みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
12.イヤな映画でしたね。冷戦崩壊後の今となっては、旧ソ連のことならいくらでも悪く描いていいっていう風潮もあって、事実こういうことを言われちゃっても仕方のない国だったんだろうけど、こういう話って本当は見て見ぬふりをしていちゃいけないとは思いつつやっぱり観ていて辛くて仕方がなかったです。チェルノブイリ事故の後、やっぱり大した装備もなしに放射能でいっぱいの原子炉に入って後始末をさせられた被爆者たちの凄惨な写真がスクープされたことがあって、怖いもの見たさで見てしまいましたけどやっぱり見なきゃ良かったと思いました。この映画でも、結果的に彼らの犠牲があったからこそ最終戦争が防げたんだよ、という、ある意味彼らの偉業を讃える内容にこそなっていますが、何の予備知識もなしに「戦争モノらしい」と足を運んでしまった私は本当に「しまった」と思いました。どのぐらいショックだったかというと20年間吸い続けているタバコを1ヶ月半、吸えなくなりました。本当にやばかったです。映画としてはハリソン・フォードが珍しく、かつ非常にお似合いなバカ艦長役でブチ切れているのがとても似合っていて笑えました。リーアム・ニーソンの善良ぶりはちょっと鼻についた感じがしますが、物語の都合上一人はこういう役も必要だったと思います。キャサリン・ビグローは早くから注目されていた女流監督ですがビッグバジェットはこれが初めてになるので不安はありましたが、いえいえ充分骨太な重厚感ある仕上がりでした。女性でもこういう映画が撮れる時代になったんですね。今後の動きに注目したいと思います。 【anemone】さん 9点(2003-12-14 02:47:20)(良:1票) 11.《ネタバレ》 キャスリーン・ビグローの作品は、ハートロッカーにしても、ゼロ・ダーク・サーティにしても、骨太で現実をこれでもかとばかりに観るものに突きつけてくる。それでも、原子炉に入って修理する悲壮さは、きっと映画の比ではなかっただろう。 国家の尊厳のために兵士を駒としてしか見ない上層部と、仲間や祖国のために命を賭けた兵士を英雄だと訴える現場の指揮官と、その差はどの世界でも埋まりようがないのかもしれない。 「父上と同じく収容所送りになりますよ」 「それが我が家の伝統かもしれん」 その一言で全員離艦を決める艦長の決断。 その決断を聞いた乗組員たちの表情が素晴らしく、艦長に対する信頼があふれていた。 いや、いい映画。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-05-13 17:15:26) 10.《ネタバレ》 ハリソン・フォードの鋭い演技力には驚かされました。永遠と続く緊迫感が素晴らしいです。ここまでリアルで凄いとは自分の予想をはるかに超えていました。放射能の力はこの作品で十分に分かると思いますし核に対する恐怖が伝わったと思います。軍としての決断や生き方なども忠実に表現されており文句なしの作品です。ラストが集合写真で終わるところが切なく最高の感動を呼びました。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-04-03 03:28:43) 9.まさかと思った・・・。正直、ここまでいいとは思わなかった。悔しいが、私が一押しの「Uボート」に勝るとも劣らない出来に正直驚いている。告白すると「U-571」レベルの映画かと覚悟して見ていたからだ。数多くある潜水艦映画ではお馴染みの、沈没の危機や、海中での敵との戦いは確かに恐ろしく、数々の臨場感溢れる名作が過去にも出ていたが、まさか放射能が来るとは。ただのレインコートを「やむえず」放射能防護服と偽ってでも、乗組員を犠牲にして原子炉に向かわせる辺りの展開は、私としては初めて映画の中の「彼ら」に本当に感情移入して心が締め付けられた。初めて映画に「そんな馬鹿な・・・っ(絶句)」と思わず呟いてしまいました。こんな経験はじめて。苦しいまでの臨場感、絶望感。そして困難を乗り越えていく様をじっくりと見させてもらった重厚な作品作りに、とても好感を感じました。それと「ちっちゃいこさん」のコメントに非常に賛同。核の威力を主張する映画がここ数年、本当に多かったのですが、放射能の恐ろしさを決して忘れちゃいけないですよね。そういう点でもこの映画はGOOD。ハリソンフォードも久々に見直しちゃいました。ちなみに本当は10点つけたかったのですが、やはりロシア人の彼らが英語はちょっと・・・かな?と。個人的には左程問題はないとまで感じてるのですが、10点満点つけるとなるとどうしてもこの点が引っかからざるを得ません。実質、ほぼ満点評価に近いですけどね。 【はむじん】さん 9点(2003-10-02 00:35:02) 8.非常に濃厚な原子力潜水艦映画だった。僕の中ではこの手の映画ではベストな作品になった。決して派手さはないんだけど、命に代えて戦争の発端になりうる艦内事故を処理しようとする乗組員たちのドラマが非常に濃密に描かれていて終始画面に引き付けられてしまった。この実に重厚で男臭い映画を女流監督が作り上げたというから驚きである。実はあまり期待はしていなかったハリソン・フォードも艦長役を今までにないほどに熱演しており素晴らしかった。 【スマイル・ペコ】さん 9点(2003-06-08 01:53:23) 7.えっぐ~~!!タダ券手に入れたから行ったけど、女が一人で見に行く映画じゃないね!!でも普通に面白かった…そして見て直後に思いました。こんなところで職場体験しろと言われたら、ぜっったい嫌!!!あ。音楽がいいかんじだった。すくなくとも「月光」の使い方は「戦場にピアニスト」より効果的だったと思う。 【猿マン】さん 9点(2003-03-31 19:18:23) 6.絶対いい!!ハリソンフォードかっこよすぎ!!ちょっと感動・・・。じーんってくるね! 【job】さん 9点(2003-01-10 18:32:27) 5.冒頭から、「この潜水艦…ダメぢゃん」という描写満載(^-^; BADEND一直線の描写は見ていて手に汗握るやら、やるせないやら…見ている側にそう感じさせるという事はいい映画なんだなと。命を落とされた方々に合掌 【BAN/】さん 9点(2003-01-10 17:45:23) 4.かなり良かったと思える作品だった。放射能に犯される覚悟で立ち向かうもの、そうでないものどちらにも正論に思えてよりドラマチックに感じられた。放射能に犯された船員達の中に男の魂を感じ感動せずに入られなかった。映像も緊迫感がありまったくあきさせないしむしろどんどん引き込まれていく、すげ-いい映画を見たと思った。 【ぽんた】さん 9点(2003-01-09 15:50:18) 3.かなりヘビーでした。やけに放射能でやられた人がリアルで怖かった。当たり前の話ですが、死ぬと分かった状況を前にビビルあたり、ソ連の人も同じ人間なんだと思ってほっとしました。 【武】さん 9点(2003-01-09 03:46:07) 2.おもしろかった。放射能漏れ云々のところもよかったが、その他の部分も、緊迫感が伝わってきて、よかった。久々にいい映画を見た。 【いも】さん 9点(2003-01-04 19:14:57) 1.敵と戦うわけでありませんが、すごい緊張感の130分でした。放射能汚染の怖さが伝わってきます。ロシア人なのに全編英語なのは違和感ありましたが大作です。でもラストの1989年のシーンは不要だった気がします。 【ドクドクモンスター】さん 9点(2002-12-12 13:04:34)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS