みんなのシネマレビュー

女は女である

A Woman Is a Woman
(Une femme est une femme)
1961年【伊・仏】 上映時間:84分
ドラマコメディミュージカルロマンス
[オンナハオンナデアル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-01-16)【ESPERANZA】さん


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監督ジャン=リュック・ゴダール
キャストアンナ・カリーナ(女優)アンジェラ
ジャン=ポール・ベルモンド(男優)アルフレド
ジャン=クロード・ブリアリ(男優)エミール
マリー・デュボワ(女優)アンジェラの友達(ノンクレジット)
ジャンヌ・モロー(女優)バーの女(ノンクレジット)
カトリーヌ・ドモンジョ(女優)ザジ(ノンクレジット)
脚本ジャン=リュック・ゴダール
音楽ミシェル・ルグラン
作曲シャルル・アズナヴール"Tu t'laisser aller"
挿入曲シャルル・アズナヴール"Tu t'laisser aller"
アンナ・カリーナ"Chanson d'Angela"
撮影ラウール・クタール
製作カルロ・ポンティ
ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
配給新外映配給
ザジフィルムズ(リバイバル)
フランス映画社(リバイバル)
美術ベルナール・エヴァン
編集アニエス・ギュモ
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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5.ゴダールの映画は、時々登場人物たちが観客に向けて語りかけるというシーンがあるが、その度にドキッとさせられる。この作品も実に良いタイミングでソレがある。踊らないミュージカルという発想も面白い。ブチッと切れる音楽も心地悪いということはない。かえってそそられます。そしてなんといってもアンナ・カリ-ナ。女は女を武器にするずるい生き物である。でもずるいところも含めて可愛いのが女。男は当然許してしまう。ラストのアンナ・カリ-ナの観客に向けたウィンクで、我々も許さずにはいられない。本当に女はずるい(笑)。可愛いアンナ・カリ-ナと撮影終了直後に結婚したゴダールはもっとずるい(笑)。それから、【野性のおっさん】さんのご指摘のジョークも楽しいです。ゴダールの作品にはこういうジョークやオマージュ、古典文学の引用などもたくさんあり、これもひとつの楽しみではありますが、この作品についてはそういったものを知らなくても十分に楽しめる映画だと思います。”ゴダールは難しい”という理由でこの作品を見ていないのであれば、もったいない気がします。 R&Aさん 9点(2004-03-29 12:58:20)(良:1票)

4.《ネタバレ》 「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」は悪い意味で“頭がおかしい(褒めてる)”と思ったが、「女は女である」と「はなればなれに」は良い意味でイカれてる。
俺は好きだぜこういうの。
ゴダールのすっとんきょうな演出(いや思いつきの寄せ集め)も、ギャグとして昇華されていると思う。
ゴダールが苦手って奴も、この作品と「はなればなれに」を見てから判断しても遅くないだろう。
「ゴダールって怖いイメージが・・・」なんて思っている皆さんは是非とも。

ストーリーは至極単純。シンプルイズベスト。解りやすさこそ娯楽だ。
子供が欲しいと願う彼女と、中々子供を作りたがらない男の男女関係をコミカルに描く小気味良い内容。
ミュージカルコメディのような楽しい話だ。
ネオンのようなオープニング、
過去の映画に捧げるオマージュの数々、
機関銃のような痴話喧嘩の応酬、何でもあり。

BGMが爆音で鳴り響くので「音響はトチ狂ってんのか!?」と最初思ったが、音楽に合わせてアクションをかますシーンは「ああコレがやりたかったのね」と上手いなと関心。
ほうきで野球の場面とか、夫婦喧嘩の乱痴気具合など斬新な趣向に溢れている。
特にキスシーンの「バーン!」は笑っちゃったよ。
でも音が大きすぎてセリフが聞こえねえ(笑)
何処まで狙ってやってんだかわかりゃしない。

けどセリフいらずのシーンは本当に良い。
登場人物の服のカラーイメージはモチロン、
アパートの日除けの場面、
1日中抱き合ってんのかと想像してしまうアベック、
カメラ目線な通行人、
トンカチで動くシャワー、
目玉焼きの滞空時間、
“本”による会話・・・ゴダールってこんなに粋な奴だったのか。

女性のヌードも良い意味で「装飾」として花を添える。
異質と言えるほど毒気が無い。

何だかんだ言って男女が仲良くハッピーエンドを迎える最後も心地よかった。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-25 13:42:57)

3.内容についてとかく言う必要もない。私が憧れて相手にされない様な魅力ある男女の色事。身の回りに常にいるのに、近くて遠く、見えている様で見えていない素敵なやり取り。近づこうと頑張ってお洒落になれば、また自分には遠い魅力ある集団が見えてくる。理解できずに翻弄されるしかない魅力的な人々へのオマージュとリスペクトを憧憬を以って見つめていたい。初期のゴダールのヌーヴェルバーグはそんな彼らを垣間見ている様な陶酔を与えてくれます。大好き!! 夢の中さん 9点(2004-04-05 00:29:17)

2.音楽の使い方が、ディズニーっぽいなと思いました。ホテル代をバックれるシーンが最高でした。 戦慄の右クロスさん 9点(2004-01-26 16:08:11)

1.真夜中にテレビで放映されていたので何となく見始めていましたが、これがめちゃめちゃはまりました。音の使い方、映像の使い方、言葉遊びが今までに私が見たことのある映画とは全然違ってとても新鮮だったです。 カツオさん 9点(2002-10-07 22:57:17)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.71点
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200.00% line
326.45% line
413.23% line
5619.35% line
6412.90% line
7722.58% line
8516.13% line
9516.13% line
1013.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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