みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
11.《ネタバレ》 そうすれば新しい男と結ばれてしまうことになるのを承知で敢えて彼女に選択肢を与える、その時の寂しそうなラズロを演じるヨアヒム・クロールが最高。ベン・ベッカーの悪役ハンスもなかなかいい味出してる。映画全体も画として非常に綺麗に撮れてます。 【teutobochus】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-01 01:32:38)(良:1票) 10.イロナが美しい。服も素敵。不思議な恋愛関係だけど、こんな女性なら、男の人は何とかしてつながっていようと思うでしょうね。わたし的にはハンスがいい味出している。ヒドイ奴だけど、実際は同じような行動を起こしちゃう人は少なくないんじゃないかな?最後は「そう来るか!」という感じでいい意味で裏切られました。 【セイン】さん 9点(2003-03-01 20:15:58)(良:1票) 9.ナチス侵攻直前のブダペストを舞台にストーリー、俳優たち、音楽、、、全てが良かったです。3人の男性が恋をしてしまうイロナもそれだけ魅力的な女性だったと思います。強制収容所に送られる汽車に乗る場面で、ラズロのハンスを見る表情に涙が出ました。最後には復讐が完結して良かったです。。。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2024-02-03 12:55:15) 8.《ネタバレ》 名曲「暗い日曜日」まつわるエピソードは聞いたことがありましたが、 その曲をモチーフにした、こんなストーリーがあったとは・・・。 あまりにも美しい1人の女と3人の男。それぞれの人物像と、彼らの心の配置が見事という他に無い。 戦争の時代を描いたドイツの映画特有の重さはあるのですが、 「暗い日曜日」の旋律の如く美しく悲しく、そしてエロティックでサスペンスフルで、何と上品な映画か。 3人の男のうち2人は戦争中に命を落とす。しかし、イロナには新しい命が宿っている。 ラストで作品は冒頭に続く現代に戻る。60年の時を経ての3人目の死。あの店で、あの曲が流れている中で・・・。 店の奥で息子が母の誕生日を祝っている。洪水の後も、彼女は洪水を忘れることなく力強く生き抜いたのであろう。 とても静かですが、重みを感じさせるラスト。そして常に死を感じさせる作品でありながら、 鑑賞後の後味は上質のワインでも味わった後のような余韻が残ります。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-11-20 16:36:38) 7.《ネタバレ》 どうでもいいことなんですが、フランダースの犬でネロとパトラッシュをねちねちと執拗にイジメ続けた金物屋のオッサン あれって ハンスさん。 そしてこちらも ハンスさん。というか、ハンスくん。 命拾い。強欲。恩知らず。 ハンスさんという名がかなりのイメージダウン中。 あと、どうでもいいことではないんですが、手がすべったとか言いながら イロナのたわわな両乳を背後から丹念に揉みくりまわす入浴中のオッサン ラズロ。(撮影当時:42歳? ウソあのシブさで?あの愛くるしさで?) まあ、なんにしてもラズロの両手が うらまやしぃ。それに良い役者。 あと、何だかんだと言ったがハンス役のベン・ベッカー:憎い役どころではあったが良い役者だと思う。シブイ。 DVD特典のインタビュー:実はベン・ベッカーの話が一番興味をソソッタ。 やはり、あのような役を引き受ける事に最初は抵抗があったようですね。ナチスドイツ軍の軍服を着る事にも抵抗があったようです。そして役が終わると同時に その軍服は〝投げ捨てた〟 ふむ、なるほどです。 【3737】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-11 13:31:23) 6.《ネタバレ》 数年活躍しては消えていく程度ではない歌手達が歌いついでいるあの名曲を題材にしているだけあって、お題どおり暗いけど見ごたえのある映画でした。 君が望むなら半分で我慢するよという器の広いレストランオーナーの受け入れられる愛と、君に曲を捧げたいという才能あるピアニストの受け入れる愛を紡いでいく時だけでなく、俺様の為なら手段を選ばないナチ将校の受け入れがたい愛の時ですら美しいイロナちゃんに始終うっとりです。最後のオチも良し。やり手ババアとはああいう事でしょう。 どこまでが事実に基づいているのか気になっていたけど、そういうのも忘れて一気に観終わりました。 【晴朗雪月花】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-10 01:17:05) 5.よかった。映画を見てすぐ、歌の「暗い日曜日」が聞きたくなった。映画と同じような不思議な雰囲気がって、凄い暗いけど凄く綺麗な歌だった。 自殺しそうな気分にもなる感じの曲だった。 【太平洋】さん 9点(2003-07-03 23:52:59) 4.美貌により誰からも好かれるイロナ、そんな彼女に魅了された男二人、だが憎しみ合うことはない、一時の感情の起伏はあるが、それぞれが自分にとってかけがえのない人と認識している。イロナ演じるエリカ・マロジャーンは本当に美しく、観客さえも魅了する。それと実際に存在する楽曲「暗い日曜日」の旋律の素晴らしいこと。それを作曲し楽曲にまつわる「死」の噂に翻弄され、自ら命を絶ったピアニスト。死の歌として有名だが、この映画を見ると愛の歌のように感じられるから不思議だ。最後はいささか綺麗にまとまり過ぎてはいるが、自然と笑みがこぼれる見事な終わり方だ。 【ゆたKING】さん 9点(2003-04-16 17:22:30) 3.この映画ほどヒロインにベタ惚れした作品はない。とにかくエリカ・マロジャーンの美しさにぞっこんで鑑賞中は終始うっとりしながら見入っていた。後にも先にもこういう体験は無かった。何でも彼女はフランスに恋人がいるそうで、ちょっと嫉妬してしまう。それと本作において、ナチスドイスのユダヤ人財産押収の手口が克明に描かれていたのが興味深い。これは監督がドイツ人であることと関係があるのだろうか。大人のカップルがワインでも飲みながら観て欲しい作品である。 【カテキン・スカイウォーカー】さん 9点(2003-04-15 20:17:08) 2.見る前はあまり期待していなかったんですけど、最後まで見てからすごく満足できた作品。最初のほうはヒロインが嫌な女性に思えてしまうんだけど(相手が二人ともいい人過ぎるからかもしれない)彼女の強さが最後までストーリーを支えていたと思う。最後に出てきた息子が、もしかしたらハンスの子供かもしれないと思うと、怖い。 【ユキ】さん 9点(2003-04-12 23:31:18) 1.ヨーロッパ映画は雰囲気とか大好きなんだけど、チョットわかりにくい、あやふやなラストというイメージを持っていただけにこれは良かった!勿論全体のストーリーの物悲しさも素敵だけど、ラストが爽快でしたね。この手の映画を見る時は精神的に元気な時を選んでたんだど、これはそんな心配いりませんでした。(笑) 【はむたも】さん 9点(2003-03-21 19:46:15)
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