みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
56.最初に劇場で見たときには、登場人物やその人間関係が一度に理解できなくて「どこがそんなにいいの?」って感じでしたが、2度、3度と見て分かってくるとよくできた映画だと思うようになりました。結構複雑な話をうまくまとめてる脚本、俳優の演技、運び方のスピィディさ、スリルとサスペンスなど一級品です。映画館では巻き戻しはないので、?と思ったのは何度か見なきゃね、と教えられた作品です。最初は下見のようなもので、回数を重ねれば細かな演出や演技に気がついておもしろかったりするものは多い。また時代を経てから見ると違う感想になることもある。ここでのケビンの死ぬ時の演技はすごかった。目が死んでいくのよー。確かめたい人はまた見てね。 【キリコ】さん 9点(2003-02-19 22:23:08)(良:2票) 55.何とも豪華な出演陣。物語もよくできている。どちらも映画3本分ありますね。いい意味でお腹いっぱいの映画でした。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-11 03:05:12)(良:1票) 54.《ネタバレ》 憎らしいほど良くできている。原作は未読だが、長編でかつ複雑と言われる原作を見事に纏め上げている。脚本は練り上げられている上に、シーンの構成にも無駄がない。2時間を超える大作だが長さを全然感じさせない。 俳優陣の演技も凄い。ラッセル・クロウの出世作だが、ケヴィン・スペイシーとガイ・ピアースもしっかりとキャラクターを打ち出していた。全員がはまり役で非の打ち所がない。個人的にはガイ・ピアース演じるエドに最も共感した。こういうタイプってもてないんだよなあ。 公開時は確かまだ中学生か高校生で恋愛とかよく分かっていない時期(今も分からないが)だったので、リンのキャラクターがよくつかめていなかったのだが、今観なおすと強くてはかなくてとても魅力的な女性だということが分かった。アカデミー助演女優賞を取るほどの演技だったとは思えないが、円熟した魅力プンプンで最高だった。 細部にまでこだわった演出も見事で、エドは実は2度目の突入の際にも、メガネを忘れているんですよね。でもそれを吹っ切って突入する際の表情に惚れた!いや、女にはもてないんだけど、そこにもまた共感する。一般的にはノワール映画の持つ魅力や興奮を存分に堪能できる素晴らしい映画なんですが、僕にとってはやっぱりエドの映画だ。 いずれ原作も読んでみよう。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-05 18:26:57)(良:1票) 53.《ネタバレ》 重厚すぎず軽快すぎず、暗すぎず明るすぎず、広い層に無理なく受け入れられるという印象を受けました。 バド、エド、ジャックの三者三様の個性が楽しい・・・この3人での連続刑事ドラマにしてほしいくらい。 ジャックがあっさりと・・・は少し残念でしたが、彼は前半一番の存在感があったと思うので、全体のバランスからするとちょうど良かったのかもしれません。 真犯人は、ある意味刑事ものにはよくあるパターン・・・奇をてらったどんでん返しを狙わなかったことにより、王道行く仕上がりになったのではないでしょうか。 とはいえ最後はベタではなく、なかなか捻った終わり方。 あの終盤の流れから、爽快な後味で終わらせたのはお見事! 「終わり良ければ全て良し」と言いますが、本当にうまくまとめ上げたと思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-17 21:31:18)(良:1票) 52.映画の醍醐味をふんだんに詰め込み、ものの見事にまとめ上げている。見終わった後充実した満腹感を与えてくれる至高の一作。社会性、メッセージ性の強い映画が最近の流行だが、やはり映画とは娯楽であり、その作り上げられた世界観に我々をどっぷり浸らせてくれるものであってほしい。この映画はその欲求を満たしてくれた。 【遠州】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-11 17:34:47)(良:1票) 51.サスペンス映画としては実に良い出来だった。何が凄いかって?とにかく脚本がしっかりしている。序盤で人物相関をしっかり描き、中盤にかけて主要人物達の個々の人物像を丁寧に描くことで、彼らの行動の理由付けをする。サスペンスものにはこれが非常に重要で、原因と結果に説得性を持たせるためには欠かせないのだが、これがしっかりと描かれているサスペンス映画は意外と少ない。