みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
6.山の手線にのっていて(浜松町近辺で)東京タワーがビル越しに「見える・見えない」状態になるといつもこの映画を思い出して切なくなります。 今この電車に乗っている何人の人が「鬼畜」を思い出してるのかなあって考えたりして。とても悲しい映画ですが、最後のシーンで心が救われます。 【東京50km圏道路地図】さん 9点(2003-12-27 23:36:20)(良:1票) 5.いやー、凄いお話ですね。実話に基づくものだと聞いて本当に”鬼畜“だなと思います。映画としての感想としては、シナリオは抜群に面白い。怖いのと可哀想なのと、「元はといえば全部旦那のせいだろ!」とツッコミながら観てしまいました。あと東京タワーで置き去りにされた良子の行方が気になります。いい人に拾ってもらいたい。演者も緒形拳、岩下志麻、小川真由美皆さん迫真の演技。特に岩下志麻と小川真由美の罵しりあうシーンは凄かったですね。緒形拳の情けない感じも上手い。子役の利一と良子が酷かったというか、皆さんのおっしゃるとおり棒読みですね。この子達が現代の子役くらい上手かったらもっとよくなったでしょうね。ちょっと酷かったのでそこだけが残念です。 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-09-25 12:01:37) 4.《ネタバレ》 横溝正史「八つ墓村」で怖い女を演じた小川真由美が、今度は松本清張「鬼畜」に・・・。子ども3人を押しつけ、さぞ怖い女かと思いきや、押しつけられた岩下志摩はそれ以上に怖い女。この二人の間に挟まれれば、緒方拳ならずともどんな男だって形なしである。よくぞこれほど怖い女を二人も相手にしたものだ。 しかし元はといえば、この印刷屋のおやじのふがいなさである。二人の女性は元はこういう怖い女ではなかったろう。それがこっなったのは「あんたがだらしがないからさ。この甲斐性なし」という二人の女性の声が聞こえてくるようだ。 それと反対に、何度も捨てられそうに必死についてくる男の子のいじらしさ・・・。しかし自分が崖から突き落とされ、九死に一生を得た後は、「この人は父ちゃんじゃない」と永遠の決別をする・・・。まさにいたたれない瞬間であった。 映画の好きずきは別として、良くできていると思うし松本清張映画では「砂の器」と並ぶ名作だと思う。緒方拳はともかくとして、岩下志麻と小川真由美の二人の女優は迫力のある核心の演技と言えるだろう。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 9点(2011-03-19 05:49:08) 3.《ネタバレ》 当時のテレビトレーラーは、衝撃でした。「弟は殺された。妹は捨てられた・・・」 そのたびにブランコに乗ってる兄弟が消えていく・・・っていう、怖いCMでした。 東京タワーでの演出、もの悲しい三拍子のBGM、なにもかも昭和の闇が漂う、 それでいて、もう一回見たくなる作品でした。このころ両親が離婚したので、 利一の気持ちが痛いほど伝わり、涙が止まりませんでした。 【oifair】さん [地上波(邦画)] 9点(2010-05-23 20:08:20) 2.ラストで原作にはないエピソードが追加されていて、より切なさ倍増(;;)。原作より面白い映画を久々に見ました。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-05 09:41:07) 1.怖い映画ですね。子供ができて、その残酷さと悲しさが改めて分かります。岩下志麻と小川真由美のバトルは日本映画史上に残る対決です。そこでの「もぉやめてくれよぉ」という緒方拳の無能っぷりもよい味出してますね。また何よりこの映画は、芥川也寸志の音楽をおいては語れない。ストリートオルガンのかわいらしい音色が映画の不気味さをより際立たせていたと思います。 【神谷玄次郎】さん 9点(2003-12-17 21:47:47)
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