みんなのシネマレビュー

駅馬車(1939)

Stagecoach
1939年【米】 上映時間:99分
アクションドラマサスペンスウエスタンモノクロ映画小説の映画化ロードムービー
[エキバシャ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-11-21)【イニシャルK】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・フォード
キャストジョン・ウェイン(男優)リンゴー・キッド
クレア・トレヴァー(女優)娼婦ダラス
アンディ・デヴァイン(男優)御者バック
ジョン・キャラダイン(男優)賭博師ハットフィールド
トーマス・ミッチェル[1892年・男優](男優)酔いどれ医者ブーン
ジョージ・バンクロフト〔1882年生〕(男優)カーリー・ウィルコックス保安官
ドナルド・ミーク(男優)サミュエル・ピーコック
バートン・チャーチル(男優)エルスワース・ヘンリー・ゲートウッド
ティム・ホルト(男優)ブランチャード中尉
トム・タイラー〔1903年生〕(男優)ルーク・プランマー
ヤキマ・カナット(男優)キャバレー客引き(ノンクレジット)
柴田秀勝(日本語吹き替え版【PDDVD】)
納谷悟朗リンゴー・キッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子娼婦ダラス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
相模太郎御者バック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一賭博師ハットフィールド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大平透酔いどれ医者ブーン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
川久保潔カーリー・ウィルコックス保安官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢サミュエル・ピーコック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一エルスワース・ヘンリー・ゲートウッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木弘子ルーシー・マロリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石森達幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木れい子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
今西正男(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
前田昌明リンゴー・キッド(日本語吹き替え版【TBS】)
初井言栄娼婦ダラス(日本語吹き替え版【TBS】)
田の中勇賭博師ハットフィールド(日本語吹き替え版【TBS】)
桑山正一酔いどれ医者ブーン(日本語吹き替え版【TBS】)
小林昭二リンゴー・キッド(日本語吹き替え版【テレビ】)
脚本ダドリー・ニコルズ
ベン・ヘクト(ノンクレジット)
音楽リチャード・ヘイグマン
レオ・シューケン
撮影バート・グレノン
製作ジョン・フォード
製作総指揮ウォルター・ウェンジャー
配給ユナイテッド・アーチスツ
松竹(松竹映配)
編集ドロシー・スペンサー
スタントヤキマ・カナット(スタント総指揮)(ノンクレジット)
その他ウォルター・ウェンジャー(プレゼンター)
淀川長治(邦題)
あらすじ
1885年頃、アリゾナ州トントからニューメキシコ州のローズバーグへ向かう駅馬車に様々な事情、思惑を持つ8人の人物が乗り込んだ。御者のバック、保安官カーリー、身重のマロリー大尉夫人、酒商人ピーコック、賭博師ハットフィールド、銀行頭取ゲートウッド、アル中の医者ブーン、娼婦ダラス。出発直前に電信が不通になり、アパッチ族襲撃の危険が生じるが、駆けつけた騎兵隊は次の駅までしか護衛しないと言う。出発後間もなく、脱獄囚リンゴ・キッドが殺された親兄弟の仇討ちのため、駅馬車に乗り込んだ。

くなくな】さん(2004-06-09)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(9点検索)】

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14. 殆どシューティング・ゲームの敵機の如き扱いに、インディアンもといネイティブ・アメリカンの方にはさぞムカツク映画だろうとは思いますが、生憎私ゃ日本人なんで、差別的視点云々抜きにして駅馬車襲撃の凄まじいサスペンスとダイナミックなアクションを堪能させて貰いました。流石フォード!この時点で既にこれだけの完成度は反則と言っても過言ではないでしょう。何かとジョン・ウェインばかりが語られがちですが、製作当時(1939年)、アノ「風と共に去りぬ」と掛け持ちで、優れたバイプレーヤーぶりを発揮したトーマス・ミッチェルの存在感を忘れちゃ困ります。本作でのオスカー助演男優賞・受賞は伊達じゃナイ!あ、それと第二次世界大戦が勃発した年の作品であるってコトを呉々もお忘れなく。こういう古典を評価しようと思うのならば、その作品の歴史的に果たした影響力や先進性を常に念頭に置いて鑑賞するコトが大事だからです。この後、コレを凌ぐ西部劇の数が一体どれだけありましたか?フォード自身の作品を含めても十指に満たないと思いますが。(もしも有ると仰るヒトがいたら、ちょっとムキになり過ぎですね。頭を冷やした方が良いかと…。)私ですか?うーん、「シェーン」に「赤い河」、あと「真昼の決闘」くらいしか思い浮かばないなぁ。 へちょちょさん 9点(2003-01-05 06:46:50)(良:3票)

