票) 6.イギリスのラブコメ職人、リチャード・カーティスがユーモアと感動にあふれた素晴らしい人生賛歌を撮り上げました。 主人公の青年は祖父、そして父から過去にだけタイムスリップできるという特殊な能力を受け継ぐ。 この能力を背景に、一目惚れした運命の女性に対し「あっ!だせえな俺。やっちゃったなあ…。」と思ったら、 そのちょっと前に戻って今のとこ、もう1度やり直し!という展開が続く前半はちょっとドタバタのラブコメといったところ。 笑いドコロも十分です。しかし彼がその女性と結婚するあたりから、少ししんみりとしますが、 登場人物ぞれぞれの色んな家族愛と人生賛歌のドラマへと、実に自然に作品の空気を入れ替えていく。 主人公の男にこの特殊能力を決して無駄遣いさせないのがいい。 愛する女性のため、愛する家族のため、彼は過去と現在を行き来します。 後半から終盤は、こういう家族のドラマには滅法弱い僕ですが、本作に関しては涙は出てこなかった。 それは本作の持つ独特の清々しさや、終盤のしんみりとした空気の中にも、本作の根底にあるユーモアの精神が常にあったからだと思う。 何気ない日常の中にあるささやかな幸せというものを感じさせてくれる、作品の中の空気のブレンド具合も見事な作品でした。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-12-17 18:16:26)(良:2票) 5.飛行機で鑑賞。涙が止まりませんでした。なんでもない日常のありがたみがしみてきます。すばらしかったです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 9点(2014-09-25 18:00:00)(良:1票) 4.《ネタバレ》 これはいい。是枝裕和監督風(ふう)とも思う家族の物語。過去にだけ行けるタイムトラベル能力って、実は、ワタシたち、誰しも持っているんじゃないでしょうか。後悔したり、回顧したり、追憶したり。あいや、タイムトラベルという事象について、ことさら今までの作品のように、タイムパラドクスを持ち出したり、科学的理屈をつけたりしない、まるで、「個人のクセ」みたいに位置づけている本作に、そんな風に思ったりしました。そして、父親の結婚式での言葉。「人生は結局、同じなんだ」。振り返ってみても、同じこと。であれば、目の前にいる人に感謝し、慈しみあい生きるほかないのではないでしょうか?…なんちゃって。そういう説教くさいところがイヤなので、1点引いて、それでも9点です。 【なたね】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-07-10 08:28:49) 3.《ネタバレ》 「ラブアクチュアリーの監督」×「レイチェル・マクアダムス」×「タイムスリップ系映画」この組合せで面白くない訳がない。 切ないけど、後味良い優良映画。 【バッジョ】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-06-09 21:08:41) 2.《ネタバレ》 SFとかコメディのトッピングはまさしく添え物で、家族を持つ喜び、平凡な普通の日々を過ごせる幸せというテーマでズバッと貫かれてます。子供を持つという喜びの表現は何にも増して心に響きました。最初は軽い感じの作品かなと思いましたが、観終わった時には思うところたくさんありました。良作です。そして主演女優のレイチェルマクアダムスのかわいい彼女、奥さんの表現はまことに素晴らしいものでした。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-11-20 18:40:06) 1.《ネタバレ》 前半はベタな恋愛ストーリーだが、後半からは家族の物語。女性より男性の方が主人公に感情移入できて泣けるのではないかな。自分と父親との関係を再確認できる映画です。まちがいなく今年1番の映画です。 【エイドリアン・モンク】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-12-02 22:25:44)
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