火曜サスペンスや土曜ワイドとかの方が、よっぽどよく出来た作品があるよって思うことよくあるし・・(^^;;この映画は脚本が本当に丁寧に練られていたので、最初から最後まで、だれることなく楽しめました。ただ!サスペンス好きとして敢えて言わせていただくなら、あまりにも優等生で王道的な脚本すぎて、サスペンスを沢山観ている人間には展開が読めてしまうのが難点(^^;;いわゆる王道サスペンスって人物相関紹介が終わる時点で、大体犯人がわかっちゃう(配役と人物関係で大体決まっているから)&何となく展開が読めてしまう事が多いのだけれど、これもそうだったのが惜しい!だから、その優等生さが私には少し物足りなさを感じてしまいました。良い出来だからこそ、もう一ひねり欲しかったと言うところで-1点。でも良くできた作品であることに変わりはないし、ストーリー自体を楽しむのもサスペンスの醍醐味かと思うし、その点ではとても面白かった。ジャックの遺言のシーンがお気に入りですね。 【深海】さん 9点(2004-04-05 00:41:55)(良:1票) 50.《ネタバレ》 K. スペイシーの“ロロ・トマシ”の件は何回観ても溜息が出るほどの演技.「シックス・センス」の B. ウィリスはあれを意識したな、と後日思いました.「更正する見込みのないヤツを、背中から打てるか.」っていう科白は、効くんです、ラストで.それは見事な伏線なのですが、一回目では気付かなかった.G. ピアーズも芸達者達に胸を借りて思いっきり頑張っていて、この映画に対する役者達の入れ込み様が伝わってきて嬉しい. 【シャリファ】さん 9点(2001-05-10 09:33:55)(良:1票) 49.《ネタバレ》 絶妙な配役。 荒くれ者のラッセル・クロウと切れ者のガイ・ピアーズ、二枚目だけど三枚目のケビン・スペイシー。そして善人にしか見えない悪党のジェームズ・クロムェル。 ヒロインは、包容力に溢れたキム・ベイシンガー。 仲の悪い二人が手を組むところは、何度観てもスカッとする展開。 ストーリーに無駄が無く、娯楽映画としてまさに申し分のない傑作。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-03-21 14:31:26) 48.《ネタバレ》 主役の3人の個性がそれぞれ光り、非常にカッコいい。シナリオも伏線が多いがよく練り込まれて面白い。最後はみんな居なくなり、エド1人が出世してしまうのも、ロスの世直し所長への第一歩なのだろう。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-11-27 22:52:48) 47.《ネタバレ》 原作小説は貸出時間切れで途中で投げ出してしまったが、映画版の大胆な脚色でこの完成度の高さと濃厚さは稀なケースではないか。それだけこの映画は素晴らしい。暗く血生臭い内容であるにも関わらず、爽やかな後味を残す。巨悪を追うタイプの違う三人の刑事は決して潔癖ではないが、それぞれの信念と正義を持ち、そして人間臭い。だからこそ、一つ一つの台詞が伏線となって、鮮やかに決まったときのカタルシスに打ち震える。特に「ロロ・トマシ」と「更生のない悪人を背後から撃つことが出来るか」には痺れた。カッコいい。これに作品賞と監督賞をあげないとは、アカデミー賞最大の汚点として恥じるべきだろう。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-12-31 01:32:43) 46.演技、脚本、演出どれも素晴らしい。最高レベルのサスペンス映画です。ラッセルクロウを好きになったきっかけの一本。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-23 23:38:43) 45.人物のキャスティングが全員見事にはまると映画ってこんなに楽しいんだ、と改めて思う。誰一人浮いておらず、満点の出来。ちゃらちゃらと軽いけどやるときはやるK・スペイシーが一番のお気に入り。うまいなあ。太めのスーツやクラシックな車、ネオンの過剰じゃない当時の街といった美術も丁寧で見惚れる。それともアメリカのひとなら小さな違和感あんのかな。ストーリーも先の読めないおもしろさ炸裂 ロロトマシでええーっ、です。大好きこの映画。 【tottoko】さん [地上波(字幕)] 9点(2011-08-14 16:59:40) 44.《ネタバレ》 ○約2時間半飽きることなく観られた。テンポが非常に良いし、登場人物の多さの割りにきれいにまとめられている。○キム・ベイシンガーのアカデミー賞受賞は微妙だが、主要の役者の演技を見るだけでも十分価値のある作品。