13.《ネタバレ》 “Stagecoach”邦題まま。中学生の頃、退職する映画好きの先生が最後の授業で紹介してくれた映画。
先生が子供の頃は、映画館で一本の映画をず~~っと、それこそセリフ覚えるくらい何回も観てたんだって。入替制のない時代の話。劇場出たら再入場できないし、中で食べ物買うと高いから、おにぎり持参で朝から晩までぶっ通しで観てたんだって。私も当時、せっかく観るならと最低2周はしてたけど、昔の人は気合入ってんな~って思ったっけ。
45分の授業だから、ビデオで観せてもらえたのはインディアンとのチェイス・シーンのみ。先生はこのシーンを始めて観た時の衝撃を熱心に話してました。
当時の目で観ると、古典的な西部劇映画だなぁ。程度の感想だったけど、先生には50年経っても色褪せない作品なんだろうなぁ、って。今にして思うと、先生の駅馬車は私にとってマッドマックス2なんだろうね。今の子の目にどう映ろうと、自分が子供の頃に観た映画の興奮って、何年たっても色褪せないものだわ。

最近になって初めてきちんと観たけど、まぁ面白い。アクションは後半に集約されているんだけど、静かな前半でそれぞれの人物の背景がきちんと書き分けられていて、すごく解りやすくて、みんな魅力的。99分の映画(あれ?私のDVDは95分だぞ??)で、主要人物9人も出してるのに、詰め込み過ぎにも駆け足にも感じさせないのは上手い。
エンド・クレジットを観るとジョン・ウェインよりクレア・トレヴァーが先なんだな。

ローズバーグに進むか引きかえすかの投票は、自分も参加してる気持ちで考えてたし、飲んだくれの先生が子供を取り上げたところなんて『頼むぞ先生』って思えた。赤ん坊にリトル・コヨーテと(勝手に)名付け、まるで家族が増えたかのような喜びようも凄く共感。
チェイス・シーンで最初に“いい人”ピーコックが討たれる突然の展開感も上手い。馬車馬に轢かれるインディアン、先頭馬に飛び移るスタントは確かに迫力がある。謎の紳士ハットフィールドのモヤモヤを遺言一言で解決。
キチッと描ききったチェイス・シーンに対し、たった3発の弾で挑むリンゴの最後の決闘は映像で観せず音だけのハラハラ演出。そして最後、荒野へと掛け出す馬車のスカッと爽快感が素晴らしい。
こんな古い映画なのに、娯楽映画として完成されている。歴史的価値ではなく、1本の娯楽映画として評価したい。 K&Kさん [DVD(字幕)] 9点(2023-10-15 09:56:26)(良:1票)

12. さして長くもない上映時間で比較的大勢のキャラクターが出ているのに、一人一人が実に丁寧に描かれているのは見事!これぞ名画。
何回も何回も見てる映画なので多少はだれるかと思ったが全くそんなことはなく一気に鑑賞できた。

 ただ、ネイティブアメリカン側にしてみれば奪われた土地を取り返すための正当な戦いであることは分かり切っていながら、完全に白人側に感情移入して、騎兵隊のラッパが鳴り響いた時には実に嬉しかったのは、自分でもちょっと残念w

 最近南北戦争に関する書物を読んだり映画を観たりすることが多いので、酔っ払いドクターが何かと北軍のことを口走り、それにいちいち南軍くずれのばくち打ちが反応するのも面白かった。

