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ベティ・ブルー/愛と激情の日々

37.2 Degrees in the Morning/Betty Blue
(37°2 Le Matin)
1986年【仏】 上映時間:121分
ドラマラブストーリーロマンス小説の映画化エロティック
[ベティブルーアイトゲキジョウノヒビ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-09-17)【Olias】さん
公開開始日(1987-12-12)


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監督ジャン=ジャック・ベネックス
キャストジャン=ユーグ・アングラード(男優)ゾルグ
ベアトリス・ダル(女優)ベティ
ジェラール・ダルモン(男優)エディ
ヴァンサン・ランドン(男優)リシャール警官
脚本ジャン=ジャック・ベネックス
音楽ガブリエル・ヤレド
製作ジャン=ジャック・ベネックス
クローディー・オサール
配給20世紀フォックス
字幕翻訳古田由紀子
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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12.《ネタバレ》 観ていてほんとに苦しい苦しい作品でした。カっとなると何をするかわからない気性の激しいベティ。大抵の男はベティのような女は重すぎて逃げ出すんじゃないでしょうか。設定ではベティはやっと20才くらい、ゾーグは30才過ぎてるのじゃなかったかな。けっこう年が離れているからこそゾーグはベティを受け止められたのだと思う。ゾーグに対し「アバタもエクボ」的に惚れこむ情の深いベティ。当のゾーグは夢などとっくに忘れてしまったように惰性的にその日暮らしで生きている。それに苛立ち思うようにならず妊娠も間違いだったことが決定的となり精神に異常をきたしショック状態に陥ったベティをゾーグは開放してやるつもりであんなことをしたのだろうか。ベティのいなくなった部屋でひとり静かに原稿に向かうゾーグ。ベティとの激しく濃密な日々を書くことで世の中に認めらることになる。それを一番望んでいたベティはもういないというのがなんともドラマチックです。 envyさん 9点(2003-12-07 00:40:53)(良:2票)

11.《ネタバレ》 当時10代のドーテー少年には刺戟が強すぎましたね、この映画。それまで深夜のテレビでやってるエロ映画の存在は知ってたけど(年忘れ「エマニエル夫人」大会とか「窓からローマが見える」とか)あくまであれはエロの為のエロであって、真の情愛を伴っての濃密な性愛行為の描写にはまだ巡り会っていなかった。こういう互いに傷つけ傷つけあいながらも成り立つ愛もあるんだって。フランス映画の、恋愛性愛徹底至上主義を認識したのもこの映画が最初。外壁ペンキ塗立て海辺のコテージの佇まい、ヒロインの厚めの唇を半開きにした亡き顔のショットなんかを、30年以上経った今でもはっきりと覚えているのは、おそらく自分の中でこういう「愛と激情の日々」的恋愛に、どこかで憧れを抱いていたからかもしれません。ついぞこの歳までこの手の中途半端に手を出したら火傷する的な、恋の対象に遭遇する事は叶いませんでしたが。・・・いや、でもまだ間に合うかなぁ・・・。 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 9点(2024-01-11 08:21:09)

10.《ネタバレ》 痛いです。心が痛い。自分の愛により自ら心を壊してしまう。実際、身体の病気にもあるんです。自ら自分の身体を攻撃してしまう病が・・・。極端な描き方ではありますが、心に迫ります。映像も音楽も素晴らしい。ただ、個人的にはうちのダンナには見せたくない映画です。特に男性に関しては、かなり観る人を選ぶ作品かと思います。 タマクロさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-11 17:23:08)

9.ここまで過激では無いにしろこういう女性っているんですよ。「猟奇的な彼女」の彼女にしてもそうなのだが、愛情表現が苦手で傷つけあう事でしか愛情を確認できなかったりする訳で、男は全てを受け入れ続け、彼女に心の緊張を解きほぐして安心、安らぎを与え続ける事しかないんでしょう。付き合ってるときはコイツの事を100%理解し、全て受け入れ愛し続けるのは自分以外に有り得ないと思うんだけどねえ。 亜流派 十五郎さん 9点(2003-11-02 15:23:29)

8.恋心に真正面を向けないでいる私に、とても影響を与えた映画です。強さ弱さと簡単には表現出来ないものが私の中で膨らんで、なんとも言えない気持ち。見終わった後にも、確かな余韻を私の中に残しています。 風太郎さん 9点(2003-04-09 22:30:12)

7.こういう悲壮感のある純愛がせつない、いい作品だと思う。色彩もキレイだし、私好みの作品だった。ラストは本当に泣けた。 しゃぼんだまさん 9点(2003-04-05 10:00:27)

6.衝撃的でした。ラストの方とかなんか怖かった。お互いすごく愛し合っていたのに、微かなズレがあったんだと思う。だからベティは壊れてしまった。そしてゾーグはベティを一生を愛し続ける。二人は離れてしまった様で、実は愛し合い続けるために、最良のカタチになるべくして、なったんだと、そう自分なりに考えました。 たりーさん 9点(2003-02-04 10:42:27)

5.激しすぎる愛のあまり自らを傷つけてしまうベティと彼女の全てを理解し、優しく包むゾルグとのストーリーにも圧巻されるが、私が一番感動したのは、なんと言っても、映像、サウンドの美しさである。 桜貝さん 9点(2002-03-20 06:05:21)

4.ベティのような人達は、幸せになれないような気がする。なれない?僕もベティに似ているかもしれない。      ’86さん 9点(2001-10-26 20:29:14)

3.激しすぎる愛。ハッキリ言ってついて行けない。それにしてもこの女性しつこ過ぎるぞ。でも、何故か感動した! イマジンさん 9点(2001-01-27 00:50:05)

2.怖いことに、私はベティに似てる要素があるらしい。けど目をえぐったりはしませんよ。激しい愛でありつつ、二人とも相手にとっての真の幸福を理解していないのが印象的。お互い勝手に暴走して終了。ベティが死ぬことによりゾーグは生身のベティから解放され、愛し続けていくことが出来る、という感じを受けた。 あもさん 9点(2001-01-20 23:41:37)

1.見たのはえらいこと昔なんですが、ものすごくショックで・・・。一週間くらいウツになりましたよ、マジで。これ、女性にはオススメだなぁ。空気的には、「アデルの恋の物語」と近いかな。当時受けたショックが大きくて、その後、見ようという気にならないんですが、忘れられない映画。 ちっちゃいこさん 9点(2000-07-30 21:37:23)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 74人
平均点数 7.28点
000.00% line
111.35% line
211.35% line
322.70% line
456.76% line
51013.51% line
679.46% line
7810.81% line
81317.57% line
91216.22% line
101520.27% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1986年 59回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1986年 44回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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