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-31 17:17:25) 43.これだけ複雑なストーリー、キャラクターを上手く描き分け、絶妙に絡めながら一つの映画として完成させたC・ハンソンの才能は最早人間離れしているとしか思えない。アツい人間ドラマ、手に汗握るサスペンスが2時間半をあっという間にさせる。 【j-hitch】さん [地上波(吹替)] 9点(2010-09-21 21:04:08) 42.骨太なストーリー、癖のある登場人物、これぞハードボイルド。伏線のあるストーリーなど文句なしの傑作。この映画以降、これ以上のハードボイルド映画はないと思う。 【パオ吉】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-09-26 22:07:52) 41.《ネタバレ》 「対象的な3人の刑事が刑事が巻き込まれた大量殺人事件を追いかけていくうちに、知られざる裏の顔が見えてくる」という展開は地味なのだが脚本が練られているので飽きさせません。キャラクターもそれぞれ魅力的であり、誰かに肩入れしながら見ることができます。 また、伏線もしっかりと張られて最初は散漫でも後半にまとめあげていく盛り上がりが素晴らしい。そうでありながら抑制が効いた演出のお陰でハードボイルドな雰囲気が際立っています。 【飴おじさん】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2009-05-06 10:27:24) 40.《ネタバレ》 とにかくかっこいい男の映画でした。黒幕が判明してからのバドとエドのコンビが最高です。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-15 01:04:38) 39.《ネタバレ》 オープニングで手際よく三人の刑事を紹介し、個性的な彼らがやがて手を結び、一つの事件に立ち向かっていく様をスリリングに描いていく。ムード満点の美術と衣装、実力派の俳優陣が重厚な雰囲気を盛り上げる。中でも、出色はケビン・スペイシー。まさかの途中退場には唖然としたが、それにより彼の印象がより強まった。この年は『タイタニック』にお株を奪われたが、こちらに軍配を上げる映画ファンも多いのではないか?90年代を代表する傑作ハードボイルド。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-06-27 15:26:31) 38.《ネタバレ》 DVDでカットなしを観て、初めて色々な事が分かって来ました。3人の刑事が有為屈曲があっても、最後には正義に結びついてゆく、といった大筋でしょうか。「何故、刑事になった?」「忘れたよ」から「ロロ・トマシ」という架空の巨悪をやっつけるテンポは、結構唸らされました。▼好きな場面を幾つか。バドに00を掴まれて脅迫されたボディガードのストンパナートとラナ・ターナーとは本当の愛人関係があり、あの酒場でのラナ・ターナーは本物だったそうで、特別サービスみたいだったそうです。ホモのロウ検事を2人で脅迫するところは、切れマクリのバドとエドとの掛け合いが面白く、憧れます。それにしても、色々な要素がてんこ盛りで、それでいて纏まっており、アカデミー賞を受賞した作品として、うなずけました。音楽もおしゃれでした。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-24 10:53:46) 37.映画の一ジャンル、ノワールもの。「チャイナタウン」もそうだけど、この時代の、ファッションとか音楽とか車とか、きらびやかな都会とか、悪と暴力と正義と美女のノワール映画はマッチする。人間の欲望、資本主義的な欲望を見せてくれる。ジェームズ・エルロイ原作でしょ、もう、人間の根元の所で藻掻く、悪とか正義とか、そんな二元論なんか蹂躙するような、人間劇は当然と思って見なきゃ。でも、映画だから、その上、人間の善を信じているような、ハリウッド的な部分も絶妙なバランスで加わり、展開している。脚本を練って練って練り上げたんだろうな。全てのシーンに、映画自体の持つ華やかさがあるが、同時に、人間欲望のドロドロした部分を裏に感じさせるという(見る者はエルロイを知っていることが前提なのだが)、二層構造を楽しむ映画とも言えます。エルロイを知らない人は二回ご覧になってくださいね。 【K-Young】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-02-28 22:36:29)
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