 リンゴのダラスの気の引き方、落とし方もいいなあ rhforeverさん [DVD(字幕)] 9点(2019-12-31 17:08:27)(良:1票)

11.ともかくお医者さんにメタメタに惚れた。コーヒーと水をバシャバシャやって酔いを醒ますシーン!その他!かっこよすぎる!!そしてみんな一人一人のキャラがすごく立ってる。台詞台詞の一つ一つに輪郭がちゃんとあって、全部無視できない。嫌なやつもいいやつもいて・・・なんだろう、そう、この馬車の中は社会の縮図なんだ(今更私の言うことでもないな)と思った。ともかく、馬車の中だけで「世界」を見せるからさ、いいなあ、昔の映画、アクション映画でも薄くない。ただ最後三人相手にあっさり勝っちゃったのが「?」だったので一点引かさせていただきます。でもいい。もはや馬車のシーンについては眼が点になったまま終わったとだけ言っておきますわ。凄い。 かなかなしぐれさん 9点(2004-03-20 22:39:06)(良:1票)

10.故淀川長治先生が「西部劇の傑作!私の命のような映画」とおっしゃっておられて、これは是が非でも観なければならん。観なければ映画好きを自負できないとまで、追い詰められた忘れられない映画です。ジョン・フォードの映画は、それまでTVでよくやっていまして西部劇の巨匠として認知はしていました。しかし、この作品を観まして、西部劇の神様になりました。人物描写もさることながら、街の情景、荒れ地など、確かにモノクロなのに色のついているように見えてしまうのです。ついでに砂の匂いとか、飲んだくれ医者の酒の匂いとか。感覚とでも言うのでしょうか。そこにあるみたいな。手で触れられるみたいな。それだけ画面に映る物すべてに存在感があり、理由があるからなのでしょう。ただの西部劇とはちがうぞ。こんな作品を自分が生まれる遥か前に(まだ、空気みたいな頃に[淀川先生がよく使ってらっしゃった])作っていたなんて。今観ても充分面白いですし、退屈などしません。名画として輝き続ける1本です。 映画小僧さん 9点(2004-03-10 12:34:54)(良:1票)

9.“地獄馬車”と言って、果たして何人がこの【駅馬車】を連想する事が出来るでしょうか?恐らく出来た人は相当映画好きか西部劇好きかのどちらかだと思います。じゃあ何故、僕が連想できたかって?それは、淀川さんの著書を読んだからですよ。この映画、淀川さんが正に西部劇といってるように、正直な話、いままで西部劇といえば荒野の七人と思ってた僕の考えを見事打ち砕いた作品であります。ありとあらゆる層の人々がひとつの馬車に乗り込み、そこでは次々と事件が起こる、そしてそれらが全て片付いたとおもったら、最後に彼らを襲うのはインディアンたち。そこからのガン・ファイトがまた素晴らしい!そして、当時CG合成など無かったであろう時代に、馬から馬へと次々に飛び移っていくジョン・ウェイン扮するリンゴのカッコいいこと!!そしてやっと目的地に着き、リンゴは当初の目的、復讐を果たし、求婚した女性と共に去っていく…この作品、前半は人物たちのやり取り、そして後半はダイナミックなガン・アクションと、娯楽映画のツボを物凄く押さえてる、正に西部劇の“決定版”だと思います。 クリムゾン・キングさん 9点(2003-12-15 03:46:09)(良:1票)

8.久しぶりに再見して一気に評価が変わりましたので、全面的に書き直して評価アップします。疾走する駅馬車と襲撃するインディアンの迫力、スピード感、スリルは文句なしに素晴らしい。御者台から馬を伝って乗り移るスタントはもちろん、つんのめる馬から転げ落ちるインディアンのすさまじさもすごい。これがすべて実写の体を張ったアクションだからなおさら。これ以外に乗り合わせた人たちの人物像やエピソードがとてもうまく描かれている。酔いどれ医師はここぞという時に何度も存在感を発揮する。お尋ね者のリンゴと商売女とさげすまれる女、社会のはみ出し者がみなの危機を救う爽快さ。保安官も最後に粋な人情を発揮する。 アクションだけじゃなくこうした人間ドラマが描く深さもある。インディアン悪者扱いは別としてフォード監督はやっぱり上手い。 キリコさん 9点(2003-05-31 17:08:33)(良:1票)

