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男はつらいよ 純情篇

1971年【日】 上映時間:90分
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
[オトコハツライヨジュンジョウヘン]
新規登録(2004-08-05)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1971-01-15)


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監督山田洋次
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
若尾文子(女優)明石夕子
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
森川信(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
谷よしの(女優)長崎の宿の仲居
垂水悟郎(男優)夕子の夫
松村達雄(男優)山下医師
宮本信子(女優)絹代
森繁久彌(男優)千造
原作山田洋次
脚本山田洋次
宮崎晃
音楽山本直純
作詞星野哲郎『男はつらいよ』
作曲山本直純『男はつらいよ』
主題歌渥美清『男はつらいよ』
撮影高羽哲夫
企画小林俊一
高島幸夫
配給松竹
美術佐藤公信
編集石井巌
録音小尾幸魚(調音)
中村寛
その他東京現像所(現像)
山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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2.《ネタバレ》  タイトルバックが鳥瞰撮影という、シリーズの中でも珍しいオープニング。序盤のサブプロットで登場する、森繁久弥さん・宮本信子さんという名優が登場するのを暗示しているかのよう。中盤辺りから登場する、 (寅次郎曰く「スケベ医者」の) 山下医師。これを演じているのは、後に二代目おいちゃん役として出演する、松村達雄さん。渥美さん、松村さん、そして初代おいちゃんの森川信さんが、束の間だけ同じ画面に登場してのやり取りが、もう堪りません。

 松村さんは、おいちゃん役以外でも『男はつらいよ』シリーズに度々出演していますが、本作での山下医師は特に秀逸。「あの先生はなぁ、自分の腕に自信がない時は、すぐに他の医者を紹介するんだ。その点じゃあ、信頼出来るぜ」と、おいちゃんが珍妙に評して言う彼は、若尾文子さん演じるヒロインが寝込んだと (誤って) 聴くや、息せき切って駆けつけるものの、具合が悪いのは寅次郎だと聞かされるや、呆れて帰って行くという豹変ぶり。

 また、終盤近くで、寅次郎が診療室に乗り込んで来た時も、何と咥え煙草で「はいぃ。息を…ふぅーーと吸ってぇ…」と、長髪の患者を聴診中という有様。直後、その患者が「男」と判るや、松村さん独特の「バカァ!」が炸裂するというシークエンス、BGMもない地味なものですが、非常に秀逸なおかしさでした。

 (*2005年6月30日付け追記:松村達雄さん逝去の報に接し、追悼の意を込めて再見しました。松村さん、貴方は素晴らしかったです) Harpo=ひろしХирошиさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-03-02 22:49:11)(良:1票)

1.《ネタバレ》 いやあ、男はつらいよシリーズ、DVDで何本か持ってるにも関わらずBS2での放送観てしまいます。なんでやろ?改めてレビューし直し致します。初代おいちゃんの森川信さんと二代目おいちゃん役でついこないだ亡くなられた松村達雄さんの2人を一つの作品の中で観ることが出来るこのシリーズ第6作もかなりの出来栄えです。松村達雄さんのあの何ともいい加減な医者、たまりませんね。おいちゃんの時も勿論、良いのだが、第32作「口笛えを吹く寅次郎」の時のお坊さんといい、今回の医者といい、個人的にはおいちゃん以外の役の時の松村達雄さんが大好きです。その他、この作品の中で私が一番好きなシーンは最後の方の柴又駅での寅さんとさくらの別れのシーン、寅さんがさくらに向って言う台詞「故郷てやつは、故郷てやつはよう!」と言うとその後、電車の扉が閉まり、続きは何て言ってるのだろうか?そんな正しくこれこそ正しい映画としての有り方、見せ方なんだと思います。こういう所が山田洋次監督の上手さとでも言いますか、本当に上手い演出と見事な脚本、とにかくこのシリーズ第6作目の本編も傑作です。
さて、続く第7作ももう一度観てレビューし直そうかなあ! 青観さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-08-13 23:02:05)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.65点
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5516.13% line
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7929.03% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

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