|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 良く考えてみると脱獄してからの展開は『手錠のままの脱獄』のパクリみたいなもんですが、そんなことを微塵も感じさせない痛快な作品です。広大な国土のアメリカと違って日本では脱獄は自殺行為だと思ってましたが、こういう風に北海道の最果てなら成功して逃げ切れそうな説得力があります。 いつも通りのストイックで家族思いの高倉健なんですが、この映画の健さんは饒舌とまではいかないにしても良く喋るんです。入浴のシークエンスではハダカで阿波踊りまで見せてくれるんですから、びっくりです。でも随所で流される健さんのナマ歌『網走番外地』には、なんか荘厳な響きすら感じて震えちゃいました。 監督の石井輝男を始めとしてアラカンや丹波哲朗といった新東宝の残党メンバーたちの底力がこの作品を傑作にまで高めたのかもしれませんね。アラカンの鬼寅はさすがの迫力でしたし、丹波が最後までイイ人だったというパターンも珍しい。この映画は本来二本立て興行のBプロとして撮られた小品なんですけど、これでも新東宝の予算じゃ決して撮れない企画なんだから石井輝男も思い残すことなかったでしょう。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-02-10 20:16:10)(良:1票)
3.タイトルと高倉健主演ということ以外、ほとんど何も知らずに見ましたが、これは面白い。さすが、この後に続編が何本も作られただけのことはあります。 暗くて寒々しいだけかと思っていたら、さにあらず。貧乏くさいのは仕方がないとして、ときどき笑えるし、若い高倉健も元気がいい。牢内の人間関係も絵に描いたように醜悪。そして終盤の〝トロッコ・チェイス〟や機関車のシーンなど、とてもCGでは出せない迫力があります。さらに最終盤には、醜悪な人物に花を持たせてホロッとさせる。なかなか見どころ満載です。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2024-10-07 21:06:06)
2.《ネタバレ》 脱獄してからの展開は「手錠のまゝの脱走」のアイデアそのまんまなんですが、本作は、映画というのはラストのワンシーンで傑作になるという、一例ではないかと思います。主人公が「おっかさーん」と言いながら相棒(?)を置き去りにしようとしたとき、あれだけワルだった奴まで「おっかさん…」と呟いたとき、主人公がとった行動は……。それだけで私の涙腺は緩んでしまうのでした。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-02-10 04:08:11)
1.石井輝男監督の最高傑作!です。 続編はややショボイですが、本作は別格。 スピーディでハラハラドキドキの展開に、心を鷲づかみにされました! 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-10-15 11:58:57)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
33人 |
平均点数 |
6.88点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 1 | 3.03% |
|
4 | 2 | 6.06% |
|
5 | 3 | 9.09% |
|
6 | 7 | 21.21% |
|
7 | 7 | 21.21% |
|
8 | 8 | 24.24% |
|
9 | 4 | 12.12% |
|
10 | 1 | 3.03% |
|
|
【その他点数情報】
|