7.《ネタバレ》 単純明快な物語。人間ドラマ、恋愛、格闘シーン、スカッとするラスト、どれも秀逸で、娯楽映画としてのエッセンスが詰まっている。足りないのは芸術性くらいだが、アパッチ襲撃シーンは芸術の域に達していると思う。フィルムのコマ数を落して馬の疾走感を出す、馬車がカメラの上を駆け抜ける、俯瞰撮影、フィルム合成、危険なスタントシーン、賭博師が撃たれるシーンを見せない選出など、どれも素晴らしい。
◆人間ドラマはもっと掘り下げることが可能。①医者は医者として自信を失う事があり、トラウマを抱え、酒浸りになった。出産と治療を通じて、医師としての自信を取り戻す。②賭博師は判事の息子だが放蕩者になった。そのきっかけの一つがかつて貴婦人に失恋したこと。偶然再会して護衛を申し出る。③銀行家は厳格すぎる妻との生活に嫌気がさしていた。その日の大喧嘩する。そのとき大金が持ち込まれ、アパッチの襲撃で電信が途絶えた。チャンスとばかり駅馬車で脱出を試みる。命からがら助かった彼は、かわいい息子がいたことを思い出し、自首する。④娼婦は足を洗ってこの町に来て真面目に働いていたが、婦人会から追い出される。唯一の友人がリンゴで、無理と知りながら、彼との結婚を夢みていた。⑤貴婦人は騎兵隊の大尉と駆け落ちをして一緒になった仲。夫が重傷との連絡を受け取り、身重の身を押して、単独夫の元へ駆けつけるところ。賭博師と大尉は恋敵だった。⑥リンゴは無実の罪で刑務所に入れられた。3兄弟が嘘の証言をしたためだ。しかもリンゴの父、弟を殺したのは3兄弟だと判る。リンゴは脱獄し、復讐を誓う。◆アパッチが馬車の馬を撃たなかったのは、馬の強奪が目的だったからと解釈しましょう。アパッチにとって馬は通貨と同じです。残念なのはせっかくやってきた騎兵隊とアパッチの対決シーンがなかったこと。終わってみれば2名負傷したものの犠牲者は1名のみ。3兄弟との決闘はあっけないです。3兄弟は逃げずに堂々と勝負しますが、もっと悪者キャラにして、リンゴをだまし討ちにするが、返り討ちに会う方がカタルシスがあります。保安官が結婚の約束をしたリンゴと娼婦を見逃してやるという粋な計らいで終了。「一杯おごろう」「一杯だけな」誰でも祝杯をあげたくなります。ところでリンゴと娼婦はこの日が初対面ですが、女が娼婦ということを知っているのでしょうか。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 9点(2011-09-24 01:18:19)

6.駅馬車の中の詰め込まれた乗客たちそのままに濃縮された人間模様、アパッチ襲撃の迫力、疾走感、胸のすくラストシーンまで70年以上経ても、失うことなき輝きにすげーすげーと感嘆するしかない。タフでラフ、そして粋だ。

長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-09 12:04:56)

5.《ネタバレ》 100分足らずの時間内に、よくぞここまで人間ドラマとアクションを盛り込んだものだと感心してしまいました。各乗客がそれぞれ個性的で、無駄なく使われていたと思います。
戦闘シーンは見応えがありましたし、最後の決闘シーンは一瞬でしたが、それによってカッコよさが増したように思います。
また、アル中ドクターが随所でいい味を出しており、ラストの粋なはからいで後味もよく締めてくれました。
一歩間違えば「ごった煮」になりそうな危うさがありましたが、バランスよくまとめ上げていたと思います。 午の若丸さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-03 11:51:07)

4.人数が多いのでジョン・ウェインの存在はそんなにも強くないけど他の出演者たちと巧く繋げられてるので彼の個性はちゃんと生きてますねぇ。ウエスタン映画としてはよくあるストーリーですが、カメラワークが素晴らしいしアパッチ襲撃シーンなんかはあんだけダイナミックに、そして繊細に撮ってる映画なんて他にほとんどないと思う。今じゃカラーだし大作ウエスタン映画なんてもう作られることはないだろうからあの雰囲気を味わえないのが悲しい。。 M・R・サイケデリコンさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-13 12:04:14)

3.《ネタバレ》 駅馬車ってなんだろうと思ったら、定員6人、無理して8人の乗合馬車のことなんですね。モニュメントバレーを駆ける馬や馬車が爽快で、それに合わせて、馬車内の人間ドラマがテンポよく繰り広げられます。馬車内の人たちは脱獄囚、医師、賭博師、貴婦人、娼婦など、個性豊かで、職業も身分も社会的立場もみんな違います。そして、全員が南北戦争の影響を何らかの形で背負っています。そんな人達が、たまたま1台の駅馬車に乗り合わせ、目的地で降りて行く。ただ、それだけの話なのに、端役の1人まで生き生きしていて、人間描写、襲撃シーン、決闘シーンとメリハリが利いていて完成度が高いです。個人的には、ブーン先生はもちろん、御者のバック、女房より馬を惜しんでいたクリス、出番は少ないけど、駅馬車護衛の中尉役のティム・ホルトがいい味出してたと思います。ロマンスだけはこなれない感じですが、そこまで注文するのは贅沢でしょう。マロリー夫人(妊婦に見えませんが。)の出産後、ダラスが赤ちゃんを皆に見せに来る場面で、リンゴだけがダラスを見てる場面が印象的でした。しかし、これが出世作だけあってジョン・ウェインが若いですね。ダラスに銀カップなしでごめんと水筒を渡すところなんて、爽やかで可愛いです。途中駅(ただの民家ですが。)の様子やローズバーグの荒々しい雰囲気もいいし、スタントシーンは噂通りの迫力で申し分ないです。ただ、山場のアパッチ襲撃シーンのすぐ後に、決闘シーンが続いたので、ちょっと疲れてしまいました。でも、最初のシーンから最後まで、馬で駆け抜いただけあって、終わってみると、たったの97分なんですね。とても濃い映画でした。 くなくなさん [DVD(字幕)] 9点(2004-06-08 01:12:43)

2.ジョン・ウェインが若くてかっこよかったよ。古い映画だけど。。。 【NineBar】さんの20代からジョン・ウェインはジョン・ウェインだったという意味に同感。渋いよなあ。 かずさん 9点(2001-01-29 20:56:15)

1.ジョン・ウェインが初々しい作品。J.フォード監督が後年量産した西部といえばあの風景といえる初期の作品。馬車がカメラの上を走って行くという手法も劇的。ジョン・ウェインは20代からジョン・ウェインだった。この言葉の意味を知りたい人は、アメリカ人に聞いてみてください。年配の方なら上手に説明してくださると思います。(笑) NineBarさん 9点(2000-12-26 05:21:33)

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【点数情報】

Review人数 99人
平均点数 7.40点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
322.02% line
455.05% line
599.09% line
61212.12% line
71818.18% line
82626.26% line
91414.14% line
101313.13% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.71点 Review7人
2 ストーリー評価 7.91点 Review12人
3 鑑賞後の後味 8.18点 Review11人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 7.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1939年 12回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞トーマス・ミッチェル[1892年・男優]受賞 
監督賞ジョン・フォード候補(ノミネート) 
撮影賞バート・グレノン候補(ノミネート)白黒
作曲賞(ドラマ)リチャード・ヘイグマン受賞(作曲・編曲賞として)
作曲賞(ドラマ)レオ・シューケン受賞(作曲・編曲賞として)
美術賞 候補(ノミネート) 
編集賞ドロシー・スペンサー候補(ノミネート) 

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